Wilma's Diary

2005年いきなり始まった認知症介護生活。その時々の思いを忘れないために,自分のために書き留めています。

◇◆◇ お知らせ ◇◆◇

2012年11月11日午前10時
義母は,息子である私の夫に見守られて
天国に旅立ちました。


老いの重荷は神の賜物
古びた心に、これで最後のみがきをかける
まことのふるさとへ行くために
おのれをこの世につなぐくさりを
少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事

とりあえずの生存証明

2013-11-16 10:25:41 | 日常
ワタシのことというより、このブログ。なんとかスマホアプリではログインしたままの状態がキープされているので、これ書いていますが、ブラウザではログインできません。春ごろgooからお知らせがきていたのが、不正アクセスがあったのでパスワードを変えるようにというような内容だったけど放置したままでした。いまからgooに問い合わせてもなんとかなるかな?

ふぇん(ーー;)ログインできないよ

2013-09-03 16:58:25 | 日常
PCから入れなくなっちまったよ。IDもパスワードもまちがってないとおもうんだけど。ロックされちゃった。

何が起こるかわからない

2013-01-31 16:40:22 | 実母

先週のことです。

母から電話がありました。
実家のお隣のおじさん(Mさん)が亡くなった,と。

82歳。一人暮らし。
息子は海外赴任。
娘は東京在住。

うちも一人暮らしなので,何かとお互い頼りにしていたようで,
万が一のことを考えて,
お互いに鍵を預け,
緊急連絡先の交換をしていました。

で,その亡くなりかたが・・・

いわゆる「孤独死」
お風呂で倒れて,発見されたのが3日後。

うちの母も毎日外に出ないし,
親しくしているとはいっても,3,4日顔を合わせないことは珍しいことではありません。
何人かの方が,ずっとお風呂(道路に面している)に電気がついたまま
ということに気づき,
また,夕食に宅配弁当を取っておられたようですが,
その配達に来た方が,前日の分が取り入れられていないのに気づいた
(手渡しではなく,不在の場合の置き場所が決めていたらしい),
などなど・・・で,
これはおかしい,ということになったらしいです。
私の母が鍵を預かっているとか連絡先の交換をしている,
ということを知っている近所の方がうちへ来られたそうです。

それが・・・
その数日前,母が回覧板を持って行ったときに,
久しぶりに中へ入って,茶飲み話をしたそうで,
そのときに,
連絡先(Mさんの弟)を書いた紙が見つからないので,
再度書いて欲しい,とお願いしたのだそうです。
その紙を,今度はなくさないように,と電話帳にはりつけた,とたんの出来事。

なにかムシの知らせがあったのでしょうか。

お向かいのおじさんが,母が提供した鍵を使って開けよう,としたらしいのですが,
それはマズイ,と民生委員さんから言われ,警察に連絡。
それはそうですよね。
そうして警察が開けたところ,浴槽の中で亡くなっていたのだそうです。
検死の結果,発見されたのが月曜日でしたが,亡くなったのは金曜日,
心不全だったそうです。

そして,Mさんの弟さんに連絡をし,
そこから子どもさん達に連絡が行ったそうです。
子どもさん達は,何分遠くからなので,翌日到着。
そんなこんなで,お葬式は金曜日になりました。

母は,鍵や連絡先の交換をしながらも,
自分の方が絶対先だ,と確信していたそうです。
まぁ,10歳も違うので,普通に考えたら妥当なことです。
そういいながらも,相手の連絡先の確認をした・・・
う~ん,やはりムシの知らせとしか言いようがありません。

ふだんからご近所づきあいも多く,
決して孤立していたわけではない,
息子さんも,その数日前にメールの交換をして,
健康診断を受けたけど,とりあえずは問題なかった,
などと聞いていたばかりだったそうです。
それでも,こういう形で亡くなる・・・


春になったら息子さんは海外赴任を終えて帰ってこられることになっていたそうなので,
それを心待ちにしておられたことでしょう。
まだ82歳,車の運転もされていたし,
まだまだ人生を楽しむこともできたはず。

そう考えると,ちょっと早すぎるし,急すぎました。

入浴中の心不全・・・
苦しいのだろうか
一瞬のことなんだろうか
わかりません。

でも,でも,敢えて書いてみます。

一人寂しく誰にも看取られずに
数日間発見されずに,
ということは不幸なことかもしれないけれど,
見方を変えれば,
住み慣れた家で,
長患いすることなく,
ある意味誰にも迷惑をかけずに
逝かれた,
というのは悪いことではないのかもしれません。

たとえば,もし,倒れた直後に発見されて,
救急搬送され,一命をとりとめたとしても,
後遺症が残ったり,寝たきりになったりしていたら・・・・
(義理(後妻)のお母様がまだご存命で特養に入っておられます。)

何が幸せで何が不幸なのでしょうか・・・

今日母に電話をしたら,息子さんが昨日赴任先に戻って行かれたとのことでした。
春には戻ってこられるそうなので,家のことはそれから,なのでしょうけれど,
また,主のいない空き家が増えました。
義母宅の片付け途上の私としては,
いろいろ気になりますが,
そこまで私が口出しするのも憚れますしね・・・

