今日は,久しぶりに義母は休み。それは,我々がデイサービスする日ということを意味する。ただし,私は,昼間はオットに任せて,外へ行ったり,家に帰ったりして息抜きをする。何時間も義母と同じ空間でボーッとするのはたえられない。
今日も,昼をすませたら,一旦家に帰ろうと思っていたが,出かける直前,友だちから電話があり,午後そちらの方へ行くからちょっと会おう,ということになった。そのことをオットに言うと,彼も,午後3時間ほど職場に行ってくると言う。
以前なら,義母は,私が昼を食べさせて,2時過ぎに帰ると,夜オットが行くまで一人だった。休みの日なども,2人でお昼に行って,午後は私たちだけ町へ出かけて夜戻ってくるということも良くあった。しかし,ホームに通うようになってから,一人にしておくのがとても不安になってきた。(もちろん,週に3日くらいは,夜は一人にして帰るのだけれど・・・)しかもこの時期,脱水も心配だ。すぐに飲めるように,テーブルにお茶をいれておくのだけれど,めったに飲んでくれたためしがない。
そこで,今日は,昼食後5時くらいまで,ホームに預かってもらうことにした。突然ではあったけど,食事を頂くわけではないし,よっぽど利用者がいっぱいでないかぎり大丈夫なはず。電話をしてみると,「今日は人数も少なくて,ゆっくりしてますから,どうぞ,どうぞ」と。というわけで,車に乗せて連れて行った。帰りは「お送りしてもいいですよ」と言ってくださった。でも,オットは迎えに来るつもりで出かけていったので,「今日はいいです」とお断りして,私は友だちとの約束の場所へと向かった。
夕方,オットが迎えに行くと,義母が「えぇ~,もう帰るの?」と言ったらしい。確かに,いつもは大体朝から夜7時半頃までここで過ごすのだから,今日はあっと言う間だったのだろう。
突然のこんな要望にも応えていただけて,とてもありがたかった。もちろん,利用料は,定額内(おやつ代は実費だけど)。義母は,今日一日とても機嫌が良く,私の服はほめちぎり,食事は昼も夜もおいしいおいしいと食べてくれるし,夜は,薬までおいしいと言って飲むし,しまいに,口を濯ぐ水までおいしいといって,全部飲んでしまった~。
今週から基本のパターン。つまり,今日火曜日は通いで,夜オットが泊まり,水曜日から3泊のショート。そして,今日は久々に朝はお任せすることに。先日の2日間連続の送り出しが,イマイチだったので,腰が引けているというのも正直なところ。 お願いしたこと 着替え そして,今朝。特に用事はなかったのだけれど,家でじっとしていた。そしたら,10時半ごろケアマネさんから電話があり,「パンは食べてあったようで空き袋がありました。布団が濡れていたので干しました。」との報告とともに,やはり,スタッフは,連れ出すことに必死なようで,家の中の後始末のことまでなかなか手が回らない様子だと言われた。やっぱりなぁ。
でも,それとは別に,この際,もう一度家族の居ないときのお迎え時のことをきちんとお願いしたかったというのもある。 利用を始めて3か月経って,ホームのスタッフとの連携プレイ(^_^;)の再確認も必要だと思い,その第一弾として連絡ノートを通してきちんとコミュニケーションを取れるようにしたつもり。連絡ノート等を通じて私が知りたかったことは3つ。入浴の有無,排便の有無,そして,我々家族がいない時のお迎え時の様子。最初の2点は健康管理表のコピーを頂くことでわかるようになった。しかし,3点目については,ノートに記入して欲しいということはまだちゃんと伝えていなかったし,それ以前に,4月7日の日記に書いたように,朝のお迎え時のことを事細かにお願いしないと,いつまで経っても私のストレスが解消しないと思ったのだ。 それで,昨日,朝のことを事細かに書いて,送ってきて下さったスタッフにオットから渡してもらった。そしたら,すぐにケアマネさんから電話がかかってきて,さっそく明日からちゃんとするようにしますとのことだった。
寝具
シーツが濡れていることが多いのはもちろんだけれど,
濡れた敷き布団に掛け布団が直接触れて濡れていることが多いので,
