トーナメントリポート

スポーツ全般

「ミケルソン初参戦とニクラウス70才バースデー」

2010-01-27 21:38:50 | Weblog
1月21日ジャックニクラウスが70回目の誕生日を迎えた。
全米オープン(1962、67、72、80)、全英オープン(1966、70、78)、全米プロ(1963、71、73、75、80)、マスターズ(1963、65、66、72、75、86)のメジャートーナメントに18勝の記録を持つ偉大なプレイヤーだ。
 ライバルはアーノルドパーマ、ゲイリープレイヤー、先週ハワイフアラライGCで行われた三菱電機選手権で60歳で優勝したトムワトソンらが有名だ。中学生や小学生には彼らの偉大さが分からない人がほとんどだと思うが・・・、今ここにプロゴルフツアーが世界的なメジャースポーツに君臨しているのは彼らの功績があったからなのだ。
 そのニクラウスがタイガーウッズを語った。「彼が私の記録を抜くためには、今年が正念場。なぜならマスターズ(4/08~04/11 )は、ジョージアのオーガスタナショナルGC、全米オープン(6/17~6/20)カリフォルニアのペブルビーチゴルフリゾート、 全英オープン (7/15~7/18)スコットランドのセントアンドリュース、 全米プロ(8/12~8/15)ウィスコンシンのウィスリングストレイツGCで行われる今年のメジャートーナメント会場は全てタイガーが得意とするコース・・・」だからとのことだった。
 全米プロ開催コースは得意とはいえないが・・・。ウッズは今年で35歳になるがこのニクラウスの言葉はいかにメジャーで勝つことが難しいかが伺える。
 彼は必ず3/25~3/28に開催される、アーノルド・パーマー招待(フロリダ/ベイヒルGC&ロッジ)に出場して復活するであろう。
 2010年のフィルミケルソンは1/28~1/31試合ファーマーズ・インシュランスオープン(カリフォルニア/トーレパインズGC)に初出場し翌週から4試合連続して参戦する。
ただアイアンの溝規制などからまだ使用クラブを考慮中だとのことだ。一昔前ピンアイ2がはやったが、そのウエッジを使う可能性もあるそうだ。
 ノーザントラストオープン(2/04~2/07)カリフォルニア/パシフィック・パリセイズGCには石川遼が参戦する。

「小沢一郎に見る指導者とは」

2010-01-24 22:37:20 | Weblog
 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地購入による政治資金規正法違反で23日午後、東京地検特捜部は小沢一郎氏から事情聴取を行った。
 「4億円は自宅に保管していた。7億円から4億円を捻出した・・・。虚偽記入は担当者に任せていたので関与していない・・・」との記者発表。
 いろいろあるだろうが、何か変だ!? 政治をするのになぜ4億円の土地を購入しなければいけないのか?なぜこんなにお金がかかるのか?
 政治ってこんなにお金が要るようなら根本から治すことが必要だ。
河村たかし名古屋市長が「政治家はボランティアでやらなければいけない・・・!」と言って、自身の年俸を800万円にしたが、この事件で改めて実感した。
 お金のかからない政治、企業団体献金の禁止は勿論のこと、給与の削減、議員の大幅な削減が大前提であろう。そうしなければ日本利権政治から脱皮できない。
 この渦中の人物が我が国のリーダーなのだからどうしようもない。(私は自民党支持者ではない)
 リーダーと言えばプロ野球の野村前楽天監督をあげることができるが、「今の若手を育てるには歯を食いしばれ、根性だ・・・」など行っても全然効果がなく「楽しめ」とアドバイスしなければきかない・・・」と言っていた。
 私が育ったころは巨人の星ではないけれど「スポーツは根性論で苦しいもの」だった。
その点から若い選手とのギャップもあって選手を上手く育てることができなかった事が昨年までの私の要因に思うが、プロゴルフ会の現実は20年前とほとんど変わらないと思う。
 さまざまな情報が飛び交っている今では(情報過多と思うこともあるが)、逆に中途半端になってしまう可能性が多分にあるゴルフ界では注意しなければいけない。
 ツアープロを目指すならだらだら何年もやってはいけない。自分自身にある程度の区切りをつけてやらなければ惨めな中年以後の生活が待っていることを知らなければいけない。プロゴルファーを目指す若手は、世の中の厳しさを十分理解し頑張ってほしい。