そして,先週母はお隣のことで何かとワサワサ,ある意味張り切っていましたが,
またちょっと落ち込んでいるようでした。
あんたに迷惑ばっかりかけて・・私も,はやくコロッと逝きたい,
と,いつもの「口癖」が復活してました。
一番聞きたくない~言葉です。
だから電話したくないのです。

明日,デイサービスの見学に行くことになっていますが,
なんとか,利用してくれて,ちょっとでも気分が上向いてくれればと願うばかりです。


家じまい

2013-01-28 16:10:14 | 義母

年末に,デパートで,満中陰志の手配をしました。
時期が時期なので,松の内の明ける1月15日以降に届くようにしていただきました。
家族葬でしたし,お香典は辞退したのですが,やはり親戚関係はそういうわけにもいかず・・・
ってことで,昨今主流になりつつある(?)カタログギフトにしました。
先様にお好きなモノを選んでいただける,っていうヤツです。

カタログギフト,各デパート,似たようなものを出していますが,
実は,うちにもいただいたモノ(別のデパートですが)がありました。

それは,義母が昔勤めていた職場のOB会が会員の高齢化により解散したので,
その会費の剰余金で各会員に記念品として送られてきたものでした。
本来なら,義母の好きなものを選べばいいのですが,
義母が亡くなった直後に届いたのでした。
いざとなると,ほしいモノって意外とないものです。
食べ物でもよかったのですが,お値段にして8000円分ほどのコースなので,
超高級でもないし,何だか中途半端。
で,いろいろ見ているうちに,?と思うことが・・・

うちがお送りしたものと同じ値段のコースのカタログと
同じものもたくさんありました。
そういうものは,メーカー小売り希望価格がはっきりしているのか,
8000円程度でお店でも売られています。
しかし,モノによっては,実売価格が3000円くらいのものもたくさんあるのです!
自分でお金を出したモノではないし,
ましてや義母のモノではあるけれど,
どうせいただくなら,そんなに安く買えるものはソン!
と思ってしまう小市民なのでありました。

で,結局,注文したのは,オットのお酒。
ナポレオンでありまする。
瓶を飾っておくだけでも,ちょっとセレブな感じでしょ?

しっかし~,こんなことで,半日もアーダコーダやっている我々は,
所詮セレブにはなれませんねぇ

そんなことを考えながら,お送りした満中陰志でありました。



さて,それと並行して,
義母宅も片付けていかねばなりません。

まずはテレビと電話(フレッツ光)。
テレビは,一昨年地デジ化になったときに,ケーブルテレビに入りました。
最低のコースに入ったものの,月々2000円近いお金がかかっていました。
NHKの受信料以外にこれだけお金がかかるなんて,
テレビもタダでは見られない時代なんですねぇ。
テレビそのものも,まだ新しいので,うちに持ってきましたし,
もうケーブルテレビの契約は,無駄でしかありません。
2年加入のコースで契約したので違約金も必要でしたけど。

そうこうするうちに,NHKの受信料(1年払い)の引き落としが12月にあったことが判明。
いくら値下げになったとはいえ,テレビ自体もなく,ケーブルテレビも解約した今,
そんな無駄な話はありません。
あと1ヶ月とかだったら,まぁ仕方ないですけど。
というわけで,NHKに電話してみました。
そしたら,思いの外簡単に解約できて
10ヶ月分は返金されることになりました

電話は,オットが義母宅に週3回も泊まりに行くようになって,
やっぱりネット環境が必要ということで,フレッツ光に入っていました。
これももう必要ありませんので,解約~。
でも,あとで聞いたら,電話そのものも解約したとさ!

そして,先週,ちょっと家に行ってみたら,いくつか郵便物が溜まっていました。
その中に,水道局からのお知らせが・・・
しばらく水道が使われていないけれど停止しなくてもよろしいか,
というおたずねでした。
基本料金もかかりますし,漏水があっても気づきにくい,悪用されかねない
などのリスクがありますよ~って
しかし,今まだ家はあるし,これから片付けをしなくちゃいけないし,
手一つも洗えなくては困るので,
そのままにしておきたいと返事しました。

あとは,ガスと電気です。
今電気を使っているのは,照明と冷蔵庫。
でも,冷蔵庫は,今度行ったときに掃除して,コンセントを抜いてこようと思っています。
だけど,やっぱり電気はなくなると困りますので,解約はしません。

ガスについては,今更お風呂に入るワケでもないし,
必要ないと思うのですが,
3月か4月頃の少し暖かくなるころまでは万が一・・・
ということで今はまだそのままです。

あとは・・・金目のものは・・・ありません(^^;)
が,引き上げて来なくちゃいけない最大のモノは,
仏壇 ですかね~

家まるごとのガラクタ・・・どうするんだろ??
昔は,家を建て替えるとかいうときは,
家財道具ごと家を壊して,というのがあたりまえだったけれど,
今は,中身を空っぽにしなくちゃいけない。
というか,それ以前に,あの家をどうするかは何も決まってないのよね~
まぁ,これは,相続人であるオットと義妹が決めることですが。




 


十数年ぶりの歯医者

2013-01-28 14:58:34 | 日常

ひゃっ,今年になってから更新してなかったわ~
年末年始は私の母が泊まりに来て,ブログ更新どころかPC開けるのもなかなかで,
そのあとは,FBの方だけはなんとかおつきあい継続できてましたが,
しばらく間(マ)が開くと,
なんとなく長期欠席して久しぶりに学校行った時みたいにバツが悪くて・・・
そうこうするうちに,歯医者通いが始まりました。

