友人に誘われ、「貴婦人と一角獣展」に行ってきました。
展示品は貴婦人、紋章を掲げる獅子と一角獣、動物達と百花が描かれた大きなタペストリーです。
鮮やかな赤と青の配色、天井まで届く大型タペストリーが6枚一同に飾られた展示室に入ると、思わず綺麗!と声があがります。大きさといい華やかさといい圧巻です。実際にパリのグリュニー美術館でもこの6枚はひとつの部屋に飾られているらしいです。
タペストリーの一枚一枚が何を意味するものか説明されていましたが、何故一角獣なのかを見損ねてしまいました。15世紀当時の流行りだったのでしょうか?
細かなことを言うと、一角獣は想像上の動物なのでどんな風でも違和感は感じないですし、ウサギや鹿や他の動物はそれらしいのに、獅子は実際のライオンを知っているだけに、顔つきが獅子というより人間じみていてちょっと笑ってしまいました。
とにかく美しいので観に行く価値ありです。グリュニー美術館はノートルダム寺院から徒歩5分だそうですので、パリに行って、観るのもありかな。