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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第15話 あらすじ

2019年09月18日 19時23分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
宗越(そうえつ)…ライ・イー  医聖
戦北野(せんほくや)…ガオ・ウェイグァン 天煞国・烈王
小七(しょうしち)…ジャン・ロン
裴瑗(はいえん)…リー・イーシャオ  玄元派の弟子/郡主
雅蘭珠(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族
江楓(こうふう)… ガオ・ハンユー
軒轅暉(けんえんき)/太妍(たいけん)…リウ・インルン



「軒轅旻の即位」


軒轅旻に会いに来た斉震は「殿下…、いや、今日からは陛下と」と言う。「どうなってる?」と聞く軒轅旻。斉震は「芝居を見飽きて自ら舞台に立たれると?」と言う。軒轅旻は「どういう意味だ」と返す。「陛下は玄元山で突然姿を消し私は寝食も忘れ御身を案じた。数日前、場に現れたとうかがい直ちに駆けつけたが、すでに影も形もなく、本日、突然お姿を現された。ご自身のお考えです、私に聞くまでもない」と言う斉震。

軒轅旻は「誤解だ。私は怠け者で芝居好きの宗子だったのに、世子と呼ばれ運命が開かれたと感じた。軒轅の王位がこの私に転がり込んだと。だがその矢先、誘拐され刺客を送られ、流浪し苦難を味わった。この命と引き換えなら王位など要らん」と言う。斉震が「つまり玄元山では賊にさらわれたのだと?」と尋ねる。「毎日、お前の救いを待っていた」と言う軒轅旻。斉震は賊が誰の手の者か聞くが、軒轅旻は「分からぬ」と答える。だが“侯”と言うのは聞いた、その“侯”が黒幕かもしれぬと。

どうやって脱出をしたのか尋ねならがら、かけてある龍鳳に手を伸ばす斉震。斉震が触れる前に「賊どもは危害こそ加えねど、ひどい目にあった。何も分からぬまま昆京に運ばれ、日も通さぬ密室に閉じ込められた。数日前になって警備が緩んだ隙に逃げ出した」と軒轅旻は話す。斉震は「では王はなぜ、突然、場に現れなさった」と言う。軒轅旻は「逃げられたものの、銭は持たず飢えにさいなまれ、国公がよく場に来ると聞き捜しに行ったのだ。うかつにもの一撃を浴びた。郡主に会わずばこの命、落としただろう」と答える。

「ただの世子なのに、これほどの目に遭った。王座になど座ればとても生きていられまい」と話す軒轅旻。斉震は「見事に御水をなされて王位につかぬなど決して許されませぬ。どうぞ、お着替えくだされ」と言って軒轅旻の腕に触れる。痛がった軒轅旻は、のやつにやられた傷がまだ治らないと袖をめくる。そして軒轅旻は「刺客が来たらどうすれば…」と聞く。「私がいる限り、誰にも狙わせませぬ」と言う斉震。


扶揺は「小七が危ない」と焦る。しかし「今は兵も多く、警備が厳しい。けが人を連れて脱出するのは無理だ」と言う宗越。扶揺が「死んでしまうわ」と言うと、宗越は「なおさら冷静になれ。小七はおとりだ、君が現れるまで殺さぬ」と話す。屋敷に戻り頭を冷やせと。


即位式。軒轅旻に斉震の手から玉璽が献上される。


国公府。食事もとらず、斉震は二刻も書斎にこもっていた。「あらゆる手を尽くしたのに、結局、すべてを失った。いったいどこで謝ったのだ。御水術をこの手にしながら、あえなく敗れた。なぜだ」と雲痕に聞く斉震。


宗越に腕を診察してもらいながら「小娘は落ち着いたか」と軒轅旻は言う。「他人の心配か」と言った宗越は、自分の身を大切にしろと話す。「それじゃ斉震の古狸はだませない」と言う軒轅旻。宗越が「やつは信じたか?」と聞き、軒轅旻は「自分すら日に3度は疑う男だ。私を信じるまい」と言う。軒轅旻に塗り薬を渡す宗越。

軒轅旻が「斉震には分かるまい。御水術を得たはずなのに今日は失敗した。この仕掛けが分かるか」と尋ねる。宗越は「どんな手か知らぬが、御水を扱えるのは軒轅の一族のみ。斉震の御水は自分の力じゃない」と返す。「あの日、お前はいなかった。知りたくないか、御水の力の持ち主が誰か」と言う軒轅旻。あの日は斉震のそばにいた軒轅の力を借りた、今日はその人物を遠ざけた、と。「私のことに手を出すな」と言う宗越。

軒轅旻は「私はすでに太淵王だ。今さら手を出すなと?」と言う。宗越が「私の言った意味は分かるはずだ」と返す。「今こそ真実を打ち明けるべきだ」と言う軒轅旻。宗越は「今後は火急の用なくば王宮に呼ぶな。誰もがお前を見ている。巻き添えはごめんだ」と言う。軒轅旻は「早速、私に危険が迫っている」と話す。王座を逃した斉震は黙っておるまい、必ず刺客を差し向けるはず、と。そこに曹成が来る。