1月6日。母が家に帰る日。お昼をお寿司屋さんで食べました。
そこに,アワビかトコブシかわかんないけど,
滅多と食べないネタがありました。
コリコリと固くって固くって・・・・
と,
バキッ,
歯が折れました。

左下の親知らずのようです。
その手前の歯も虫歯になっているようですが,
食べ物が詰まる不自由さを除けば痛むわけでもなく・・・
ということで,ここ10年以上歯医者には行っていませんでした。
この地に引っ越してきてからは一度も行ってないってことです。
義母のこともあったけど,
やっぱり痛いとか,抜けたとか欠けた,とか
そういうことでもない限りなかなか行きづらいものがあります。
でも,そろそろ,一度市民検診ででもチェックしてもらった方がいいかなぁと,
思い始めていたところではあったので,
ちょうどよい機会と思って,数日後近所の歯科へ行きました。

評判はよいらしいと聞いていたのですが,
改めて,HPを見ると,「口腔外科」の看板を上げていて,
親知らずの抜歯などが専門のようでした。

ずっとずっと昔,京大の近くの歯医者に行ったときに,
この親知らずのことを相談したら
「うちでは出来ません。抜くのだったら,京大の口腔外科を紹介します」
と言われていたので,そんなに難しいモノだったらまぁいいわ~と
放っていたということもあります。
10年ちょっと前,東京で最後に行った歯医者では,上の親知らずを抜きましたが,
そのときは割と簡単だったので,あの京都の歯医者はヤブだったのか・・・
などと思っていました。

ところが,今回,改めて説明を聞いてみると,
上の親知らずは簡単に抜けるそうで,
下のは,あごの骨と癒着していたり,
そこに神経があって傷つけたりすると
唇やあごのしびれが後遺症として残ることがある
とのことで,
やはり専門医でないと難しいのだということがわかりました。
なので,京大近くの歯医者がヤブだったわけではありませんでした。

実際折れたのは,親知らずではなく,その手前の虫歯の歯でした
しかし,それを治療するにしても,
どちらにしろ,親知らずは抜かねばならない,ということで,
先週の月曜日(21日)「手術」をしました。

場合によっては,肉(歯肉)を切開しなければならないとも聞いていたのですが,
それはしなくても抜くことができたのですが,
それでも大変でした。

というのも,

ブンブン~ガリガリっと器械でやるときに,
「舌を動かさないように」,
「ゴックンしないように」,
「鼻で呼吸してください」
といわれたのですが,
水(つば)がたまってくると,窒息しそうになって,どうしてもゴックンとしてしまうのです。
先生が「危ない!あかんあかん!」「鼻で,鼻で!」「舌を傷つける~!」と叫ぶのですが,
どうしても,鼻で呼吸を続けることは出来ません。
外から入る水は吸引してくれるようですが,のどの奥につばが溜まってきます。
オマケに鼻の奥からも鼻水が落ちてきます。

あまりに私が出来ないモノだから,
先生もあきらめて,
時間はかかるけれど,
ゴックンしてもいいようなやり方でしてくれました。

そして,最後は,歯を割って抜いていたようですが,
そのときに押さえつけられる,あごの骨の方が折れるんじゃないかと思うくらい
痛かった!

時間にして30分くらいだったでしょうか・・・・

診察台は4つあって,普段は患者を複数座らせておいて,
あっち行ったりこっち行ったりして並行して治療されるのですが,
親知らずの抜歯のときは,
他の患者は入れずに,1人に専念して「手術」を行うとのことでした。

抜いたあとのところを2針ほど縫って終了。

そのときはまだまだ麻酔が効いているので,ほとんど痛みは感じません。
あとからの説明によると,
親知らずが骨と癒着していたので,骨の方が傷ついて(=簡単に言えば骨折)いる。
数日後骨を修復しようと,白血球などが集まってくるので,
おたふく風邪みたいに腫れることがあり,
更に数日後は,赤血球の色が残って,青タンが出てきて,
さらに,その後重力によってそれが下に下がって首のあたりまであざのようになることがある,
という怖ろしい話を聞かされました

お昼前だったので,麻酔が切れるまでのあいだに,買い物に行って,
帰って昼ご飯を食べよう(薬を飲まないといけない)と,
スーパーに寄って帰りました。

本当は3時間くらい食べないで下さいと言われましたが,2時間ちょっと経った頃から
なんとなく痛みが出てきたので,今のうち!と思って,簡単な昼食を摂りました。
そして,夕食の準備ができないかもしれないと思って,
おでんを仕込みました。

その後痛み止めを飲んだものの,やはり夕方まで痛みは最高潮
今日はガンガン冷やして下さいと言われてたので,保冷剤を当てて,
防寒用ヘアバンドを巻いて,
こたつむりになること数時間。

なんとか夕食は少し食べることができました。

実際,口の中は痛くなかったのです。
痛いのは,ゴックンとしたときのあごの下からのどにかけて。
耳の下も痛かったです。
でも,夜寝るときも,痛くて寝られないと言うほどでもありませんでした。

