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Wilma's Diary

2005年いきなり始まった認知症介護生活。その時々の思いを忘れないために,自分のために書き留めています。

初心に返って その2

2009-09-08 00:02:09 | 手仕事

グラニーバッグは,縫い方としては,これといったポイントはなく,これまでに作ったポーチなどより,見栄えがする。それだけに,キットのまんま,では,ちょっと芸がないと思い,うち布にポケットをつけ,バッグの口にレースをつけてみた。

つけたのは,自分で編んだブレード。お試しのつもりでいくつか編んであったものの中から選んでつけてみた。スプレー糊をつけてアイロンをかけて,形を整え,左右対称形ではないものの,全体として真ん中にくる位置において,リボンをくるむ前にジグザグで留めた。元はこれの倍近い長さがあったのだけれど,普通のレースだったら,はさみでチョキンと切ればいいところを,手編みなので,必要なところよりちょっと先を一カ所切ってほどいて,縫いつけてから,ちょうどよい形に納まるように編み直したりして,結構手間がかかった。最後に,ぴらぴらなるのを押さえるために,ピコットのところに小さなパールをつけて留めた。
グラニーバッグどしては,ちょっと小さめだけれど,結構気に入ってます。ただ,持ち手が細いので,もし,もう少し大きいサイズで作るなら,持ち手を工夫する必要ありかな。これも,中布(裏布)次第で,リバーシブルで使えそうですね。


初心に返って

2009-09-07 18:39:46 | 手仕事

先週の金曜日は,どこにも出かけないつもりで,久々に,フェリシモのキットのポーチを作っていたところに,手作りフェアへのお誘いメール。一瞬迷ったけど,たまには,ふらっと出かけようと,慌てて用意をしていたら,オットから
「今夜,晩ご飯食べてきてもいい?」
「ど~ぞ,ど~ぞ」\(^_^)/

というわけで,着いたのが3時頃で2時間ほどしかなかったのですが,いろんなモノを見て・体験することができました。久しぶりにミニ・オフもできて,リフレッシュしてきました。そのテのイベントに出かけるときは,一人で,朝一からめいっぱい見て回るということが多く,その分ついついお買い物も増えて疲れ果ててしまうのだけれど,今回は,お買い物も控えめで,全部は見られなかったけど,心は十分満足でした。

さて,やっと落ち着いてミシンに向かうことができるようなまとまった時間が取れるようになった先週木曜日あたりから,フェリシモのバッグとポーチのキットを片付けようと,手がけていたのが,これらのバッグやポーチたち。

実はワタクシ,キルトミシンワークの教授資格まで取ったのですよ~。なんだけど,やっぱりここらで,初心に返って,基礎をしっかり,そして,応用を利かせられるようにしよう!と,「はじめてさんのバッグとポーチづくり」(6回)というのを購入してみました。

テキストは詳しくて,手取り足取り書いてあるけど,?と思うところもままある。また,ここはこうした方がいいんじゃないの~?と思ったことや,私なりの経験から得たコツ,また,私が使っているベルニナミシン(とアタッチメント)の使いこなしでもっと簡単にできることの発見,などなどを記録(記憶)していこうと,思った次第なのでありまする。今日までに6回分のうち4回分完成。その一部が↓です。


オレンジのストライプの巾着とグリーンのファスナー付きポーチには,無地の部分にスタンプを押してみたけど,センス&押し方の技術がイマイチだね~。同じくフェリシモで,いっぱいスタンプも買ってたりするのです。





巾着の方は,リバーシブル仕立てなのだけれど,要するに中袋付きのバッグと同じ,2枚の長方形の布の短辺(上下)を縫い合わせて輪っかにし,縫い合わせたところを合わせて,脇を縫う(巾着なので紐を通すところと,返し口を8cm位開けて)だけ。返し口からひっくり返せば出来上がり。最初に短辺を縫うときに,持ち手をはさんで縫えば,手提げバッグにもなりますね。

