goo blog サービス終了のお知らせ 

Think Yokoyama Weblog

50代のお部屋へようこそ…

森雪之丞

2015-05-25 21:45:52 | ヨコ録
Album『POETIC EVOLUTION』/森雪之丞(1999年12月17日発売)

参加楽曲
 5:メビウスの鏡/森雪之丞、大高洋夫、今井寿
 (全9曲中1曲参加)

横メモ
 森雪之丞さんの詩に様々なアーティストが曲を付けて1枚の作品になってます。
 ラップではない「ポエトリー・リーディング」
 古くはビートニクな時代・・・その辺は置いておいて^^
 BUCK-TICKの今井寿さんも1曲参加するということで、マニピュレーターとして呼ばれました。

 詩の朗読が基本で、そこに音楽、音が乗る。
 最初に打ち合わせがあった時、雪之丞さんと今井さんの間では「いわゆる曲にしない」という感じで始まりました。
 (一度TVライブでこの「メビウスの鏡」をお二人は実演しています。それを僕はビデオで観ました。)

 僕自身、ラジオ制作の仕事をやっていた時に、ラジオドラマ的なことも体験しました。
 音響的なものや音楽的なもの・・・
 結構はじめてですが、舞台音楽的なサウンド作りで今井さんと構築していきました。

 とはいうものの何から作ればいいか難しかったので、最初に雪之丞さんと大高さんの仮の朗読を頂き、
 それを基本に構成を作り始めました。

 曲のフックになるフレーズは今井さんがギターシンセで作り、それをポイントに散りばめていく。
 思いつく効果音、劇的な音、シンセ、ギター、ギターシンセ、エフェクト・・・
 その辺はスタジオで詰めていきました。
 (HDDレコーディングシステムにしていないで、midiシステムのままだったら絶対無理でした^^ 購入タイミングって大切♪)

 ある程度曲としての構成が出来た段階で、雪之丞さんと大高さんにスタジオに入って頂き朗読を録音。
 それはまた仮と違うテイク(勿論最高のテンション)が録音出来るわけです。
 微妙にデモの尺と変わってくるから、そこで更に色々考えて・・・(ディレイの様で追い越しちゃう声とか^^)
 どんどん積み重なって完成していきました。
 
 今回の朗読の世界やラジオドラマでも学んだのですが、実はバンド演奏と一緒なんです^^
 言葉も、音色も、フレーズの出し引きも、アタックも、ビートも、間も・・・

(その後某『粗品』に繋がる^皿^)
 
 一聴、摩訶不思議な世界かと思われますが、かなりロックです^^b
 僕にとって、実験的で刺激的で思い入れの深い作品に参加出来て嬉しかったです。
 今回この発想で攻める今井さんが素晴らしい♪
 ということは言うまでもないでしょう^^
 

 個人的には学生の頃からお名前を知っている雪之丞さんの作品に・・・
 そして同じ作品に高橋幸宏さんと名を連ねることが出来て大変光栄でしたf^^v


 「『次のステージへ進め』と言われたのかも」と実感し始めました。・・・つづく
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする