しばらく間が開いてしまいましたが,第4日目の続きです。
クルーズ船から下りて,次は,ジャミー巡り。
すでに1ヶ月以上が経ち,元々しっかり把握していなかったこともあり,
3つのジャミーを回ったことはたしかなんだけど,どれがどれだか
ジャミジャミジャミジャミ
グジャグジャグジャグジャ
です,頭ん中は。
唯一頼りになるのは,写真の時刻だったりします。
まず,最初に行ったのは,昼前に一度行って入れなかったところ。
船着き場からもすぐよく見えている,イェニ・ジャミー。
今度も入ったら礼拝が始まってしまったのですが,
別に追い出されもしないし,写真はダメとも言われないけど,
でも,やっぱり神聖な場所。
カメラは控えました。なので,外観の写真しかありません。
コーランの,朗々たる響きにしばし聞き惚いってしまいました。
オットは,昨年比叡山で聞いた声明(しょうみょう)よりいいわ~とまで言ってました。
そして,次に向かったのは,ガイドブックにはあまり取り上げられていないけれど,
必見の,リュステム・パシャ・ジャミー。
ここは,美しいタイルで有名です。
ブルーモスクの名の由来も,青いタイルがいっぱいの壁面,から来ているらしいのですが,
実際は,あまり残っていません。でも,こちら,リュステム・パシャ・ジャミーは,
規模こそちいさいものの,タイルがとても美しいことで有名なジャミー。
こちらこそ,本当のブルーモスク。
このジャミーは,商店街の2階(屋上?)にあって,入り口何カ所かあるのですが,
全部狭い商店街の通路の奥まったところにひっそりと隠れています。
私たちも危く見逃すところでした。
思わず,こうしてしまいました,オット。
で,よく床の絨毯をご覧下さい。
ちゃんと一人分(?)ずつ,ミヒラーブみたいな形の模様が織り込まれているのです!
それと,ジャミーの中は,もちろん冷房設備などありませんが,
とても涼しいのです。なので,絨毯敷きでも,まったくチクチク
暑苦しい感じはなく,サラリとしています。
冬はどうなんでしょうね?
どのジャミーでもそうですが,信者の方は,礼拝の前に,
ちゃんと足や頭を清めるのです。
冬は冷たそう~
足を清めるからか,靴を脱いで上がるジャミーですが,
ちっとも臭くない。
あの広大な絨毯掃除は,いつ誰がどのようにやってるのでしょうねぇ??
最後に向かったのは,スレイマニエ・ジャミー。
ブルーモスクより若干大きくドームの高さは50m。
ただ,こちらは,かなり坂を上がったところに立っているので,
より大きくそびえてる,って感じ。
ここの絨毯も,お一人様ごと仕様。
ステンドグラスというと,キリスト教の教会だけと思っていたら,
イスラム教のモスク(ジャーミー)でもたくさん見られました。
とても,華やかでかつ繊細な感じのものが多かったです。
以上で,3つのジャーミー詣終了。
あとは,お待ちかね晩ご飯。
何処で食べるかガイドブックを見ながら,
エジプシャンバザールを通って
前の広場を目指して坂を下りました。
ガイドブックに「大統領も訪れたことがある伝統の味」と書いてある,レストランに行くことに。
1階の入り口に紳士風の人がいて,エレベーターで階上に案内され・・・
とそこまでは,
さすが!大統領も来たことがあるんだ~とちょっと期待が膨らんだのですが・・・・
とっても広い店内窓側に,大きな(長い)テーブルが3つ4つ並んでいて,
そちらは,団体客用。
個人客は,奥のテーブルに案内される。
で,その団体客はというと,日本人のツアー客。
メニューは,Cold Starter,Hot Starter,とメイン料理という構成。
それぞれが,Cold Starter とメインを選んだところで,
Starter が何種類も載った大きなトレーを持って,注文を聞きにきた。
で,メニューから,欲しいものを指すと,どちらもナイ,と。
そして,実際に運ばれてきたものから選べ,と。
そのあたりでのコミュニケーションがうまくいかなくて,なぜか
2品押しつけられた。
次に,メニューからメインを注文しようとすると,
これまた,我々が選んだモノはナイ,のだと。
次に指したのも,これまたsold out。
ほんまかいなぁ~??
なら,どれがあるんですか??と思わず聞いてしまったよ。
で結局,starterが2皿で結構量が多かったし,
メインは気に入ったのがナイってこともあり,1皿だけ注文して
シェアすることにした。
でも・・・ちょっとショボかった。
後の,団体客の方には,団体客用のコースメニューみたいなのがあるのか,
少しずついろんな料理が運ばれている模様。
ツアコンの人と,現地ガイドが,料理の説明やら食べ方を指南してる。
我々の個人客側には,数組の外国人(ヨーロッパ人)が。
彼らが何を注文するか見ていたら,やはり,我々と同じく,
ナイものを頼んでる~
「大統領」にだまされた感じ。
味もイマイチだったし,雰囲気も,接客も。
あんまり覚えてないけど,食後のデザートとかコーヒーはいただかずに
店を出た,と思う。
駅に行く途中,広場に立っているテントに人の列・列・列
1日のラマザンあけの食事をIfterというらしいが,
このテントでは,無料で食事が提供されるらしい。
ガラタ橋を徒歩でわたって新市街へ。
橋から,昼間クルーズで行ったボスフォラス大橋が,
ライトアップされているのがよく見えた。
(写真はイマイチですが)
サンセットクルーズはだめだったけど,
夕食のレストランはイマイチだったけど,
でも,いっぱいいっぱいいっぱい歩いて見て
充実した一日でありました。