腫れてくるかもしれないという水曜日以降も,
ほとんど腫れることもなく
痛みも和らいできて,
むしろ,口の中の傷の痛みを感じ始めたのが
昨日あたりからでした。

で,今日は1週間後の抜糸のために行きました。
引き続き,今日今から,虫歯の治療をすることも出来るけれど,
どうしますか?と聞かれました。
神経をぬかないといけないので,また麻酔しないといけないと聞き,
もうちょっと親知らずのところが落ち着いてから,ということで,
来週からということでお願いしました。
再び,虫歯の穴に仮の詰め物をしてもらって,今日は終わりました。

あっという間に終わったので,
家に帰って洗濯の続きをしたり,
掃除をして,
12時半頃,
昨夜の残り物の鶏じゃがと
今日の朝食の残りの白菜とベーコンのスープに豆腐を入れたモノでお昼を食べてました。
これまで,私はどちらかというと,
左(今回親知らずを抜いた側)でモノを噛む習慣だったのですが,
最近は意識して右で噛んでいます。
今日も詰め物が気になったので,右で食べていました。
鶏肉の一切れが少し固かったくらいで,他は柔らかいとろとろのモノばかり。
なのに,突然,
ガリッ!ボロッ!
最初鶏肉の骨かいな~と思いました。
が,やはり,詰めてもらったばっかりのが外れたのでした。

午後の診察時間開始を待って,電話をしたら,
すぐに来て下さい,とのこと。
早速出かけました。
1日に2回も行くことになろうとは!
もちろん無料で,平身低頭でした。

次回はまた来週月曜日。
この歯の治療だけで3~4回かかるのだそうです。
いずれ,右の親知らずも・・・だし,
何より,やはり何年も歯医者に行っていないと歯石も溜まるし,
実際歯周病も指摘されているので,
今年は歯医者通いの年となりそうです




七七日で2012年も〆

2012-12-31 02:05:09 | 義母

いろいろあった2012年もそろそろ幕を下ろそうとしています。

12月28日は,義母の四十九日でした。
実際は,22日に法要を行いました。
「法要」と言うとたいそうですが,
大阪の骨仏の寺「一心寺」で,お勤めしてもらっただけです。
出席者は,我々夫婦と義妹の3人。
このお寺は,お骨を納めた人の骨をつかって10年に一度仏様を造って下さり
永代供養していただけるというお寺です。
義父もこちらにねむっております。
義父の骨は5年ほど前に仏様になりました。
義母のお骨はまだ納めていませんが,
義父の祥月命日のお参りの時に三十五日,
そして22日に四十九日の法要をお願いしました。
なんと!おせがき冥加料は300円から!
まぁ一生に一度(というのも変か(^^;))のことなので,最高額の1万円でお願いしました。
値段によって何が違うのかよくわかりませんが・・・

翌日義母宅へ行ったときにオットが,ケーブルテレビと電話の解約をしてました。
電話は,インターネットサービスだけ解約したのかとおもっていたら,
電話そのものも廃止したそうです。
大丈夫でしょうかね~何か不具合はないかな?銀行とか。
まだ相続の手続きしてないしね。

テレビは,去年まで,近所のビルの電波障害対策で,アナログのアンテナがあったのですが,
地デジ化で,そのアンテナはデジタル化に移行してくれなくて,
自分でなんとかしなければならず,
うちはケーブルテレビにしたのでした。
余計なサービスはつけていないのに,結構お高いのでした。
あのテレビ,うちに持ってこようか,考え中。

水道,ガス,電気はとりあえずそのまま。

そんなこんなで少しずつ義母宅をたたんでおります。
2012年も終わりかけ,ひとつ終わった!とおもいきや・・・・
今度は私の母親が我が家にやってきました。
とりあえず,年末年始の10日ほどだけお試しですが,
しんどい
ですぅ・・・
義母とは全然違った意味でね。

と,なんだか終わりのような始まりのような,2012年最後の更新でした。

皆様,どうぞよいお年をお迎え下さいませm(_ _)m


一ヶ月がたちました

2012-12-11 11:30:15 | 義母

義母が亡くなって,今日でちょうど一ヶ月。
直後の一週間は,あれやこれやバタバタしましたが,
その後は意外にも淡々と過ごしています。

私としては,このブログを始めた4年近く前,
義母がいきなり小規模多機能ホームに10日ほどお泊まりに出かけた時の方が,
ぽっかり穴の空いたような気分,そう,いわゆる空の巣症候群に陥ったものでした。

義母の最期は,本当に「理想的」といっていいものでしたが,
だからといって,終わりよければすべてよし,で
封をしてしまっていいものだろうか・・・
そのままだんだん記憶が薄れていっていいものだろうか・・・

