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「日本プロゴルフツアーの展望:女子」

2010-01-07 09:27:26 | Weblog
 21年度JLPGAツアーは観客層動員数、視聴率など全ての面で前年を上まった
JLPGAツアー。宮里藍の画期的なデビューをきっかけにその勢いはまして今では20歳前後の選手が毎試合のように上位に顔を出し10年前のお荷物となっていた放送枠・スポンサーを維持することも容易ではなかったそのころに比べると、テレビ画面を見ていても突然チャンネルを変えることもなくなった。
 試合数は昨年から1試合減の34試合。その下部ツアーステッアップツアーでは8試合から5試合に試合数が減り不景気の影響を受ける形となった。
 日本ツアーからLPGAツアーのに道筋ができているが、それは岡本綾子が牽引役となりその後は小林裕美、宮里藍、大山志保、上田桃子、宮里美香らへと受け継がれているが、その大本山で不景気の影響からコミッショナーの変更を余儀なくされやっとの思いで24試合を維持することができた。
 
アメリカのLPGAツアーのスポンサー撤退は今騒がれている問題でない。それは5年前から言われていたことで外国人選手(特に韓国選手)の活躍だけが目立ちだし、USAの看板をしょって戦える選手がいないのが引き金となっていたのだ。
 対策として、試合中の韓国語の禁止や英語を常用語としていない(使用しない)選手はシードを受けることでできないなどのわけのわからない規制を作ろうとして(結局廃案となったが)ゴルフ以外の面での規制に走り世論のそしりを受けた事もあった。LPGAツアーの試合減によってロレーナオチョアなどの世界のトップ選手がこぞって日本ツアーにスポット参戦してくる2010年。
 グローバルな戦いとなるが、コース設定だけは3流のJLPGAツアーの脱皮を期待す
る。
 賞金女王争いは昨年同様大混戦模様。横峯さくら、諸味里しのぶ、有村知恵、
全 美貞らを中心に大混戦で最終戦にもつれることであろう。試合数が減ったUSLPGAのシード選手もスポット参戦で優勝し前年のシード選手以外が賞金女王になることも考えられる。(ツアー規定で賞金女王になれない場合もあり:出場試合数等)また、新たなスターも誕生しても過言ではない状況だ。