頼ってきた患者に精神科医が説教をするというのはよく聞くことである。
精神科医に限らない。私は、職場での人間関係のストレス(パワハラ・モラハラ)で胃腸が本格的におかしくなり内科にかかった時にも医者(その総合病院の院長大先生のジジィ)に説教されて、とてもイヤな思いをしたことがある。病院に来た経緯を問診票に書かないといけないからおおまかに書くと、それを見て
「嫌なことがあるのは当たり前 仕事なんだから」と痛烈な皮肉、いやみを言われて唖然とした。
そして、こんなことを患者に言う人を総合病院の院長として頂き、その下で働いてる人たちに同情した。本当に、程度の低い医者である。
私が利用している精神科の担当医は、ずいぶんとマシな方の医者である。偉そうにしないし やさしく 患者を傷つけるようなことを極力言わない 包容力のある感じのじいさんである。
私は病院にはできるだけ関わらないようにしているし、このブログでもそれを勧めているが、この病院には、ある必要があって最低限の頻度でかかっている。それがなければ一切かかるつもりはない。毎回高額な「通院精神療法」を算定する(健康保険税から支払われる)けど、療法とか全く施されたためしがない。
それで、先日久しぶりに行ったのだけど、それ以来頭がモヤモヤしてキシキシ疼いている。
精神科にかかると、モヤモヤを持って帰ることが多い。(参考:人を信じようとすることが、苦しめる①)今回も、複数のことでモヤモヤした。
医者のじいさんが、いつも口ではこちらを安堵させるような約束をしてくれるが、ボケているのか、忘れるみたいで、決してそれをしてくれないとか。「一週間でできるから、できたら連絡します」と言って、必ずしない。今回も、「~してあげる」と言ってくれたことが置き去りのまま診察が終了し、会計の時にかな と思うと、その時にもなんにもなく、事務女に「先生が~してくださるとおっしゃったんですけど」って言うと、事務女に金(高っ)を請求されたり。じいさんがやるって言ってくれたことを自分の指示で履行してくれれば、私に請求されることはない筈のお金。
でも頭のキシミの1番の原因は、社会にとうとう出られなくなって引きこもっている私に、じいさんが言った言葉。
「どこにでも、嫌なことを言う人はいる。でも我慢して、みんな、顔で笑って心で泣いて やっている。」って。
私がそれをやって来なかったとでも言うの? もう無理になったんだよ。これ以上
先生は、私のことを 我慢が足りない 辛抱できないお嬢さんだって 思ってるの?
とても哀しい気持ちで帰った。
それに、先生は男で、医者で院長。社会的上位者。看護師も事務員も薬剤師もみんな先生にはおべっかして敬意を表し頭を垂れる。
社会的底辺の私が遭ってきた 低劣すぎる 理不尽 嫌がらせ いじめ を体験したことがあるのかな。押しのけられ 利用され 搾取だけされ 踏み台にされ 食い物にされ 嵌められ てきた そんな役回りを押し付けられ続けたことあるのかな
ああいう説教は、思慮のない大衆俗人が言うことで、医者の台詞じゃない。
あのじいさんはマシな方だと思っていたのに。
母は、先生のそういう所は 全体像の1つとして つきあっていくようにと言うけど
私にとっては、この言葉はじじいへの信頼が0になりそうなくらい 哀しい言葉だった。