と,やはり,ここらで,
介護について,
自分も含めて人の最期について
もう一度考えをまとめてみないといけないなぁと思っています。

gooブログでは,時々(1週間に1回?)1年前はあなたこんな書いてたよ,と1年前の記事が送られてきます。
それを読むと,あぁやっぱり何らかの記録をしておくことって,大事だなぁとつくづく思います。
特に,ここ1年くらいは,ブログの更新の頻度も少なく,紙のノートに時々書いてきた日記もまばらです。
なので,ぼちぼち,忘れないために,自分のために書き残しておこうと思います。
特に,折しも,終末期のケアについて語られた本が何冊もベストセラーになっています。
私もご多分にもれず,何冊も読みあさりました。
その中で語られること,ウンウン頷くことが多かったのですが,
大枠はそうであっても,
具体的なことは,やっぱりわからない・・・
主治医も変わったばかりでしたから,
こういう場合は?
こうなったら?
などということを詰めて話すということもまだできていなかった。
でも,そういうことをする間もなく,
たまたま義母は特段の医療行為を受けることなく畳の上での理想的な最期を迎えることができましたが,
ちょっとしたタイミングの違いで,そうならなかった可能性も大きいです。
ある方のブログで,救急搬送されたあげく,結局自宅に帰られてすぐお亡くなりになったというのを読んで,
最期はそれでよかったなぁと思ったものの,
そこにたどり着くまでの2週間あまりの介護するご家族の奮闘ぶりを読んで,
私のところだって同じような状況に陥っていた可能性も大いにあったけれど,
もしそうなっていたら,私はちゃんと対処できていたか・・・と思うと自信ありません。
まぁ,そんな私(達夫婦)だから,神様は,
上手い具合に義母を畳の上から導いて下さったのだとも思いますが。

「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。
(旧約聖書 伝道者の書3:11)

そんな中,昨日,お世話になっていた小規模多機能施設(とグループホーム)の運営推進会議があり,
最後のお勤めをしてきました。

最後に一言お願いします,と言われていましたが,特に話すことを用意はしていませんでした。
本当は単なるお礼だけでなく,ちょっとした提言なども・・・と思っていたのですが,考えがまとまらず,
適当にありがとうございました,だけ言おうと思っていました。

ところが・・・

ちょっと話し始めただけで,
急に涙があふれ出して,言葉になりません。
言いたいことが次々とその場で出てくるのですが,まとまらず,
涙もとまらず・・・

でした。

オットからの「お母ちゃん死んじゃった」の電話を受けたとき,一瞬号泣しましたが,
入棺のときも,葬儀のときも,お骨揚げのときも,涙は全然出ませんでした。
その後,お悔やみのお電話をいただいてお話していても,
先日は義父の命日でお参りに行ったときに五七(35)日の法要をしてもらったときも,
涙ぐむことなんてなかったのに・・・

何なんでしょうね~

最後まで読んでくださりありがとうございます。
よろしければポチっとおねがいします。
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ


おかあちゃんのあさがお(2)

2012-11-19 02:05:19 | 義母

11月11日(日)

朝7時からの「宇宙兄弟」 ついつい寝坊して見忘れるのですが,
今日は見るぞ!と心して早起きしました。

そして,朝ご飯を食べ,洗濯をして,
今日のお昼はどうしようかな~などと考えながら,
片付けをしていると,
昨日搬入されたエアマットのマニュアルが紛れ込んでいました。
何気に見ていると,
ベッド上で着替えなどの介助を行うときには,
マットをパンパンに固く膨らませる「クイックモード」というのがあるということに気づきました。
で,オットにも教えてあげよう,と電話をしました。
「今朝はどう?」
「う~ん,なんかおかあちゃんおかしいねん。
ご飯はちょっと食べたけど,血圧が低すぎるのか,測られへんねん」
そういえば,以前も似たようなことがありました。
でも,そのときは測れないというより,測れたけれど下の血圧が30台とかだったような・・・
なので,私もそう深刻に受け止めることもせず,
「電話したのはね,エアマットのマニュアル見てたら,クイックハードモードってのがあったわ。
もう済んだかもしれんけど,着替えとかおむつ替えのときこれにするとやりやすいみたい」
「それは,昨日業者の人も説明してた」と,オットはちゃんと聞いていました。
そのときは,それで電話を切りました。

なぜか,すぐに出かけよう,とは思わず,
本を読み始めました。
そろそろ義母の看取り,最期のことを考え始めたここ2週間ほどのあいだに,
「平穏死10の条件」(長尾和宏)
「平穏死という選択」(石飛幸三)
「思い通りの死に方」(中村仁一×久坂部羊)
の3冊を読みました。
人が旅立つ間際,どういう呼吸状態になるか,と言うことがどこかに書かれていましたが,
血圧はどうなんだろ??と。
また,むくみについてはどうなんだろう??
そして,痰の吸引のこと・・・
何か参考になることはないかなぁと。

と,
オットから,電話がかかってきました。

「おかあちゃん,死んじゃったみたい。
息してない・・・」

大急ぎで出かけようと,玄関を開けると,
なんと!
昨日の朝顔が,まだ咲いていました。


最後の力を振り絞って足かけ2日間咲き続けました。
義母が土曜日にホームから帰ってきて,
息を引き取るまでの間,
愛する息子と過ごした最後の2日とぴったり重なります。

*************************************
私が電話したときまでの様子は
次のようだったそうです。

朝起こして
「おかあちゃん,おはよ~」
と声をかけると
「はーい」と大きな声で返事をしたそうです。
着替え,おむつ替え,床ずれの手当をいつも通り行い,
車いすに移乗。
朝ご飯は,
蒸しパンをエンシュアリキッドに浸したものを,
スプーンで口に運んで食べさせた。
2口くらいは自分から口を開けて食べてくれたので,
今日は調子いいのかな,と思った。
ところが,それ以上はなかなか口を開けてくれなくて,
無理矢理入れたものが口の横から垂れて出てきた。
そこで,ちょっと血圧でも測ってみようとしたけれど,
エラーが出て測れない。
測り方が悪いのかと,腕を変えたり,何度か試みたけどダメ。
でも,その時点でまさか死んでるとは思わないので,
呼吸を確かめるとかはしなかった。
そして,ケアマネさんに連絡をして来てもらい,
救急車を呼んだ。