「宗医聖にはお会いしたことが…」と言う曹成。宗越が「他に用がなければ失礼する」と言い、軒轅旻は送る。歩きながら「宗医聖は医学に精通し見事な腕前。幾本かの鍼でかなり楽になった。国公の配慮に感謝せねば」と話す軒轅旻。

宗越が部屋から出て行き、曹成が「王宮のならわしでは、王は即位後、群臣を招く宴を開きます」と伝える。軒轅旻は宴などつまらないと、巻き狩りにすると言う。


「今日の事態は予想外。後日、再起を図りましょう。それに即位したのは軒轅旻です。章鶴年派より、ましです」と斉震をなだめる雲痕。斉震は「単純なやつだ。軒轅旻の話など鵜呑みにはできぬ。今日、火急の時でなくば、やつを王と呼びわせぬ」と話す。すべてを捨て謀略の道を選んだ以上、背水の陣で世をかき乱してくれる、我が王位を奪いし者はいつか血の償いをさせてやる、と。


軒轅暉のふりをしていた太妍が軒轅旻を訪ねてくる。「ここを去れと言ったはず。なぜ聞かぬ」と言う軒轅旻。太妍は「どうして?国公は世子が死んだと思ってる。私を軒轅暉と思う者はおらぬ」と返す。そして女子の姿になり、軒轅旻を剣で襲う太妍。剣を指で挟んで止めた軒轅旻に、太妍は「約束した、手助けすれば私と勝負すると」と言う。軒轅旻は「いつ約束した。太淵に関わってほしくなかった。修行を怠り穹蒼の御水術に頼り、軒轅暉が無事なら代役などさせぬ」と話す。

それでも太妍は言うことを聞かず、軒轅旻に剣を向ける。軒轅旻は点穴で太妍の動きを封じると「私には勝てぬ。勝ちたければ50年は修行しろ」と言う。そして「私にからむのは勝負のためか」と言う軒轅旻。軒轅旻が点穴を解き「いつか勝ってやる」と言って太妍は出て行く。

入れ違いに江楓が入ってくる。「太妍様は…」と言う江楓。軒轅旻は「放っておけ。気穴を封じた。当分戻ってこられぬ」と言う。江楓が「よろしいので?あの方は…」と聞く。「無駄話をしに来たのか」と軒轅旻が言い、江楓は天権皇宮からの密書を渡す。
密書を読んだ軒轅旻は「皇帝が摂坤鈴の一件を早くも聞きつけたようだ」と言う。江楓が「どのように対処を?」と尋ねる。「誰もが摂坤鈴を欲している。私がしくじれば面目を失う」と答える軒轅旻。「承知しました」と言って江楓は下がる。


国公府。扶揺が換顔術をかけてもらってから5日が経っていた。また術を施さなければ正体がばれてしまう。そんな中、王の巻き狩りに屋敷の女子も同行する、わがままは許されないと時嵐に言われる扶揺。扶揺は軒轅旻が王になったことも知る。
行きたくなかった扶揺だったが、裴瑗も行くと聞き、すぐに身支度を始める。


巻き狩りには軒轅旻が未婚だと知った重臣や良家の子女たちが駆けつけていた。「斉震め、策を弄したな。婦女を集め迎合するふりをして、女子たちの陰に罠を張っておろう」と言う軒轅旻。
巻き狩りに軒轅旻は戦北野も招いていた。「まさかお前が…」と戦北野が言いかけ、軒轅旻は「天煞国・烈王のご高名はかねがね。一目で高潔な方と分かった」とさえぎる。

設けられた席に座った戦北野に「どこにお住まいだ」と軒轅旻が尋ねる。戦北野は「元は天煞の官舎にいたが、最近、旅籠に移った」と答える。「なぜ、また?」と言う軒轅旻。戦北野が「数日前、族が私の官舎に侵入し、私の命を狙った。その上、宿舎を焼いたのだ」と話し、軒轅旻が「なんと不遜な輩だ」と言う。隣に座った斉震の手に触れ「取るに足らぬ小悪党だ。放っておくさ。しかし…天煞の神器・摂坤鈴が盗まれたのだ。太淵の見解を聞きたい」と言う戦北野。

軒轅旻が「摂坤鈴だと。何だ、それは」と言う。「摂坤鈴は人の五官を操り、寒暑を自在に与えるとか」と話す斉震。軒轅旻は「そんな宝が盗まれたと。国公、入念に捜査せよ。太淵で天煞の宝を盗むとは、両国の友好を傷つける狙いだ」と言う。斉震は「捜査はしますが、昆京は広大。すぐ見つかるとは限りませぬ」と話す。軒轅旻は「天煞の至宝が、なぜこの太淵に?まさか何か理由が…」と尋ねる。

