君には絶対恋してない!(26話)

【出演者】

シャン・ユーピン役…ジェリー・イェン
ヤン・グオ役…エラ・チェン
チー・クージョン役…マイケル・チャン
ディン・ホィファン役…チェン・ズーハン
ヤン・ドオ役…シャオシェン
シャン・ユーティン役…シャオシャオビン
シャン・ユーフェイ役…ジー・シンリン




◆あらすじ◆

グオがユーピン宅前に着くと、ドオがツーハオのバイクに乗ってやって来る。「なぜここに?」と驚いているドオに、ユーピンの体調が悪く、心配だからお見舞いに来たとグオは説明する。

ドオは少し顔を曇らせると「クージョンさんに口止めされたけど教えておく」と金属危機の影響で、クージョンの実家が破産したことをグオに話す。

インターホンが鳴り、グオが来たと思ったユーピン。このままでは仮病だとバレてしまうためマスクとサングラスをつけて扉を開ける。しかし、立っていたのはドオとツーハオだけだった。
ドオはクージョンの家の事が書かれている文書をユーピンに見せる。

ユーピンの事はドオにまかせ、グオはクージョンのオフィスに向かう。
何かを売却する話しを電話でしていたクージョンだったが、電話を切るとグオには笑顔を見せる。明るく振る舞うクージョンに、倒産の件を姉から聞いたと話すグオ。心配かけまいとグオには「深刻になる話じゃない」とクージョンは言う。そこにクージョンママがやってくる。

グオの顔を見て「やっと会えたわね」と嬉しそうに言うクージョンママ。今回台湾に来たのは2人の結婚を進めるためだと言ってくる。倒産で傷ついてるクージョンママに、別れた事実を今は言えないと思ったグオは、とっさに結婚は急がないと2人で決めたとごまかす。姉より先に結婚する事を父が許さないと。
まずはお父様とお食事をしましょう、と言われ明日会う事に。

2人きりになると、クージョンはグオに「黙って母を立ててくれて感謝してるよ」と話す。そして、同情してほしくないから口止めした、でも、まだ心配してくれて嬉しい、と言う。グオはパパの借金を助けてくれた、クージョンの優しさは忘れないと返す。だから恐縮されるとつらくなると。

クージョンママとの食事に絶対行かないとボートンは言い張る。グオが困っていると「彼から100 万元借りてるのを忘れないでね」と言うドオ。ボートンは仕方なく行くことに。

ユーピンがクージョンを呼び出す。ユーピン宅に来たクージョンに「お前の資産は守られてる。だが、ずっと安全とは限らない。早めに手を打とう」とユーピンが言う。しかし、クージョンは「必要ない」と返事をする。責任逃れをしたくないと。

説得に応じようとしないクージョンに「なぜ俺を頼ってくれない?親友だろ」と言うユーピン。「ずっと親友さ」と返したクージョンは、債権者にとっては大切な金だから、頑張って返したいと話す。

ユーピンは、困っている人を見過ごせず、苦しみを引き受けてしまうクージョンが、グオとそっくりだと言う。「ああ、でも傷つけた」と目を伏せて言うクージョン。ユーピンは「グオを傷つけ、一番苦しんだのはお前のはずだ」と言う。
そんな話しをしていると、グオからユーピンに電話がかかってくる。

グオはクージョンに大変な事が起きて行けなかったとユーピンに謝る。そして、クージョンのママが来ている事を話し「別れたことはまだ秘密にしたいの。分かってくれるわよね?じゃあ」と早口で言って、ユーピンに何か言われる前に電話を切ってしまう。

翌日。グオの家にきたユーピンは、手をつないだり、ハグも本物の恋人以外は禁止だと言う。そしてグオの頬にキスをして「これもダメだ」と…。グオはそんなユーピンの唇にキスをし「これは本物の恋人だけがすることよね?」と言う。ユーピンはクージョンの偽の恋人をグオが演じる事に怒っているといいながらも、グオのキスに嬉しさを隠せない。

ユーピンの事をグオが本気だと分かったドオは、所長は扱いにくい、付き合ったら絶対に疲れ切ると忠告をする。でもグオは、本当は心の中がとても温かくて思いやりがあると話す。思った事は隠さず話してくれ付き合いやすい、クージョンさんは心の中が読めないから疲れたと。ドオは「優しい人だから他人に気を遣ってるのよ。彼と付き合えば安心できる。守ってくれるもの」とかばうように言う。