とのことでで,私が到着したときは,
ちょうど救急車で病院に向かうところでした。

全く苦しまず,かっくんといくこともなく,
いつ息を引き取ったのかわからないほど,眠るようだった 
とオットは言います。

住み慣れた自宅の畳の上での
ソフトランディング でした。
傲慢かもしれませんが,
私としても,満足です。
一つ,後悔するのは,
前日の予定が狂って,
泊まらなかったこと。
予定通り泊まっていたら,
私も最後に立ち会えたかもと思うのですが,
でも,最後は親子水入らずで,ということになったのも,
神様の思し召しなのかもしれません。

よろしければポチっとおねがいします。
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ







おかあちゃんのあさがお(1)

2012-11-13 06:52:46 | 義母

11月10日(土)



まだ放置していた朝顔に小さな花が咲いていました。
小さい分,色がとても濃く,しっかりした花でした。

この日は,義母が水曜日からのお泊まりから朝帰りする日。
先日から、ミキサー食になり、お昼ご飯はどうするべ~?と
アタマをかかえながら,とりあえず,
トマトジュース寒天に豆腐,柿のすりおろし,煮込んだ野菜スープの残り,バナナに牛乳などとともに,
バーミックスを持って出かけました。

私は,オットより一足遅くお昼ご飯時に到着したのですが,
すでに帰宅していた義母は,ちょっとお疲れモードで,車いすに座っていました。

インスタントのスープパスタに,煮込んだ野菜スープの具を入れて牛乳粥のようにしたものを
さらにバーミックスでつぶしてみました。
味は悪くなかったと思うのですが,2口くらいしか食べてくれませんでした。
なんとか,少しでもエネルギーチャージせねば・・・と,
水分補給も兼ねて,エンシュアリキッドを飲ませてみたり,
ゼリータイプのものを口にくわえさせたりしましたが,
ほとんど口にしてくれませんでした。
朝ご飯は,ホームでそこそこたべていたようなので,
あまり無理じいはせずに,適当なところで切り上げました。
お昼は食後の薬もないので。

ほどなく,福祉用具のレンタル会社の方が来られました。
先週借りた車いすなどの点検と,
この日は,エアマットの説明をして下さることになっていたのです。

ところが,エアマットやってきたお兄さん,エアマットの現物を抱えて入ってきました。
2つ候補があったのですが,より機能の高い方を持ってきて下さったようで,
さっそく設置。

義母の仙骨部分の床ずれが,少しずつひどくなっていってるので,
これ以上悪化させないために,早い目の対応を考えて下さってのことです。

ついでにベッドの点検。
一番高いところまで上げると,1メートル以上高くなるのですね!
そのとき,ベッド下の掃除をしたかったのですが,車いすの点検もあり,
義母をとりあえず,ベッドに移動させなければならなかったので,
掃除機かけるのは後ですることに。

エアマットでふかふかになったベッドの寝心地は
なかなか良さそうです。
が,人によっては,船酔いしたようになる場合もあるそうです。
今度義母がお泊まりに行っている間に寝てみよう~♪

車いすも,リクライニング&チルトの居住性のよいものに1週間前に取り替えてもらいました。
とってもコンパクトながら,ヘッドサポートもついて,足のせも角度を変えることができます。
ホームの軽のリフトカーにも乗ります。


要介護5になったとたん,もうフル装備です。
そうそう,おパンツも,フラット式のおむつに変えました。

ずっと便がダラダラダラダラ出ていて,床ずれの場所とビミョーなので,
こまめな交換が必要です。
やっとオットも,ウンチ始末と床ずれの手当,できるようになりました。
脱臭機能付き空気清浄加湿器も買いました。

福祉用具の業者が帰られた後,
義母をベッドに寝かせたまま,ベッド下を掃除しようと,
さっき業者の方がベッドを最高位置まで上げたのと同じところまで上げてみました。
義母は,声を上げたり,怖がったりはしませんでしたが,ちょっと(*゜ロ゜)していました。
天井がどんどん近くなっていくのですから。
オットは,
「おかあちゃん,あぁこれで天国が近づいた,と思ってるんちゃうか~」
などと冗談を言ってました。
しっかりベッド下のそうじができて,私もさっぱりした気分。

でも,ちょっと予定が狂いました。
本当はこの日は,私はお昼過ぎにいったん家に帰って,夕食時から再び来て,
夜は泊まろうかと思っていたのでした。
が,掃除が終わると,今度はおむつ替え(ウンチ始末と床ずれの手当のおまけつき)。
朝の報告では,おしっこが出ていないとのことだったのですが,
今回はパッドがずっしりしていました。

しかし,義母の手足のむくみは半端じゃありません。
両足はもとより,なぜか,左手だけがパンパンにはれています。
そして,お昼ご飯の時,車いすの下が,濡れているのに気づきました。
おしっこがもれているわけでもなく,
水をこぼしたわけでもありません。
義母の腫れた足から,出てきた水分でした。

