東京育伸会講師ブログ

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講師が交代で更新していきます!!

授業外の学習

2016-03-30 | 教務

 

こんにちは杉谷です

当塾は春期講習真っただ中ですが、そんな中で不足していると感じる

授業外の学習について書いていきたいと思います

 

学習というものはインプットをしてアウトプットをするという

2つのステップを踏んで初めて成立するものですが

 

当塾の生徒を見ていると特に後者のアウトプットが足りていないと感じます

 

当塾の授業は主にインプット中心で行っています

未習単元の解説

基本的な問題の解説等です

 

講義内でテストを行うこともありますがこれはインプットした内容の確認で

インプットの延長線上です

 

ではアウトプットはいつ行うべきなのでしょう

 

それは授業外の時間です

 

授業外の時間とはここでは

授業

宿題

確認テストの勉強

以外の時間を指します

 

皆さんの中でこのような授業外の時間に学習

つまり自習をしている人はどれほどいるでしょうか

 

実はこの自習の時間こそがインプットしたものをアウトプットし

本当の意味での学習にするために

そして周囲と差をつけるために必要な時間です

 

それでは具体的に何をすればいいのでしょうか

最も簡単なのは市販の問題集を解くことです

他にも友人と問題を作りあって解きあうというのも有効なアウトプットです

 

このようなアウトプットの時間を目安としては

インプットにかかる時間と同じまたはそれ以上かけることが望ましいです

 

ただしここで注意してほしいことはすべての科目で一気にこれをやる必要はありません

例えば5月の模試までに英語と化学はアウトプットをして7割を目指そう

というような時期と科目を絞って行うのが重要です

全てを一気にやろうとしてしまうと時間が足りず、全て中途半端になってしまいます

 

このことに注意して各自目標に向けてアウトプットの練習をしてみてください!!!

 

杉谷


受験勉強を通して学習のプロセスを学ぶ

2016-03-28 | 大学受験

こんにちは,大山です.

 

突然ですが,受験勉強を通して得られるものはなんでしょう.

必死に覚えた公式や化学式や年号も,その後その分野に関わらない限り,ほとんど忘れてしまいます(しかも驚くほど早く笑).

 

しかし,失われないものもあります.

それは,学習のプロセスです.

つまり,知らないこと,分からないことを学習し,体得する方法のことです.

そしてこれが,非常に価値のあるものなのです.

 

受験勉強が終わった先も,ほとんどの人は様々な分野で新しいことを勉強する必要があるでしょう.

その時に,受験勉強で培った経験が活きてきます.

例えば,就職して大量の商品名を覚えなければならない場面.かつて自分が英単語や化学式を覚えた方法を思い出します.

人によってはぶつぶつ唱えたり,書いたり,いろいろあると思いますが,自分に適した学習法を知っていることが大きな強みとなります.

 

こうした力を身につけるためには,受験勉強においても自ら試行錯誤することが大事です.

目標を設定し,自分にあった勉強方法を模索し,反復し,修正する.

もちろん塾や学校の先生に助言を求めることは大事です.

しかし,あくまで受験勉強の主役は自分でなければなりません.

意味も分からず言われたことだけやるような勉強からは卒業しましょう.


英単語の暗記法紹介

2016-03-22 | 教務

大山です.

前回,杉谷講師が「暗記の仕方」の記事を書いていたので,それに乗っかって単語帳で英単語を覚える時のコツを紹介したいと思います.

実際は人それぞれ自分にあった覚え方があると思いますので,参考までに読んでください.

 

ポイントは以下の3点です.

  1. 発音を正確に覚え,声に出す
  2. 日本語を介さないイメージを持つ
  3. 分かりにくい単語は感情を込めて例文を音読して覚える

1は単純な話です.間違った発音で覚えるより正しい発音で最初から覚えたほうが良いですよね.

たまに,発音が全く分からないまま,単語の文字列と日本語訳を対応させて覚えている人を見かけますが,記憶の定着率の観点からも,自信を持って発音できるようにした方が覚えやすいです.

