李涵(りかん)/皇帝 …周渝民/ヴィック・チョウ 皇帝/憲宗の孫
黄軽風(こうけいふう)…胡冰卿/フー・ビンチン イタチの精
胡飛鸞(こひらん)…陳瑤/チェン・ヤオ 九尾狐族の末裔
花無歓(かむかん)…韓棟/ハン・ドン 宦官/内侍少監
李玉溪(りぎょくけい)…陳若軒/チェン・リオシュアン 王守澄の門弟
翠凰(すいおう)…宋楠惜/スン・ナンシー 狐族/侍女
杜秋娘(としゅうじょう)/秋妃…左小青/ズオ・シャオチン 憲宗の妃
太皇太后(たいこうたいごう)…張瑞珈/チャン・ルイジア 憲宗の皇后
黒耳(こくじ)…傅淼/フー・ミャオ 孤族の長老
自然の中ではしゃぐ軽風。花の海で楽しむ軽風をあたかい目で見ていた李涵だったが、飛鸞を見ると見とれてしまう。そんな李涵に気づき、陛下の心の中は飛鸞だけだと軽風が怒る。しかし軽風の持っていた黄梅を見た李涵が「前にも言ったが、そなたに似ている。見る者を安らげる」と
言ってくれ、覚えてくれていたと機嫌を直す。
美しい所だが道が険しすぎると思った李涵は、道を作るよう命じると言い出す。行宮だけではなく道も作ると言われ、困ってしまう軽風と飛鸞。
軽風が考え、飛鸞は先に帰ったことに。そして狐の姿になって飛鸞が李涵の前に現れる。
はにかむ所が飛鸞に似ていると李涵が言う。「お前が狐の精ならいいのに」と。飛鸞が理由を聞くと「人間と狐の精の物語はいつも最後には結ばれる」と言う李涵。軽風は「飛鸞が狐に戻っても私に勝ち目はないの?」とつぶやく。
狐の飛鸞が行ってしまうが、李涵は名残惜しそうにいつまでも見続ける。思わず「イタチのほうがかわいい」と言ってしまう軽風。イタチは動物の中で一番賢くて、かわいくて、人間に優しい、特に離山のイタチは愛したら一途だと。話しているうちに李涵は昔会ったイタチがどうしているか気になりだす。そこに足を怪我した飛鸞が戻ってくる。急いで飛鸞を抱きかかえ、連れて行く李涵。
太医に飛鸞を診せた李涵は、自分の寝台で休ませることに。そして傍に座り、自ら付き添うことにする。
李涵が居眠りをしている間に、寝台から飛鸞がいなくなる。代わりに座っていた軽風から飛鸞は散歩に出ていると聞く李涵。李涵は玉溪が付き添っていると分かり、安心して横になると寝てしまう。軽風は道や行宮の話をしようとするが、聞いてもらえない。
飛鸞は自分の身分から逃れることはできず、玉溪は陛下が飛鸞を抱いて運んだことも含め、全部受け入れる。陛下はお優しいが愛してなんかいない、私の心にいるのはあなただけと話す飛鸞。玉溪が飛鸞に口づけしようとする。しかし全臻潁の腕輪の力が働き、激しく頭が痛くなってしまう玉溪。突き放した飛鸞を、来るな、と言って拒絶までしてしまう。
玉溪は福荃と密かに話す李涵を見る。全さん(全臻潁)の言うように陛下が驪山に来たのは別に目的が?、と思う玉溪。玉溪は李涵のあとをつけることにする。
皇室の兵力を強め神策軍に備えるため、李涵は洞窟の中で秘密裏に練兵を行なっていた。玉溪はそれを見てしまう。
玉溪が音を立て李涵たちに気づかれる。李涵や兵が向かうと、そこに立っていたのは飛鸞だった。たとえ話を聞いていたとしても、皇子を守るため善良な飛鸞は口外しないと李涵は信じる。
意識のない玉溪を起こす飛鸞。飛鸞は李涵たちに見つかりそうになった玉溪を気絶させ、自分が代わりに立っていた。
飛鸞は李涵たちの話は聞いていなかったが、陛下と太皇太后が次の帝位を争っていることは軽風から聞いて知っていた。神策府の王守澄が権力の座を狙っていることも。玉溪が全臻潁に頼まれ陛下が驪山へ来た目的を探っていたと分かった飛鸞は「陛下はいい人だわ。それに陛下は言ってた“息子を守るためだ”と。何の罪もない皇子が誰かに傷つけられても平気なの?」と言う。幼子も守れぬものに忠義など語れないと思った玉溪は、聞いた話を黙っていることにする。
玉溪は飛鸞に口づけしようとするが、再び激しい頭痛に襲われ洞窟を飛び出して行く。
追いかけた飛鸞は、玉溪の着けていた腕輪を外して見せてほしいと頼む。外された腕輪を見た飛鸞は、人を不快にする気を放っていると分かる。これは私が預かっておくと言う飛鸞。飛鸞が嫉妬していると思い、愛されている証拠だと思った玉溪は、ようやく飛鸞と口づけできる。
