トーナメントリポート

スポーツ全般

「大逆転!賞金女王決定」

2009-11-30 20:12:02 | Weblog
JLPGA賞金女王は、横峰さくらの大逆転勝利で決まり、1年間の幕を閉じた。
 14番、15番のバーディーで勝負が決まったが、神がかりとも思えるようなラッキーもあった。しかし、このラッキーも勝負の常なのだ。運を呼ぶことも大事だ。
 しかしながら横峰さくらが来期の賞金女王連覇を考えた場合、スイングの改造なくしては考えられない。それだけ女子のレベルは上がってきている。

 11月末、アメリカLPGAツアーの来期の日程が発表された。24試合と決まり、関係各位はホットしたようだ。8月末時点で7試合しか決定していなく、コミッショナーの交代、各選手の招致活動など、やっとの思いで試合を確保したのが実状だ。
 
 今年度のJLPGAツアーの試合数は34試合。JGTO男子は24試合。不景気の影響を受
け来期の試合減もささやかれている。選手は女子男子を問わず今一度スポンサーあっての試合があり、応援してくれるギャラリーがいるからこそ試合ができることを認識する必要がある。
  そう考えるなら、ギャラリーへの対応も自ずと変わってくるはずだ。
 私の友人がJLPGAのプロアマに出場した。Yプロとのラウンド。友人は30万円ほど払い出場している。プロアマでのラウンドの際、サインをラウンド中頼んではいけないと思い、パーティー時に用意していた扇子5個にサインを頼んだ。するとYプロは「こんなに・・・」と渋々サインに応じたようだ。友人は「テメェ何様のつもりでいるんだ!と言ってやろうと思ったが、明日から試合なので我慢した」と憤慨していたことを思い出した。
 
 選手1人1人の対応が最終的に試合数にもつながることも肝に銘じてほしい。


「賞金王争い」

2009-11-23 09:34:52 | Weblog
LPGAは残り後1試合、JGTOは2試合となった。女子は有村智恵がバースデーVを飾
り、現在賞金ランキングトップの諸味里しのぶ、2位の横峰さくらとの三つ巴戦に残った。
 
 こにきて急に寒くなり、試合でのウェアも、今までとは違い厚くなった。
 ゴルフは繊細な微妙なスポーツだ。一枚多く着るだけでスイングを乱す事もあるし、試合で冬用のウェアを着てプレッシャーの中でのショットに慣れる事もスコアに反映する。 
 それだけスイングは微妙なのだ。 服を多くきて着てすぐに対応できるのは以前から有村智恵だど思っていた。なぜなら服を多く羽織ると体は回りずらくなる。そう考えたならショートバックスイングの彼女がすぐに対応しやすいと思ったからだ。一概には言えないがー・・・。
 それにしても先日述べたが、女子のコースセッテイングには問題がある。あまりにも優し過ぎる。あの寒い中で20アンダーは無いだろう!今の時期のトーナメントで優勝スコアが20アンダーとは私の記憶にはかつて無い。確かに女子プロの技術は上がってきているが、普段一般男子のレギュラーティーからの難易度よりもはるかに劣っているのが現在のJLPGAツアーのコースセッティングだ。。今回行われたエリエールレディスオープンも16番ショートホールの難易度は3.15台だった。以前ラウンドした事があるがなんでもない165Yほどのショートホールだ。にもかかわらず他のホールでは、3Wでティーショットを打ち、グリーンまでの距離が残り110ヤードというようなコースセッテイングが多く、見苦しく目に付く。来年度はもっと世界的視野に立ち考え直してほしい。
ダンロップフェニックストーナメントはJGTOツアーメンバーの、外国人招待選手との不甲斐ない差が目に付いた。スポット参戦した外国人に優勝をさらわれるなんてとんでもない。ましては優勝賞金4,000万円だ。海外に持っていかれる。(税金で20%は取られるが)
 JGTOは外国人選手とどこが違うのか、またどこが足りないのか分析してツアー全体に知らせまた対策をこうじなければ行けない。もちろん選手個々にも行うべきだが・・・。
 トーナメントを見ていて、JGTO選手が「調子悪いから仕方が無い、パッテイングが悪かったから仕方が無い・・・」と言うような印象を受けてならない。ファンはそんな言い訳は聞きたくないし、外国選手を破る姿を見たいし、そのために会場に足を運んだはずだ。
 ツアー全体で見直す時期に来ている。そう思うのは私だけであろうか・・・。