「石川遼:オフのトレーニング」

2010-01-20 20:39:22 | Weblog
日本男子プロゴルフツアー(JGTOツアー)の開幕は4月15日、日本女子プロゴルフツアーは3月5日幕を上げる。
 JGTOツアーは25試合(昨年より1試合増)、LPGAツアーは1試合減の34試合だ。PGAツアーは37試合、ヨーロピアンツアーは43試合、USLPGAツアーは24試合。アメリカシニアツアーのチャンピオンズツアーは24試合だ。過去に日本プロゴルフ男子ツアーは最高で1993年の39試合。(1991年の43試合を除く:地方オープン競技がトーナメント数に入っているため)
 世界的な不況のため試合数は少なくなっていることと、賞金総額が減少していることが分かる。
 男子のPGAツアーは1月14日からのソニーオープンインハワイでフルフィールドイベントのトーナメントが始まっている。ヨーロピアンツアーは昨年の12月10日から南アフリカのアルフレッドダンヒル選手権ですでに始まっている。
 日本ツアーに出場する選手は、1年間を戦える肉体改造をかねたトレーニングを行っている。
 タイガーウッズの出現で、パワーゴルフに変わり、ティーショットで遠くまで飛ばして、いかに短いアイアンでグリーンに打っていけるかの戦いになって来ている。そのためには10年程前にはゴルフでタブーとされていた筋力トレーニングも肉体改造の重要部分を占めるように変わってきている。日本人選手も筋力トレーニングを取りいれ肉体改造を図っている。
 石川遼ももちろんトレーナーをつけている。中田健氏だ。選手間では「彼は凄い・・・」との評判だ。
 彼は、『パワーアップのために、現在の石川は週に2回、約1時間の筋力トレーニングを行っている。残りの日も練習前と練習後に15分程度、筋トレを行う。腹筋など自分の体重を利用するメニューが主だが、昨年の開幕前に58キロしかなかった体重が現在70キロ。一方で2ケタあった体脂肪は10%を切るまでに落ち、筋量は3キロ近く増えた。体幹部、太腿を中心に鍛えたことで下半身が安定した。以前はスタミナ不足を指摘されたが、連戦でもショットが乱れることは少なくなった。』と話していた。
ランキング上位者がこのようなハードトレーニングをしているのだからそれに追いつき追い越そうとしている選手はそれ以上にトレーニングをしなければいけない。
 いかに1年間持続できる体を作り上げ、試合に望めることができるか勝負はもう始まっている。

「新月と自分自身の目標」

2010-01-15 23:46:10 | Weblog
今日石川遼がタイから帰国した。明日からは例年通り、スキークロスカントリーのトレーニングをするようだ。記者会見でロイヤルトロフィの感想を聞かれて、「精神力が凄かった・・・」と言っていたが。
 残念なことにロイヤルトロフィのヨーロッパ代表は、賞金王で世界ランキング4位のリー・ウエストウッド、6位のP・ハリントン、8位のP・ケーシー、10位で石川遼とよく比べられるR・マキロイらの上位選手は出場していなかった。
 ロイヤルトロフィが世界で注目されるためには、こう言った選手が率先して出場するようにしなければ、単なるライダーカップのまねごとに終わってしまう可能性があり、「ただ行っている・・・」大会になってしまう予感さえしてしまう。
 今、日本では、1年間を戦うための体作りのためのトレーニングを行っている選手が多い。タイガーウッズが体づくりのためのトレーニングを始めてから、世界中で多くの選手が筋力トレーニングを取り入れたアスリート系の体を目指している。
 日本では少し前までは、「マッチョ」が良いと言われていたが、ただのマッチョならいけない様で、「ゴリラマッチョ」が良いようだ。
 昨年より、高山忠洋、富田雅哉が2人でトレーナーを雇ってツアーに帯同させている。 
 彼らは年明け2人でそのトレイナーと合宿を行い体作りを行っている。
 高山忠洋は飛距離もかなり伸びたようだ。石川遼のトレイナーをほめていた。彼は凄いと・・・。
 上田桃子が今年の目標を語っていた。「米ツアーで2勝、日本ツアーで4勝」だそうだ。アメリカで1勝もしていないのに・・・。まずアメリカで1勝!ではないのか?
 今日は新月。願い事がかなうという。感謝の気持ちを持って・・・。何を願おうか。

「プロゴルフツアーの展望:世界編」

2010-01-10 21:46:26 | Weblog
 タイガーウッズがスキャンダルで長期休業を宣言したが、今週からPGAツアー第1戦PGAチャンピオンシップがハワイマウイ島で行われている。
  世界ランキング1位のタイガー。マスコミでは、今やヒール役として取りざたされて、これ以上非難できないほどのブーイングだ。これをマスコミが面白いようにあることないこと取り上げられている。愛人が10人いたとか、愛人をを連れてカジノで見かけたなど、それはもうひどい・・・? これ以上騒ぐとゴルフ界、スポーツ界にとって今以上にマイナスに働いてしまう。
 タイガーの復帰は3月26日からフロリダ州ぺブルビーチで行われるアーノルド・パーマーインビテーショナルであろう。その後は翌週のマスターズ出場だろう。
 
 世界では今3Rだ。リッキー(米:アンソニー・キム)、ロリー・マキロイ(英)、それとご存知石川遼だ。
この若手がどこまで世界で活躍するのかタイガーなき今、注目されている。
 それに御大ミケルソン(米)、アーニー・エルス(南ア)の復活?王者タイガーが最終的には世界のトップに君臨するであろう。
 期待する選手は、ヘンリック・ステンソン(ス)、ポール・ケーシー(英国)、リ・ウエストウッド(英)だ。
 女子は世界ランキング1位のロレーナオチョア(メ)、シンジエ(韓)、スーザン・ペターソン(ノ)、ミッシェル・ウィ(米)を中心に、パワー+飛距離に変化している女子ゴルフに対応できた時の宮里藍も注目される。
 いずれにせよプロゴルフツアーはスポンサーあっての試合だ。USLPGAツアーはわずか24試合しかないのが現状でそれは来年の日本ツアーにもありえることだ。
 選手は常に頭にいれて試合に望まなければいけない。