ポーチの方は,一応ファスナー付けをマスターしましょうということだったみたいだけれど,両側の布の端にファスナーを縫いつけてから,裏返して,底と脇を縫うという仕立て。ファスナー口がポーチの幅一杯だからだと思うのだけれど,薄いナイロンファスナーが付いていた。でも,やっぱり,ファスナーの端っこは固くて,脇をギリギリに縫うのは難しい。ペタンと重ねられない。こういう仕立ての時は,ファスナーの上下止まり(特に下)よりも本体の幅を広くして,少しスキマが出来るくらいの方がすっきり仕上がるんじゃないかな。
もう一つの小さな巾着袋。底はこんなになってます。

恥ずかしながら,このマチの作り方,初めて知りました。底になる部分をマチにしたい幅分を折り上げて,脇を縫うだけ。これはツカエル!

黒と白のチェックのグラニーバッグは次の記事で。


試行錯誤

2009-08-06 11:11:46 | 手仕事

フェリシモのキット「東欧のおばあちゃんの手仕事みたいな刺繍ポーチ」の一つめをやっと完成。刺繍はURでちょこちょこやるのにいいかなぁと始めたものの,結局1年くらいかかってしまった。もちろんやり出したら,数日で出来るのだけれど,なかなか「ちょこちょこ」「スキマの時間」を生かせなかった。これではいかん!(まだ5つキットがある!)と,先日,エアコンのない暑い暑いURの部屋で,数時間粘って刺繍を完成。その後,家に持ち帰って,ポーチに仕立てた。

できあがって,説明書とか残りの糸を整理していたら,1色だけやけに刺繍糸がたくさん残っているあれ?と思ってよく見たら,ファスナー口のパイピングに沿って,刺繍するのを忘れていたのだった! でも,もう仕立ててしまったから仕方ない。別になくたっておかしくもないし~~ てことで一応完成

仕立てでちょっと苦労したのが,ファスナーつけ。手縫いでつけることを前提としたものだったのを,ミシンでつけようとしたから,無理があった。というのは,20センチほどの布の両端にファスナーをつけて筒状にするので,最初の片側はいいのだけれど,もう一方のほうは,最後までミシンがかけられない。いけるところまで縫って,最後の数センチは結局手で縫った。筒にしてから,両端のところを屏風畳みに折りたたんで裏から縫うと,マチの部分が箱包みの底のようになる仕立て方。コロンとしてかわいくて気に入りました。そこで・・・

 

同じ仕立てで,大きさを変えて作ってみました。そのときに,上記のファスナー付けの問題を解決するために,ワンピースの背中のファスナーつけよろしく布を2枚に分けて,ファスナーの両側に縫って,後で反対側の端を縫い合わせて筒状に。そして,せっかくそういうことをするなら,左右違う布を使うとおもしろいんじゃないかと。もちろん,これには刺繍などしないので,せめてこれくらいのデザイン性もなくちゃね。
買い置きのファスナーは,キットのより短いので,逆に幅を広くして,よりコロンとした形をねらって,大きさを変えてみました。キットのは,一応ペンケースということなので,そこそこの長さのペンなどが入るはずですが,これは別に何を入れるというわけでもなく,試作なので,適当といえば適当。

そして,ファスナー口の端につけるタブも,適当に見つけてきた綿テープ。まぁこれだけではあまりに愛想がないので,スタンプを押して・・・ところが,これをつける時(折りたたんだ布に差し込む),1回目の失敗。差し込む方向を間違えて,タブが中側に入ってしまった。次に,ほどいて,正しい方向に縫ったのに,表と裏を間違えて,せっかく押したスタンプ(☆)が裏側に(右側の写真は底から見たもの)。それで,慌てて,表側にもスタンプを押したのだけれど,やはり,縫ってからだとうまく押せず,ハート形がハートに見えない。それで,ファブリックマーカーで縁取りを描いて,なんとか形にはしたけど,なんかイマイチ~


