サウジアラビアとイランが国交を断絶した。これは、ペルシャ湾が戦場になる(なった)ことを意味する。このことは、わが国への石油供給が途絶する恐れが大きくなったことを意味する。それは、ひとつは、石油施設がダメージを受けることによるもの、いまひとつはホルムズ海峡が通行不能となって石油を運び出せなくなること、によるものである。また戦火をくぐって石油を運び出しに行く人もいないであろう。これは、あした起きても不思議ではない。
以上を踏まえて、われわれ日本人としては、考えたくないことであるが、ここは悲観も楽観もなく、ただ単純に理屈を追って考えることにつとめ、その帰結の教えるところに従って行動することが必要である。おそらく大方による結論をもっとも簡単な形でのべれば、次のようであろう。
日本は国として早急に行動を起こさなければならない。日本は、欧米諸国とは存立の基盤を異にするのである。ペルシャ湾の石油のもつ意味が、わが国にとってと欧米諸国にとってとは、まったく別物である。そのことをCNNは報道してくれない。日本が国として直ちにやるべきことは次のようである。
それは『石油と石油ガス(LPG)によらない電力の確保』に尽きる。そのためには、
1)既設の原発(原子力発電所)の可及的すみやかな整備と再稼働。
2)水力発電所の整備。いつでも全面稼働ができる態勢をつくる。
3)石炭火力の整備。いつでも全面稼働ができる態勢をつくる。
4)石油に代わる液化天然ガス(LNG)や石炭などのエネルギー源の確保。
個人としてやれることは何もない。手をこまねいて事態の推移を見まもるほかないが、こころみに次のようなパズルを解いてみてはどうだろうか。
「最後に残った一本のミネラルウォーターのペットボトルを前に、これを家族全員でどのように分けて飲めばよいか」
以上を踏まえて、われわれ日本人としては、考えたくないことであるが、ここは悲観も楽観もなく、ただ単純に理屈を追って考えることにつとめ、その帰結の教えるところに従って行動することが必要である。おそらく大方による結論をもっとも簡単な形でのべれば、次のようであろう。
日本は国として早急に行動を起こさなければならない。日本は、欧米諸国とは存立の基盤を異にするのである。ペルシャ湾の石油のもつ意味が、わが国にとってと欧米諸国にとってとは、まったく別物である。そのことをCNNは報道してくれない。日本が国として直ちにやるべきことは次のようである。
それは『石油と石油ガス(LPG)によらない電力の確保』に尽きる。そのためには、
1)既設の原発(原子力発電所)の可及的すみやかな整備と再稼働。
2)水力発電所の整備。いつでも全面稼働ができる態勢をつくる。
3)石炭火力の整備。いつでも全面稼働ができる態勢をつくる。
4)石油に代わる液化天然ガス(LNG)や石炭などのエネルギー源の確保。
個人としてやれることは何もない。手をこまねいて事態の推移を見まもるほかないが、こころみに次のようなパズルを解いてみてはどうだろうか。
「最後に残った一本のミネラルウォーターのペットボトルを前に、これを家族全員でどのように分けて飲めばよいか」