よくチェックして,濡れていたらカバーをはずして干してほしい。
その場合は,連絡下されば,適当な時間に取り入れに行きます。
(敷き布団の方は,シーツの下にペットシーツや防水シーツを敷いてあるので,
布団まで濡れることは滅多にない。)
ネグリジェが濡れているということは,
下着も濡れているので,必ず下着は朝着替えさせてください。
雨戸
布団干しなどで,雨戸を開ける必要があれば
開けてもらってそのままでいいですが,
そのときの状況で開けても開けなくてもどちらでもいいです。
(最初は開けて欲しいと言っていましたが。)
だって,私が行くときは,9時過ぎに着いて,起こして着替えさせて朝ご飯を食べさせて・・・お迎えを待って送り出し,布団を干したり片付けたりして,おまけに洗濯までしていたら,2時間はゆうにかかってしまうのだ。それを,お迎えを兼ねたスタッフが(洗濯はしないで,しかも2人でやろうとしても),30分以内に出来るとは思えない。布団干しなど物を相手の仕事自体はできるとは思うけれど,義母相手のことはそう簡単にはいかないのである。
きっと火曜日は,ホーム側にとっては,魔の火曜日となり,その日うちの担当に当たったスタッフは気の毒だとは思う。私も決して,行けないわけではないので,出来るだけ協力はするつもりではあるけれど,丸ごと見てくれるという小規模多機能ホームには,その方向で動いてもらえることを期待したいので,敢えて週に1回程度は,朝の丸投げを続けてみようと思うのだ。
3泊のお泊まりからご帰還。またまた微熱が出たりしたようで,ちょっと元気がなかったらしい(オットの報告)が,今日はおやつの時間にたこ焼きパーティーがあったとかで,美味しく食べていたとか。食欲があるならまぁいいか~。義母より私の方が今日は調子がよろしくない。日曜日からのどが痛くて,今日は夕方買い物に出かけた途端,鼻がグスグスしはじめ,ティッシュが手放せない。
さて,先日,ホームに提案した,タグ付きお通いバッグと連絡ノートであるけれど,ホームの方で早速ノートとそれを入れるファスナー付きケースを用意して下さった。ノートには,私が先日入れておいたメモとルーズリーフのノートがはり付けてあった。そして,その続きにケアマネさんからのお詫び(本当ならこちら(ホーム)の方で用意しなければいけなかったのに,遅くなり申し訳ない)とメッセージ,担当者による本日の様子,洗濯物についてのコメントが書かれていた。そして,ホームでつけている健康管理表のコピーを入れて下さった。体温・血圧等のバイタルチェックの結果,排せつ記録,食事・水分摂取,入浴等の記録がつけられているものである。これらで,ホームでの様子が手に取るようにわかるかといえばそんなことはもちろんないけれど,最低必要な情報は得られる。また,ホームにすれば,(私がウルサイ家族と思われてることはないだろうけど),こういうのを出しておけば一応の説明責任は果たしたことになるのだろうな。
家では,血圧計るのもいやがるし,体温も普通の体温計ではなかなかちゃんと計らせてもらえないけれど,薬と同じく,「他の人もやっている」効果は大きい。
今日から3泊のお泊まり。泊まりの時に必要なものは,寝間着と着替えワンセットと薬のみ。着替えについては,通いの日にお風呂に入れてもらうこともあるので,常にワンセット置かせてもらっている。他所の一般的なショートでは,いろいろ持ちものがあると聞くし,中には化粧道具などを持っていく人もいるらしいが,義母は基本的には何も要らない。歯はないから歯ブラシも使わない,めがねもかけていないし,靴下はきらい,もちろんお金も使うことがない・・・ホームの方でも,○○を用意してくださいとも言われない。また,紙P及びパッドはホームでの買い置きを使っていただいているので月ごとに利用料といっしょにお金を払えばよい。もし万が一何か必要になったら,届けることもできる。おまけに,家でのシーツなど,汚れ物を持ち帰って洗濯もして下さる。そんなわけで,お泊まりに出るときも,通いに行くのもほとんど同じ感覚である。
