お久しぶりです!杉谷です
先日大山講師がリスニングについて書いてくれていますが
自分も最近勉強している世界史について書こうと思います
自分は理系ですが、大学受験のセンター試験では世界史を選択しました
そのため当塾で先週から世界史の講義を担当しています
受験から5年が経とうとしているので細かい知識等を忘れてしまっており
講義に向けて勉強しなおしているというのが現状です笑
ただセンターだけだったからとか理系だからという妥協はするつもりは全くありません
そこで今回は「世界史」をなぜ勉強するのか
自分なりの意見を書かせていただきます
小学校でも中学でも高校でも、そして大学でも「歴史」という科目があります
皆さんはなぜ「歴史」を学ぶのか疑問に思ったことはありませんか?
その答えとして一般的に言われているのが
過去に起きたことを学んで未来に役立てるということです
しかし自分はこれだけでは不十分だと考えています
正確には
環境、感情、考えという背景のもとに
人間がどのような行動を取るのか
国家等の集団がどのような行動を取るのか
という人間、集団の本質を学ぶためだと考えています
歴史の中で起きる事件、行動というものがもう一度将来的に起きるかと言われたら
その当時とは環境も、考えも、感情も違うので一概に議論することはできないでしょう
しかしその史実と、背景にあるものを分離して考えることで
このような環境なら、このような考え方なら、このような感情なら起きるという分析が行えると考えています
またそのような環境、考え、感情というものが多様であるため世界史がこのようなことを学ぶには最適だと思っています
当塾の世界史の講義はこのことに注意して
ただ史実を覚えるだけではなく、現代に起きている問題、事実とのリンクについて触れつつ
なるほど人間ってこうなんだとか社会ってこうなんだという発見のある授業を
するように工夫しています
皆さんもぜひそのような視点をもって世界史を勉強してみてください
杉谷
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