ホンのちょびっとの布で半日遊びました。この仕立て方で,大きさをいろいろ変えてみると,面白いものが出来そう。しっかりした生地とかパッチワークして綿を貼ってキルトしたものでボストンバッグ風のものを作ってもいいかもしれません・・・て多分そこまでしないだろうなぁ~


やっと完成~電子チェンバロのカバー

2009-07-15 17:21:50 | 手仕事

昨年念願のチェンバロが我が家にやってきた。ただし,本物のチェンバロではなく,電子チェンバロ。こんなのです。http://www.roland.co.jp/products/classic/c30/seihin/index.html
蓋を開けると天使のピクチャーボードが現れ,それ自体はいいのだけれど,その手前に透明の譜面立てがあって,蓋の開閉にはこの2つをしなければいけなくてちょっと面倒。もし,蓋をしてしまったら,物置になってしまう可能性も大。開けておけば,気の向いたときにすぐ弾ける。というわけで,さっとかけられて,さっと取れるカバーをかけたいとかねがね考えてきた。横から見たのがこんな感じ。



布は売りに行くほどあるのだけど,今年に入ってからは,義母のこともあり,ついつい後回しになっていたのだが,最近やっと重い腰を上げた。売りに行くほどあるといっても,やっぱり,それなりの雰囲気のある色柄のもので,しかもある程度の分量がないといけないので,選択肢は限られた。そのなかでも,10年くらい前に,アメリカのパッチワークの通販で買ってそのままになっていた,多分クリスマス柄だと思われる布が出てきた。それに合わせる裏布には楽譜の模様がプリントされたもの。そして,パイピング用の布。この3種類で,ただ蓋に引っかけるだけのカバーを作ることにした。

ちょうど楽器の幅が布幅の110cmよりちょっと広いめなので,布幅いっぱいに使って,足りない分を広いめのバインディングで広げることに。表布はアメリカの通販で買ったのであるのは1メートルではなく1ヤード(約90cm)
。1mは欲しいところだったので,足らない分は,バインディング用の布を継ぎ足し,その部分が,蓋の裏側に垂れるようにした。

と,そこまでやったときに,ひとつ問題が浮上。裏側に垂れる分より,前の方が10倍近く長いわけで,重さもそれなりにある。バランスがとれて,落ち着くようにするには・・・?

そこで考えたのが,レースのカーテンなどのすそに入っている棒状の重り。でも,カーテン用品の専門の店が近くになく,何かそれに代わるものはないかと探していたら,あるパッチーワークの先輩から,ボタンをいっぱい付けると,デザインにもなって,ある程度の重さも出ると教えていただいた。それもいいかも~と思ったけれど,どうせ裏側になる部分だし,今回はあんまり凝ったことはしたくない。ということで,100円ショップへ。そこで見つけたものが,マグネットバー。磁石としては今回は意味ないのだけれど,長さ12,3cmで幅が1cm程度で,適度な重さ。2本入りで100円。これを,裏側の端の部分に縫い入れることにしよう。そして,前側のすそには,おしゃれなフリンジ付きのブレードを買ってきた。



とそこまで6月の終わり頃までには用意してあったのだけれど,その後がまたエンストしてしまった。時間がないワケじゃないんだけど,どうにもエンジンがかからない。だけど,今日から義母はショートで,朝もオットがいるから私の出番はなし。そして,ボランティアも一段落したのでお休みの今日,どこへも出かける必要がないので,今日こそ完成してしまおうと,一念発起。

で,先ほど完成しました~



適当に選んだマグネットバーの重さもばっちり,後ろに引っ張られることもなく,前にずり落ちることもなく,ばっちりでございます。場合によっては,蓋の厚みのところに当たる部分に滑り止めをつけようかとも考えていたけれど,それも要らないみたい。色も雰囲気もぴったりで満足~