夕食は,我々は昼に続いて,適当に出来合いのもので,
義母には,昼食べなかった牛乳粥と,豆腐とトマトジュース寒天,
柿のすり下ろし,を用意しました。
昼よりはマシでした。ほんの少し取り分けて入れた豆腐とトマト寒天は完食。
柿も2口くらいは食べてくれました。
でも,水分は拒否。
ストロー,吸い飲み,どちらも口を開けてくれないので,くわえさせることすらできません。
先日からストローで自分の力で吸うこともできにくくなっているようでした。
薬は,前日から血圧も低いので,中止しており,
抗生剤(子供用ドライシロップのクラリス)のみ。
なぜかこの安物の苺ジュースみたいな味が好きなのか,少量の水で溶かしたクラリスは
スプーンで少しずつ飲ませることができました。
しかし,ほとんど水を飲んでいないので,口に入れたものが舌にへばりついています。
買ってきたばかりの,口腔ケアスポンジで,舌をきれいにしようとするのですが,
なかなか口を開けてくれません。
いい加減のところであきらめて,
着替えとおパンツ替え。
エアマットの上での作業は,結構きついものでした。
そういうときは,クイックハードというモードがあって,
パンパンにふくれてくれるのですが,
それに気づいたのは翌朝でした。

今度はおしっこが出ていませんでした。
幸いなことに,1週間前泊まったときには,痰が絡んで絡んで
夜中もとても苦しそうだったのですが,
この日は,帰ってきてから夜になっても,
ほとんど痰で苦しそうにするという場面がありませんでした。

というわけで,後はオットに託して,家路につきました。
11時頃家に着いたのですが,
なんと!
朝のあさがおがまだ咲いていたのです!!

to be continued...

よろしければポチっとおねがいします。
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ




10月は毎週末コンサート(*^_^*) しかし・・・

2012-10-29 00:22:48 | 義母
本当は今日はオットは仕事の予定だったので,
義母には昨日からお泊まりしてもらっていたところ,
仕事がキャンセルになったので,1日ゆっくり2人で家で過ごす貴重な日曜日。
とはいえ,私は,午前中せっせと衣替えをしました。
午後は何となくダラダラと過ぎていきましたが。

今月は,毎週週末はコンサートに出かけました。
*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*


10月6日(土)
中学校に勤めていたときに吹奏楽部の顧問をされていた先生の追悼コンサート。
昨年亡くなったのですが,お葬式も教え子であふれかえり,
一年後もまたこのような壮大な企画に大勢の賛同者,参加者を得て,
改めて先生の偉大さを感じました。
私たちの結婚披露宴でも演奏した頂いたことでもあり,
またオットも中学校では吹奏楽をやっていたので,2人で一緒に行きました。
40数年ぶりに聴く吹奏楽演奏。
今の子はうまいな~と感心することしきり。
まぁ,楽器もよくなっているのでしょうけどね。

10月13日(土)
堺市の企画で行われた,古楽入門のコンサート。
その前に,駅近くのコミュニティーカフェでアマチュアのグループのバロックコンサートがあるというので,
お昼ご飯がてら行ってみまることにしました。
リコーダーとバイオリン,チェンバロの3人でのアンサンブル。
テレマンやヘンデルなど,ちょっと楽器をやっていた私にはとてもなじみ深い曲のオンパレードで,
楽しく心地よいひとときでした。
またやりたいな~という気持ちがムクムク・・・といってもあんなに上手にはできませんが。
午後1時半までという予定だったので,次の演奏会に間に合うかなぁと思っていたところ,
演奏そのものは1時前に終了。

順調にハシゴできました

こちらは,あまりどんな演奏会か調べずに行ったのですが,
途中で,「楽器体験」のコーナーがあり,希望者を受け付けていました。
ヴィオラ・ダ・ガンバ,リコーダー,リュート・・・
全部うちにあるやん~ 
でも,私はほとんどリュートは触ったことないので,とりあえず申し込みました。
で,そのときの写真がコレ。

これをFaceBookのプロフィール写真に使ったら,
案の定!私がリュート弾きだと思って下さった方がいて・・・でも,結構この写真気に入ってます。
始めてみようかな~なんてちょっと思ってます。
というのも,ガンバはすでに挫折。
同じ弦楽器でも,弓で弾くのはどうも性に合いません(というかムズカシイ)。
やはり直接自分の手で弾く方が単純でいいです(^^)。

オマケ
コンサート会場を出たら,向かいの美術館でやっている展覧会のチラシを配ってました。
全く知らなかった「泉茂(1922~1995)」という画家の展覧会でしたが,
なかなかよかったです。
エッチングやリトグラフが多かったですが,
モチーフに楽器が使われている作品が楽しかったです。
また,抽象っぽい,四角や三角だけの物にも,
何かしら物語を感じさせるような
素敵な作品に出会えて,
何かお得なひとときでした