「クラブの規制」

2009-11-18 20:44:05 | Weblog
 日本プロゴルフツアーも残り数試合。男女ともに最終戦まで賞金トップ争いが熾烈だ。
 世間一般では「100年に一度の大不況」と言われている。しかしゴルフ場は11月に入って大盛況だ。ゴルフ練習場も前年より2~3割アップしているようだ。
 ゴルフ場の来場者数はゴルフトーナメントのギャラリー数に比例する。男女共に軒並みギャラリー数もアップしている。 特に男子は貴公子石川遼VSヒール池田勇太の賞金王争いで、最終日には1万5千人を遥かに越え事もある。不景気はどこ吹く風か?
 来年からアイアンの溝の規定が変わる。ウエッジだけの規制ではなく、全てのアイアンだ。端的に言うと今までの『角溝は禁止』。その溝を『V溝にしてしかもフェースの表面との溝のRを30度』つけなければならない。
 ラフから打ったアイアンショットがグリーンに止まらないという事になる。

 クラブメーカー担当者に聞いたら「2度の構成が必要になりコストもかかる・・・。」と言っていた。
 でも大丈夫。これはプロゴルフツアーの試合だけ。アマチュアの試合は10年間の猶予があるらしい。中部オープンなどの地方大会は考慮中とのことだが、恐らく私の予想では使用可能となるだろう。
 アイアンの規制が発表されたが、ドライバーやFWウッドにもこれから規制が入るであろう。

「日本ゴルフツアー機構の今後の課題」

2009-11-11 20:58:26 | Weblog
 現在賞金ランキングトップの池田勇太。2位の石川遼との賞金王争いも残り4試合。現在わずか60万円ほどの差だ。
 今週からトーナメントも架橋に入り高額賞金の試合が続く。トップの池田勇太は右手首の怪我に泣いているが、精密検査をしてもい異常がないと言うことは恐らくレントゲンでは見えない骨にひびが入っていると予想される。ここにきて朝夕が寒くなり池田勇太にとっては大変思いやられる試合が続く。しかも今週は雨が多く湿度の高い日はこのような怪我が悪さを必要以上に顔を出す。
 
 先週のJGTOツアーは昨年から開催されたThe Championship by Lexusだった。
同じ週にWGCイベントの HSBCチャンピオンズが中国で開催された。日本からは賞金ランキング1位と2位のほかJGTOツアーで常連選手が出場して(総勢6名)正直言てTheChampionship by Lexusは成功裏に終わったとはとてもいえない。
 
 JGTOの21年度レギュラーツアーは24試合。女子の試合がある週に男子の試合がない週が多々あったことに気がつく。
 年間約50試合あるヨーロピアンツアーでもこの週はオープンウイークにしているし、USPGAツアーでもこの週はレギュラーツアーは開催していない。

 世界の情勢を睨んで常に策略を練っていたならこの週にバッテイングすると分かったはずだ。
選手のマナーを励行するのもいい。ドーピングをする事もいい。しかし一番大切なことは試合を増やすことだし、大会スポンサーに喜んでもらえる試合を提供することが一番大切なことだ。そのためにはトップクラスの選手の出場できる環境づくりが必要だし、試合をやればいいとうものでもない。
 JGTO幹部は上辺だけの共催ツアーを目標にするのではなく、本当の意味での戦略を練って興行しなければいけない。

「USLGA共催により世界レベルと情報の大切さ」

2009-11-09 21:19:35 | Weblog
↑エクシブ京都 八瀬離宮和食伊勢海老

 ミズノクラシックは韓国の宋ボベがLPGA公式戦を制した。
 今年は日本ツアーを主戦場としているが、ゴルフを覚え育ったのは韓国。
 少し前にも指摘したが、日本女子プロツアーの試合会場のコースセッティングは至って簡単。そのため高スコアが出て当たり前になってきている。

 それは世界レベルと同等なら言いのだがあまりにもかけ離れている。この大会の日本選手の最上位は上田桃子、北田瑠衣の9位タイ。地の利を生かし日本人選手がもっと上位に来てもなんら不思議ではない。

 先日仕事でエクシブ京都 八瀬離宮に行って来た。山中湖、軽井沢、蓼科、鳴門等のエクシブとは趣が違う。内装もほとんどのエクシブは同じなのだが、ここだけは違う。
 大変すばらしいつくりだ。ただ残念だったのは他のエクシブよりグランドはいいのにスタッフの対応が少し劣るように思った。ベルボーイ、フロント、喫茶部門はエクシブとは到底思えなかった。ミシュランガイドで考えたなら鳴門が三ツ星なら京都は二ツ星に下がるほどお客様の立場になって接客しているようには思えなった。

 一緒に行った方はお医者さん。中華航空機事故で記者会見していた方。

新インフルエンザ注射は2人とも注射はしていないとの事。「毎日4人程は新型インフルエンザで診療に来る」と言っていた。その殆どが10~20歳代だそうだ。40歳代はまだ見たことはないととのことだ。

 新型インフルエンザ注射はしないことにした。

 その他ににも勉強になったことがあった。

「人間顔が違うように、お腹を切って見ると少しずつ違う・・・」、

「27時間の手術を行ったときトイレに一度も行かなかった。そんな気にならなかった・・・」、

医者も人間。助けてやろうと思い対応するようだが、いろいろ話を聞いて「親しい医者に紹介市ともらってから入院するべきだ」と確信した。