しかし,ホームの方も利用者が増えてきたのか,預けた衣類やお願いした洗濯物が行方不明になってすぐに戻ってこないことが増えてきた。あるとき,防水シーツを4枚とも洗濯に出したら,3日以上返ってこなくて困ったことがあった。また,義母が,見たこともないソックスを履いて帰ってきたことも2度あった。そんなわけで,預ける衣類と洗濯をお願いするモノをなんとかうまく行き来させることはできないかと考えた。
一番最初に泊まりに行ったときがあまりに急なことだったので,必要なモノを手当たり次第そこいらにあった紙袋に入れて行った。それがそのまま習慣化してしまい,2か月以上たち,ホームから返ってくるときも,あちらで適当な紙袋に入れて返される。そこで,まず,お通いバッグを決めることにした。ちょうどPPバンドで編んだかごバッグをもらったので,それを使うことにした。そして,そのバッグに百均で探してきたパスカードケースをつけ,預ける衣類等と洗濯をお願いする物を書いたメモを入れておく。クリーニング屋に出す時のような控えを作っておくと完ぺきかもしれないけど,そこまで必要ないだろう。
今日は,これがうまくファンクションするか試すために,お泊まりの衣類の他に,シーツの洗濯を敢えてお願いしてみた。果たして,木曜日ちゃんと返ってくるか!?
もう一つ,連絡帳を作ることにした。送迎の際にスタッフから簡単に報告を聞くことはできるけれど,上記荷物のこと以外にも,話が混線することもよくある。そして,何よりも,私が知りたいのは,いつ入浴したか,排便がいつあったか,ということと,私たち家族がいないときにお迎えに来ていただいた時の様子。あと,特に問題がなければ細かいことはどうでもいい(逆に「今日もお変わりなく穏やかにお過ごしでした」なんて書かれるとムッとする)。この3点だけでも,簡単なメモで知らせていただきたいと思う。また,お休みの日など家での様子をこちらからお知らせする手段もあった方がいい。
で,1冊のノートを行ったり来たりさせるのもいいけれど,双方向から情報を行き来出来るように,A5のルーズリーフのノート(用紙)と,システム手帳みたいにファイルに綴じられるファスナー付きのポケットを買ってきた。その袋にルーズリーフの用紙を入れて上のバッグとともに渡す。また,保険証や診察券などを預けたりするときにもこの袋を利用できる。
早速今朝,週末の家での様子を書いて袋に入れてお渡ししてみた。
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このノート類を探して,文房具売り場とか,百均をうろついていたら,このごろ「交換ノート」というのがいろいろ売られていることに気づいた。そしたら,これを書いている今日(5/13水曜日)の朝のはなまるマーケットで,まさにそういう交換ノートや交換日記をいろいろ紹介していた。そういうものも利用できないかと見てはみたけど,やっぱり,昔ながらのブランクのノートが自由度があってよいなと思った。これを書きながら,そういうのって,Wordのおせっかいとかテンプレート,はたまたホームページビルダーみたいなソフトに通じるものがあるような・・・
9時からの診察開始ではあるけれど,ホームから早い目に連れて行って下さるということなので,9時ちょっと過ぎに着くように出かけた。連休明けですごく混んでいるかと思ったら意外とそうでもなく,割と早く診察していただけた。事情は事前にケアマネさんから医師に話してあったので,診察といっても,血圧を計って聴診器当てるくらいのことだけれど。すでに熱も下がっていて,ほとんど風邪の症状もなくなっていたので,結局,今後のために頓服として,ロキソニンを5錠処方してもらい,いつもの血圧とコレステロールの薬を出してもらって終わり。次回は血液検査をしてもらうことになった。 何十年と医者などかかったことのない義母が
この日はホームから何人かの方が受診に来ておられたようで,ホームから車をピストン運転して,送迎・受診付き添いをしていたみたいだ。義母はホームへ戻り,私は家に帰った。
こんなに頻繁(?)に医者に通えるようになったのは,
ほとんど奇跡だ!
