4月第4週

4月第4週　ＰＧＡ：レッドストーンGC(フォールクリークコース)・テキサス
JGTO：つるやオープン 直道が接戦を制し1年半ぶりの勝利
JLPGA：フジサンケイレディスクラシック 藤井プレーオフで福島を破る
PGA：シェル・ヒューストンオープン ペトロビックが38歳で初優勝！期待の田中スコア落とす
ヨーロピアン：ジョニーウォーカークラシック　エルスがぶっちぎりの優勝
LPGA：コロナモレリアチャンピオンシップ　プラマナスの初勝利！オチョアは2位でフィニッシュ
米シニア：リバティミューチュアル　ソープがチャンピオンズツアー10勝目！飯合は16位タイ

4月第3週

4月第3週　ＰＧＡ：Harbour Town Golf Links Hilton Head Island, S.C.
JLPGA：ライフカードレディス　さくら初優勝！　宮里藍は８位タイ
PGA：MCI Heritage ロナードＰＧＡツアーキャリア初優勝
ヨーロピアン：Open de Espana スウェーデン　ハンソンが優勝
LPGA：Takefuji Classic　ウォードが優勝！藤井４９位　藤井　大山　東尾カット
第２回ダイナスティーカップ　日本チームＶＳアジアチーム日本２年連続アジアチームに苦杯

　ライフカードレディスでは、横峰さくらがツアー初Ｖ。16番ホールでボギーを打ち、17・18番ホールで連続バーディーを奪い優勝した。ゴルフ界にとっては大変良かったと思う。なぜなら横峰選手は、戦跡よりも人気のほうが先行していたため、ゴルフツーの方からは、不満がでる少し手前の状態だった。
　これでスターダムへの扉を開いたいえよう。ツアー初優勝したには、お父さんキャディの力が大変大きかったと思う。私はお父さんキャディには反対だが・・・。これからは一人前のプロゴルファーとして生きていってほしい。また2勝3勝と勝ってほしい。其のためには、現在のトップオブスイングでは、プレッシャーのかかった大事なときにはボールは必ず曲がる。今大会での16番のティーショットがそこの現れだ。正確なトップオブスイングでも飛距離は変わらない。これからの活躍に期待したい。

4月第2週 PGA：オーガスタナショナルゴルフクラブ ジョージア州

4月第2週　PGA：オーガスタナショナルゴルフクラブ　ジョージア州
ＰＧＡ：マスターズ タイガー優勝　2位デイマルコ　33位片山　丸山カット
JLPGA：スタジオアリス女子オープン　服部優勝　2位藍　さくら3位　不動・福島15位
ヨーロッパ：Madeira Island Open　ダークセン優勝

今期メジャー第1戦、第69回マスターズトーナメントが成功裏に幕を閉じた。年間グランドスラムを目指すタイガーウッズが、クリスディマルコをプレーオフで破った。タイガーは今期3勝目。「復活した」と思う方も多いが、私はそうは思わない。ここ2～3年低迷していた最大の原因であるドライバーの不安定感が一向に治っていない。2003年、他の選手を寄せ付けない、ぶっちぎりのゴルフとは程遠い内容だった。周りのレベルアップで誰が勝ってもおかしくないほど実力は均衡しているのが現在のPGAツアーだ。
初日、ミケルソンとシンのスパイクマークの事件が話題となった。私の知る限りでは、話し合いを持った程度のこと。あまりあおるべきことではない。それよりもっと面白いエピソードがあった。月曜日パーネビックは、自家用ジェットでオーガスタ入りした。空港ではじめて自分のゴルフクラブがないことに気がついた。自宅のガレージに置き忘れてきたのだ。パーネビックは、タイガーに電話をかけ、自宅のガレージからクラブを持ってきてくれるように頼んだようだ。昨年結婚したタイガーの新妻は、パーネビックが紹介した。マスターズの女神は、タイガーの親切心に微笑んだものなのか。
それにしても今年のPGAツアーは悪天候に見舞われている。ここまで15試合行われているが、競技が遅れたのは10試合。アメリカでは、「ウエザーチャンネルを観て、雷雨の地域を探すと、そこはPGAツアー会場だ・・・」とも。
4月末から中日クラウンズが行われる。マスターズで5位になったトレバーイメルマンが2年連続出場する。期待しよう。
JLPGA2戦、スタジオアイリスでは、服部道子選手が、宮里選手を振り切り、ツアー18勝目をあげた。テレビを見て気になったことがあった。解説者が、「さくらちゃん、藍ちゃん」とチャンづけである。幼稚園や小学校などのジュニアの試合ではない。プロの試合なのだ。もう少し考えてほしいものだ。

PGA：TPC シュガーローフ ジョージア州

PGA：TPC　シュガーローフ　ジョージア州
PGA：ベルサウスクラシック　ミケルソン優勝　今田15位、谷原64位、片山棄権
ヨーロピアン：ポルトガルオープン　ブロードハースト10年ぶりの優勝　2位ポールローリー

ＰＧＡツアーでは、今年恒例の悪天候による試合が遅れた。14試合中8試合。アメリカでは、ウエザーチャンネルで雷雨の地域を探すとＰＧＡツアーの場所だとも言われているほど。次週がマスターズにも拘らず、ツアー側は、72ホールを終了させるために、月曜日に36ホールも辞さない考えだった。72ホールの試合成立になぜこんなにこだわるのか？私はとても大切なことだろ思う。日本ツアーでは第1戦の東建では、2日目が中止となり、すぐさま54ホールに短縮試合と発表があった。日本ツアーの責任者は、ＰＧＡツアーの責務の重さを見習うべきである。昨今の試合を見ると、初日にたたいてしまうと
すぐに棄権してしまう選手が目立つ。1年に1度しかない試合会場にきて、お目当ての選手がいないのギャラリーに対しての自覚が足りない。選手は、試合に出られる一握りのプレイヤーである。
　テレビで試合会場に足を運んでくださいと言うのも良いが、ツアー側も選手側も責務を自覚し、今後の大会に励んでほしい。