10月21日(日)
20年来の友人の合唱アンサンブル(レティツィァ・ノーヴァ)の定期演奏会。
今年は,O.ラッススがメインのステージでしたが,ラッスス=宗教曲,のイメージしかなかったのですが,
世俗曲もなかなか楽しいものでした。
第3部では,ジブリソングなど日本の歌もあり,
最後には楽譜が配られ全員で「見上げてごらん夜の星を」歌いました。
何だかウルウルきちゃいました。
あと1,2年で結成20周年というアンサンブル。
皆さん,お仕事や家庭を持ちながら,ずっと続けてらっしゃる,
しかもいくつものグループ掛け持ちという方がほとんど。
なんでも,すぐに手を出しては続かない私としては,
その爪の垢を煎じて飲ませて頂きたい,と,毎年思うのでした。

そして,昨日
10月27日(土)
一連の演奏会で,入場料が一番高かったもの。といっても前売りで3000円。
そう,今月の演奏会はフリーとか招待とかがほとんどで,
そういう意味で,これが唯一普通の演奏会。
堺古楽コンサートシリーズ第4回。
今年は,アントネッロを東京から招いての演奏会でした。
去年までは,堺市博物館(?)の学芸員の方のお話が前半にあったのですが,
今年は,純粋の演奏会。
アントネッロは濱田芳道さんのリコーダー・コルネット,西山まりえさんのチェンバロ・ハープ,石川かおりさんのガンバ 
というアンサンブルですが,
最近はカウンターテナーの彌勒忠史さんも加わって活動されているようです。
そして,今回はさらに,関西のリュート奏者高本一郎さんも加わってのステージで,
天正遣欧使節の音楽と
17世紀のイタリアの「オスティナート」(一定のバス進行(コードのようなもの)の繰り返しの上に当時流行ったメロディーの変奏を重ねていく曲)の曲が演奏されました。
アントネッロは東京にいたときはたびたび聴きに行ったり,
友人が濱田さんの弟子だったこともあり,オフ会で一緒に遊んでいただいたこともありましたが,
大阪へ来てからは初めてでした。CDも最近は買ってなかったし・・・
濱田さんのアクロバティックな演奏はますますパワーアップしてましたし,
西山さんのハープもナマで聴くのは初めてでしたが,すばらしかったです。
彌勒さんの声はパワフルで,今まで聴いてきた,単に「高い男声」だけのカウンターテナーのイメージが変わりました。
高本さんは13日に引き続き,今月2度目。
前回の演奏会の後,FaceBookで友達リクエストを送って,承認頂いた直後でしたので,
終了後のCD販売とサイン会でひとことご挨拶を~と思ったのですが,
なかなか出てこられず,
それより何より,私はあまりによれよれの格好で行ったので,そのまま帰ってきました。


      
どうして,よれよれの格好だったかというと・・・

この前夜は,オットが義母宅に泊まって,日曜日の仕事のこともあったので,
朝から義母を2泊のお泊まりに送り出す予定でした。
しかし,この頃,義母は立位を保つことも難しく,
オット1人で,起こして着替えさせて,朝ご飯食べさせて・・・というのが大変なので,
私が朝から行くことにしていました。
ところが,朝起きるとあまりにいいお天気~。
シーツやベッドパッドの洗濯を始めてしまいました。
それが思ったより長くかかり・・・出かけるのがちょっと遅くなってしまいました。
でも,どうせ,義母を送り出したら一度家に戻ってから,演奏会に出かけるつもりだったので,
適当に服を引っかけて,化粧もせず・・・
それと,義母宅のゴミ(ほとんどがおパンツ)を車で持って帰ってくる,というのもありました。
というのも,義母宅のゴミ収集日は月曜日と木曜日。
普段は日曜日の夕方義母を送り出して,帰り際にゴミ出しをしてくるのですが,
先週もある事情で捨てられず,今週も捨てられない・・・
となると,いくら涼しくなったとはいえ,いくら何でも2週間分も溜めるのは・・・
ということで,持って帰ることにしていました。

ところが,義母宅に行くと,すでに9時前で,お迎えは9時30分。
大急ぎで着替えさせて・・・とおパンツを替えようとみると,見事にウンちゃん出てた!
ということで,さらに手間がかかり,
お泊まりの薬の用意などもしてなかったので,大慌てでした。
で,自分たちの朝食はその後。
また,オットが風邪をひいたというので,義母の主治医のところへ行かせたら,なかなか帰ってこない。
こりゃ,いったん帰って着替えて昼ご飯食べてからコンサートに行くというのは無理だわ~と,予定変更。
義母宅の冷凍庫のもので適当に昼ご飯食べて,
ゴミを積んだ車で演奏会に行くしかない!
私はよれよれの服,オットは昨日仕事に行ったときのスーツで(^^;)。

いいお天気で暑いくらいの日。真っ昼間の3時間,車は屋外の駐車場・・・
サイン会はパスして大急ぎで車に戻ったら・・・
案の定・・・蒸れてましたぁ~
あぁパソコンからにおいが出るというテクノロジーはまだなくてよかった~。
窓を全開にして走れど,信号や渋滞でのろのろ~~では,なかなか空気が入れ替わりません。
信号のない自動車専用道路に入ってやっと,風がビュンビュン
車にこもったにおいはおさまりましたが,
私の鼻や口のどに染み渡ったアンモニア臭は夜まで取れませんでした
早速今日夕方,脱臭装置付きの空気清浄加湿器を見てきましたよ~
明日か明後日購入して義母宅に持っていきます

よろしければポチっとおねがいします。
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