サンダー杉山blog

まあいろいろと。音楽主体かな。あと本とかアニメとか。

ライティングについてのお勉強

2009-12-07 22:34:39 | 機材
いわゆる、「beat making」と言われる動画がyoutubeに大量ある。

機材をいろいろ並べて、操作している動画を見たことないですか?

いまは、初音ミクをメインにしたVOCALOID楽曲をニコニコ動画に投稿しているわけだが、もともと興味を持ったのは、「beat making」動画である。

去年の夏に、なにか一人で完結できて、発表できる音楽活動のスタイルは何か模索していた。幸か不幸か、KORG ELECTRIBEシリーズによる、「beat making」動画が多く、個人的にも、5台のELECTRIBEを持っていた。

ただ、ビデオに関する知識があまりなく、VOCALOIDのほうが1枚絵に歌詞が流れるだけでも何十万再生されているものがあったので、VOCALOIDをはじめた。僕のVOCALOID楽曲はかなりの音色をELECTRIBEで作っている。

しかし、性格的に、知識がないからできない、という自分が許せないもので、少しビデオの勉強をすることにした。

「beat making」動画は機材がカッコよく映ってないと話にならない。蛍光灯で照らした動画なんて、もうみる気さえ起きない。この世界の第一人者で、僕を初音ミクの世界に引きづり込んだ(勝手にね)、Denkitribe氏のブログ、Radium Softwareの記事をもとに、ちょっと自分で撮影してみた。

普通の白熱灯をクリップ・ライトで照らして撮ったものだと、なんか赤みが気になる。ビデオ・カメラのマニュアルを読むと、ホワイト・バランスで調整しろと書いてある。とりあえずホワイト・バランスを調整して、撮影してみた。
普通の白熱灯

ビデオ画像その1

だいぶましになったのだけれど、なんかまだ気に入らない。むかし、ちょこっと写真をやっていたので、その時の知識をもとに、フィルターを自作しようと思い、東急ハンズに行った。

東急ハンズで、まず画材コーナーへいき、「セロファンはあるか」と聞いたら、いろいろ見本を見せてくれたのだが、色が濃すぎる。そこで、ビデオ撮影用に使うと言ったら、撮影フィルターは照明のフロアだと言われた。

照明のフロアに行き、撮影フィルターを見せてもらったのだが、店員との会話で、ビデオの赤みが気になる、という話をしたらこういうのもある、といって「昼光ランプ」を出してくれた。

昼光ランプ

お、これは自作の手間が省ける、と思い、380円で購入。

さっそく試してみた。

ビデオ画像その2

なんか、光量は若干、下がるけどかっこいい。

欧米圏の、「beat making」動画は、自然光のものが多くてカッコいいのだけれど、我が自宅スタジオは日当たりが悪い。

こうして、最初の関門、照明の問題はクリアした。


ハンズに行ったついでに、いわゆるカメラ店が発展した家電量販店に行き、ビデオカメラ用のワイドコンバーターを見に行ったのだが、もう店頭在庫は置いてなくすべて取りよせとのこと。家に帰ってamazonで見たら在庫があったので、ポチった。

というわけで、次回はワイコンについていろいろ書こうと思う。

「beat making」動画作家デビューへの道のりは続く……。