「それは…それはだな、国公に聞いてくれ」と言う戦北野。「私に?」と聞き返した斉震は「以前、天煞の使臣に話したことがある。“長淵の水には霊気がある。かつて竜鱗甲もそこで奇跡を見せた”と。天煞王もそれをお知りになり、長淵で摂坤鈴の奇跡を試そうとしたのでは」と言う。戦北野が私が聞いたのは…」と言いかける。しかし斉震が「何をです?噂を信じてはなりませぬ。摂坤鈴が盗まれたのを目にした者は?証人がおりますか」と止める。

戦北野が「すると天煞が根拠もなく太淵に難癖をつけたと?」と言う。「とんでもない。両国は代々友好国です。天煞王の御心を疑いなどしません。ただ烈王の突然のご来駕。摂坤鈴紛失との言いがかり。本当に盗まれたのか、それともどこかに置いたまま烈王がうっかりお忘れか」と言う斉震。戦北野と斉震が見合い、しばらくして2人は笑い出す。

「国公の意図は分かった。今日、私がどう言おうと、ねじ曲げるおつもりだ」と言う戦北野。国公は私が摂坤鈴盗難の他にも不都合な話をするのが心配か、と。斉震は「烈王は誤解なされておる。私はあくまで公明正大。人が私を誹ろうと、王は私の潔白を見抜いている」と話す。「そうですな」と斉震に言われ「もちろんだとも。2人がどう言っても決着はつかぬ。どうか、もう争わず私に任せてくれ」と言う軒轅旻。軒轅旻は摂坤鈴盗難は太淵が必ず調べる、数日の間、吉報を待っていてくれ、と戦北野に言う。


国公府の執事の知らせで、雲痕は裴瑗が小七を連れ出したと知る。裴瑗の住まいにもいないと聞き、雲痕は狩り場にいると考える。機会を見て斉震に報告することにする雲痕。


女子も狩りにお加えください、と言いながら現れた裴瑗。軒轅旻が認めると、裴瑗は「新鮮な狩りにしましょう」と言って、顔を隠した死罪になるを連れて来させる。裴瑗は、生き延びる機会を与えたく存じます、この罪人を獲物とし先に馬に乗せて放ち百歩の後から狩り立てる、こやつを捕らえたものが勝者、と提案する。軒轅旻は「よし、郡主の案に従え。先に捕らえた者に褒美をつかわす」と告げる。罪人と言われた者の足元を見て、それが小七だと分かる扶揺。


鹿を見つけた戦北野は、後から来た西平郡王・高嵩に譲る。


兎を見つけ軒轅旻を先に行かせる斉震。斉震は雲痕に「獲物は罠にかかった。あとは非煙殿主に任せよう」と言う。雲痕が「今さら非煙殿主に?」と聞く。


馬に乗せられた小七を追いかけていた扶揺。そんな扶揺の前に剣を持った裴瑗が現れる。「久しぶりだな」と言う裴瑗。扶揺が「小七は関係ない。放して」と言うと、裴瑗は「お前に指図する権利はない。2人ともここで死ね」と言い返す。


ーつづくー


太妍は軒轅旻が好きなのかな?
でも何のために軒轅旻に勝ちたいんだろう?

また勝手なことをした裴瑗ヾ(・ω・`;)ノ
隠していたのには理由があるはずなのに、勝手に寝連れ出して…。
忠告もされていたのに。
そろそろ斉震も許さないような気がする( ̄Δ ̄;)

扶揺が無事に小七を取り戻せるか心配。
あんなに弱っているし、早く助けてあげないと(இωஇ )

罠にかかったと言われていた軒轅旻も気になる。
斉震は非煙に何をさせるつもり?



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2 コメント

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御水の力の持ち主が誰か (ねこ)
2019-09-19 21:31:04
斉震と軒轅旻は、まるで狐と狸の化かし合いのよう。
軒轅旻の方がすっとぼけで一枚上手よね。

軒轅暉のふりをしていた太妍。太妍って軒轅旻とどんなご関係?
軒轅一族の血筋じゃないから、太妍の血では御水の術を取得できなかったわけだ。
食事も摂れずに落ち込み、雲恨になだめてもらって再起を図ってるけど、そんなことを斉震は知る由もない・・・(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

軒轅旻の「御水の力の持ち主が誰か。あの日は斉震のそばにいた軒轅の力を借りた。」とは、いったい誰のこと?
宗越はいなかったと言ってるから、他にもまだ
軒轅の血筋が・・・?
その者の力を借りたということだよね。
あの人かな?
返信する
ねこさんへ (うさ)
2019-09-25 03:21:55
軒轅旻はつかみどころがない感じ。
斉震も困惑気味(≧▽≦)
それがまた面白いです!!

太妍と軒轅旻の関係は、これから明かされると
思うので楽しみですね。
軒轅の力を借りた、というのも。
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