4度目のアジア制覇

　　　アジアカップ　決勝
　日　本　１－０　オーストラリア
　　　　　（延長）


日本がオーストラリアを相手に延長戦の末に勝利し、見事アジアカップ優勝を決めました。
試合全体を通し一貫したロングボール攻勢を行うオーストラリアに攻めこまれ危ない場面もありましたが
川島の好セーブやＤＦの粘りで得点を許さず。
一方攻撃ですが、相手守備組織をなかなか崩せず決定的なシーンを作れたのは数えるほどでした。
お互い得点が入らずスコアが動いたのは延長も後半に入ってからでした。
左サイドの長友のクロスをゴール前で相手ＤＦのマークを外した李がボレーシュート。
これが決まり均衡が破れました。
綺麗にボレーシュートを決めた李はもちろんですが、あの時間帯で相手をかわしクロスを上げた長友も凄かったですね。
グループリーグでは守備が不安定で大丈夫かと心配しましたが、決勝トーナメントに入ってからは守備だけでなく攻撃でも貢献しました。
いいクロスを何本も上げていましたね。

このゴールが決勝点となり１２０分の死闘に決着がつきました。
正直、延長終了直前に日本のゴール前でハンドのファウルを取られた時は嫌な予感がしまくりでしたね。
今までハンドを取らなかった審判がこの場面で取るのかと。でもそれも防いだわけですが。

優勝したから当たり前かもしれませんが、表彰式でも選手同士仲の良さが伝わってきていいですね。
決勝トーナメントの３試合とも途中出場の選手が決めるなどチーム内での雰囲気がいいんだろうなあ。
南アフリカＷ杯の時も感じましたが見ていて微笑ましくていいですね。

そんな代表チームもあっという間に解散。それぞれが自分達の戦いの舞台へと帰って行きました。
こういう面でもタフになってきたなと感じます。
次の大きな大会がコパ・アメリカ。招待国ではありますが、南米の国を相手に暴れて欲しいですね。