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「石川遼:オフのトレーニング」

2010-01-20 20:39:22 | Weblog
日本男子プロゴルフツアー(JGTOツアー)の開幕は4月15日、日本女子プロゴルフツアーは3月5日幕を上げる。
 JGTOツアーは25試合(昨年より1試合増)、LPGAツアーは1試合減の34試合だ。PGAツアーは37試合、ヨーロピアンツアーは43試合、USLPGAツアーは24試合。アメリカシニアツアーのチャンピオンズツアーは24試合だ。過去に日本プロゴルフ男子ツアーは最高で1993年の39試合。(1991年の43試合を除く:地方オープン競技がトーナメント数に入っているため)
 世界的な不況のため試合数は少なくなっていることと、賞金総額が減少していることが分かる。
 男子のPGAツアーは1月14日からのソニーオープンインハワイでフルフィールドイベントのトーナメントが始まっている。ヨーロピアンツアーは昨年の12月10日から南アフリカのアルフレッドダンヒル選手権ですでに始まっている。
 日本ツアーに出場する選手は、1年間を戦える肉体改造をかねたトレーニングを行っている。
 タイガーウッズの出現で、パワーゴルフに変わり、ティーショットで遠くまで飛ばして、いかに短いアイアンでグリーンに打っていけるかの戦いになって来ている。そのためには10年程前にはゴルフでタブーとされていた筋力トレーニングも肉体改造の重要部分を占めるように変わってきている。日本人選手も筋力トレーニングを取りいれ肉体改造を図っている。
 石川遼ももちろんトレーナーをつけている。中田健氏だ。選手間では「彼は凄い・・・」との評判だ。
 彼は、『パワーアップのために、現在の石川は週に2回、約1時間の筋力トレーニングを行っている。残りの日も練習前と練習後に15分程度、筋トレを行う。腹筋など自分の体重を利用するメニューが主だが、昨年の開幕前に58キロしかなかった体重が現在70キロ。一方で2ケタあった体脂肪は10%を切るまでに落ち、筋量は3キロ近く増えた。体幹部、太腿を中心に鍛えたことで下半身が安定した。以前はスタミナ不足を指摘されたが、連戦でもショットが乱れることは少なくなった。』と話していた。
ランキング上位者がこのようなハードトレーニングをしているのだからそれに追いつき追い越そうとしている選手はそれ以上にトレーニングをしなければいけない。
 いかに1年間持続できる体を作り上げ、試合に望めることができるか勝負はもう始まっている。

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