2人がどんなに陛下に尽くしても肝心なところでいつも失敗してしまう、2人の体内にある魅惑の実を1つにしてほしいと軽風は黒耳に話す。軽風の計画を聞いた黒耳は悪くないと考え、2人を合体させることに。
飛鸞の外見と軽風の内面が合わさり、内面の軽風が行宮を建立しないよう李涵を説得しようとする。しかし行宮の建立をやめさせるどころか、誤解した李涵は急がせると言う。
太皇太后が秋妃に血で書かせた経文には“空に向けた唾は空に届かず顔に落ちる 逆風が上げた塵はかえって己の身を汚す”と書かれていた。“行いは己の身に返る”と侮辱された太皇太后は挑発に他ならないと感じる。
太皇太后が秋妃を痛めつければ花無歓が怒り、何が何でも漳王を皇帝にする。そしたら自分が秋妃に化け、漳王に行宮の建立をやめるよう命じる。それが翠凰の計画だった。
人が来た気配を感じ、翠凰は隠身術で秋妃を消す。そして秋妃に化ける。
宮女が太皇太后からの丹薬を持って来る。毒が入っているとすぐに分かる翠凰。それは飲めば死ぬだけでなく五臓を損なうほどの毒だった。狐の精の私でも、精気を失ってしまうと翠凰は思う。
慌てて花無歓が花萼楼に駆けてくる。秋妃は毒により寝台で苦しんでいた。「太皇太后が私に届けてきた丹薬を宮女の前で飲まされたの。それが毒入りだった。太医が駆け付けてくれ命は助かったわ」と話す秋妃。でも毒性が強すぎて五臓が傷つき体がつらくてたまらないと。さらに「太皇太后は地位も高い。私には逆らえない。もしもいつか漳王が憲宗の願いどおり皇帝になれば私は漳王に守られ安心できるけれど、それは贅沢な夢にすぎないわね。陛下には皇子が生まれた。いずれ陛下は我が子を後継者にするはずよ。だから漳王には何の望みもない」と言う秋妃。
花無歓は王徳妃の寝所へ行く。徳妃は散歩へ行きいなかった。乳母から皇子を預かり下がらせる花無歓。運ばれてきた皇子の粥も運んだ者が再び毒味をする決まりだったが、今日はよい、と言って粥を受け取り下がらせる。
夜伽を命じられそうで怖い飛鸞は、ある葉を食べ醜い顔になる。しかし醜い顔を見ても、そなたは善良な女子だ、朕にとっては美醜よりその心が大切だ、と言って李涵は気にしない。内面の軽風が、今夜は陛下と一緒にいます、と言い李涵は喜ぶ。
床で寝るのが好きな軽風は、布団を敷いた床に李涵と横になる。李涵も昔は山の中で地面に寝転び星を見るのが好きだった。内面の軽風が「そんなに自然がお好きなのに、なぜ驪山を荒らすんですか?行宮が欲しいならどこにだって作れるけど、私たちの家はここだけです」と言う。そして、離山の仲間たちが今後も土の香りを嗅いでカエルの声を聞けるなら私は死んだって構わない、と言う内面の軽風。
李涵は「その物言いは軽風にそっくりだ。朕に口答えするのは軽風だけだ。今日、横にいたのはそなただが、まるで軽風がいるようだった。どうしてなのか、ひどく楽しかった」と言う。嬉しくてたまらない軽風。しかし「分かった驪山に行宮を作るのは…」と李涵が言いかけた時、慌てた様子の福荃が来てしまう。知らせによると皇子に異変が、と言う福荃。李涵はすぐ皇宮へ戻ることに。
ーつづくー
翠凰の計画はそういうことだったのねヾ(・ω・`;)ノ
花無歓に皇子を殺させようとしているよね。
それでは何の抵抗もできない狐を殺した人間と同じような気がする。
太皇太后の丹薬・・・・・・・ピンポン玉?
こんなに大きい丹薬、飲みたくないぃぃぃぃ∩(;; ;°;ਊ°;)∩
皇子を傷つけたのは花無歓じゃないと思う…。
花無歓は正義感も責任感も強いし。
それに、いくら秋妃に恩以上の感情があったとしても、李涵も大切なはず!!
皇子を傷つけることはしないよね。
いつも軽風に笑わせてもらってるけど、今回は飛鸞が(≧▽≦)
あの唇すごすぎる。
いくら夜伽が嫌だからって(๑>◡<๑)
魅惑の実を1つにするってややこしい。
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