ちなみに僕は,ほとんど分からないような難しい単語帳を覚えるときは,1stステップとして正しい発音だけ言えるようにするところからスタートしています.

 

次に2ですが,英単語はそもそも日本とは文化的背景が異なる国の言葉ですから,当然すべての単語にぴったりの日本語訳が存在するとは限りません.

例えば感情や様子を表す形容詞などは,微妙なニュアンスの違いが分かりにくかったりします.

そんな時は,1つの方法として,googleの画像検索でその単語を検索し,画像として単語の意味をイメージできるようにするというのがおすすめです.(※すべてそうやって覚えたほうが良いというわけではありません)

 

最後に3ですが,単語を例文とともに使い方を含めて覚えるのが良いというのはよく聞く話ですが,ここで強調したいのは"感情を込めて"その例文を音読するという点です.

例文の状況を具体的にイメージし,話者になりきって音読することで,徐々にその単語を使いこなせるようになります.

 

以上3点,参考にしてみてください.


暗記の仕方

2016-03-16 | 大学受験

 

久しぶりの更新になってしまいすみません

 

当塾では毎週単語テストが行われていますがその勉強の仕方を見ていて気になったことがあるので

その事について書いていこうと思います

 

暗記は勉強の基礎です

英語も数学も国語も理科も全ては暗記から始まります

しかし当塾の生徒さんの暗記の仕方を見ていると無駄が多いです

その差で伸び悩んでいる人も多いなぁとも感じています

 

では具体的にどのような点が無駄かというと

・だらだら暗記していることが多い

・キャパシティを広げる努力をしていない

・時間を有効活用できていない

という3点が主に挙げられます

 

この3点について詳しく見ていきましょう

まず「だらだら暗記している」というのは暗記に1時間も2時間も使っているという事です

暗記に時間をかけるのは脳が単純作業を繰り返すことで疲れてしまうので無駄です

そこで暗記はマラソンではなくダッシュだと思うとこれから脱することが出来るかもしれません

短い時間、多くても30分で思いっきり覚えてしまうのを2回、3回間をあけて行う方がだれずに効率的です

まただらだらの原因として単語帳を見ているだけという事が挙げられます

暗記は見て、書いて、聞いて、しゃべって覚えることで脳が最大限活性化するため最大の効果が得られます

 

次に「キャパシティを広げる努力をしていない」というのは自分が覚えられる分量を増やしていく努力をしていないということです

例えば単語ですが、自分は1日150個ほど覚えることが出来ます

(覚えたというのはその日中にテストをした場合満点が取れる状態を指しています)

しかし現在の新高3生は週に100個しか覚えられません

この差は才能の差ではなく単純な努力の差です

自分は中学生のころは週に100個しか覚えられませんでしたが

日々1つでも多く覚えられるように努力した結果現在では1日150個程度覚えられるようになりました

このように暗記できる分量というものはどんどんと増やすことが出来るものです

まずは1日50個から覚えていきましょう

それを毎日継続すれば3、4ヵ月で大きく増やすことが出来るでしょう

そうなればもっと効率的に暗記していく事ができますね

 

最後に「時間を有効活用できていない」というのは場所や時間を選んで勉強内容を決められていないということです

例えば塾に来て出来る自習の2時間と朝学校に行くまでの電車での30分では出来る勉強が大きく異なります

それにもかかわらず塾に来て必死に暗記している生徒さんが多いです

これは正直に言って無駄です

暗記は場所を選びませんから電車内、食事中いつでもできます

しかし数学の問題を解いたり、長文問題を解くということは机に座ってある程度時間がまとまっていないとできません

ですから上の例で言えば

塾に来て自習する時間は数学や長文等の時間がかかって考えるタイプのもの

電車内では暗記という風にあ面に合った勉強をすることで無駄がなくせると思います

 

以上の点を参考にして暗記していきましょう

 

余談ですが暗記物は夜寝る前にやるのがベストですよ

 

杉谷