薬も,
これまで夕食後のデザート(果物とかまんじゅうなど)に埋め込んで
飲ませていたのであるが,
ホームに行くようになってからは,
他の方たちも何らか薬を飲んでいるので,
自然に飲むようになったということである。
今回風邪を引いたというのは本人も自覚しているようなので,
「風邪薬だよ」といって渡すと抵抗なく飲んでくれた。
これで,通院,服薬,2つのハードルをクリアー
2月に小規模多機能ホームにいきなりショートステイをしたとき,健康診断書の提出もあって,かかりつけの内科を受診した。「かかりつけ」とはいっても,そもそも病気知らず,医者嫌いの義母のことで,介護保険申請にどうしても必要な医師の意見書を書いていただくために,仕方なく受診した近所の内科・循環器科である。それで発覚(?)したのが,高血圧と高コレステロール。あと心臓肥大もあるらしい。しかし,まあ知らなければ知らないでこれまでほとんどどうってことはなかったし,それ以外どこも異常はない。そして,一応介護保険の意見書では病名「認知症」である。だから,月に一度薬をもらいに行くのと,3か月に一度程度診察・血液検査をしてもらう程度のかかりつけ医である。
しかし,やはりホームとしては,そういう管理もしっかりしなければいけないという風で,薬がなくなるので一度診察をという連絡があった。しかし,それは「受診してください」ではなく,「お連れしましょう」なのだ。ありがたい!これから先,ずっとそんな風でお任せではいけないとは思うけど,状態もおちついていている今回は,お任せした。通いサービスに行く火曜日に連れて行ってくださることになった。その日は,私は朝は行かないので,本当にお任せだ。保険証と診察券,お金は,前夜送って下さるときにオットがお渡ししておくということになった。
そして,火曜日,帰ってくる30分ほど前に家に行って夕食の用意をしていると,帰ってきた。スタッフが,特に異常はなかったことを報告してくれ,保険証・診察券とおつりを返してくれた。そのとき,領収証を見せて,5000円預かったので,おつりはこれこれこれだけと確認しながら渡してくれたのだけど・・・5000円を預けたという証拠はないのである。別に信用していないわけではないけれど,やっぱりお金のことはきちんとしなくちゃいけないなぁと思うので,次回からは預かり証を出してもらうとか何か方法を考えなければいけないと思っている。
院外処方なので,薬は薬局に取りに行かなければならないのだけれど,薬もちゃんともらってきて下さった。このホームを運営している会社はもともと薬局なので,当然と言えば当然なのだけれど。しかし!今回はちょっとびっくりした。ホームにお世話になる前から,同じ薬局で薬はもらっていたのだけれど,今回は,2種類ある薬を,そのままではなく,1回分ずつ,紙の袋にパックして,しかも,一袋ずつに名前が印字されているのだ。これは,ホームの人が取りにいって頼んだからしてもらえたことなのか,たまたまそういうサービスがはじまったからなのかわからないのだけれど,これなら間違えようがないし,家で飲ませるときも,いちいち取り出さなくてもよいので楽ちんだ。家で間違えることはないけれど,ショートステイのときは薬を預けるので,他の人の分と間違えることだってありえるわけだけれど,こうしてあると安心だ。というのも,義伯母が入っているホームで,2回も間違いが起こったのだ。本人の精神状態がまだ不安定だったころ,「早く早く」とせかされて職員が慌てて他人の薬を渡してしまったというのだ。もちろんそちらでも,一人分ずつ分けて管理はされているみたいだけれど,看護師さんが仕分けをしていて,本人に渡すときには,中身の薬だけを渡されたのではないかと思う。薬局レベルでここまでしてあると,名前入りの袋ごと本人に渡せば,まだ自分の名前を認識できる義伯母なら自分の薬であることを確認できたはずである。また,私の実母は,ワーファリンを飲んでいるが,日によって飲む量が違うらしい。まだ頭がしっかりしているので,ちゃんとカレンダーに印をつけて飲んでいるようだけれど,そういう場合も,曜日ごとにパックしていただけるといいのになぁと思う。アリセプトの量を微調節するのに半分や4つに割ったりして飲んでおられるかたもいると聞くが,薬局レベルでこういうサービスをしてくれるところが増えるといいなぁと思う。