クージョンママと会ったボートンは驚きの顔になる。
そして両家での食事が始まると、ボートンに呼び出されたユーピンがやって来る。ユーピンも席に座り加わると、クージョンママがひらめいたというように「いい考えがあります」とボートンに言う。ドオとユーピンも一緒になればいいの、と。その言葉にグオとドオは咳き込んでしまう。
見れば見るほどお似合いだと、4人の結婚式を台北で一緒にやりましょう、とまで言い出す。

食事が終わり、ドオとボートンはこっそりクージョンママが亡くなったママとそっくりだと話す。ボートンが驚いたのはそのためだった。

事務所に戻ったユーピンは、グオの事でボーッとしてしまい、コーヒーでヤケドをしてしまう。ドオが、心配なら一緒に行けば良かったのに、と話すと「心配してない。お父さんが一緒だからな」と言うユーピン。しかし、ドオは「分かりませんよ。クージョンのお母さん、ママにそっくりで…一番の味方も寝返るかも」と言う。

ボートンとクージョンママは射的場へ行き、カフェでグオとクージョンは2人きりになる。もう1杯飲み物はどう?カフェラテを…とグオが言うと「覚えてた?」とマジメな顔でクージョンが言ってくる。やっと見つけた好きな味だもの、と答えるグオ。クージョンは、待ってたのかも、黙ってても分かってくれる人を、と言う。1杯のカフェラテだけど、すごく感動したと。

もしかして僕の待っていた人かと感じた、と言われたグオは「私が待ってた人はもう現れたわ。"どんなにお金がなくたって、ブサイクだって、一生愛してくれる"私の価値が分かる人にやっと出会えたの。だから絶対その人を逃すわけにはいかない」と素直な気持ちを話す。クージョンは「ユーピンなら認めるよ」と言う。ヤツは僕より君を大切に出来る、と。

射的場から戻ってきたクージョンママは、グオたちが恋人らしくないと、2人の手をつないでしまう。
そして貸し自転車で必死にグオを捜し出したユーピンは、そんな2人を目撃。グオに"手をつなぐな"とメールを。驚いたグオが辺りを見回すけど、ユーピンの姿は見えない。アイスを食べたグオの口をクージョンが拭くと、今度は"自分で拭け"というメールが。気づいたクージョンは「ユーピンを妬かせてやろう」と言ってグオの肩を抱く。

陰から見ていたユーピンは「クージョンの野郎、ついに本性を現したな」とつぶやく。そして、今度はクージョンに電話を。きたきたって表情のクージョン。何とかグオの肩からクージョンの手を離させようとするユーピンに「フェアに勝負だ。反則だぞ」とクージョンは言う。

近くにいるの?と焦りながら言うグオに「愛されてるぞ」とクージョンは言うと、グオの頬にキスをする。我慢しきれなくなったユーピンが出てきてグオをどけると、目をつぶったクージョンの唇がユーピンの唇に…。
そこにクージョンママが。ユーピンがグオの肩を抱いているのを見たクージョンママは「どういうこと?」と言う。

急いでグオはユーピンから離れる。だけど、ユーピンはそんなグオを自分に引き寄せてしまう。
2人を見たクージョンは「僕が誰より祝福する」と言う。

いつものようにツーハオのバイクに乗る帰り道、ドオは「価値はあっても周りのデザインに合わない物はいっそ処分すべき。恋愛もこれと同じことが言えると思うの」とクージョンに言った自分の言葉を思い出していた。"人にはあきらめろなんて言うくせに、私も幼い夢から覚めてない"と。そして、ツーハオに「牛肉の煮込みを一緒に片付けてくれない?」と言う。驚いたツーハオの顔が、すぐに嬉しそうな顔に変わる。



ーつづくー



もうねぇ
グオからキスされたユーピンが
すごくすごく可愛いくて
そしてヤケドをしたユーピンが
自分の手を口に入れている姿も
ほんと可愛い
格好いいんだけど
何だか可愛いところの方が目についちゃう

ユーピンのために
しっかり監視するハズのボートンだったけど
妻にそっくりなクージョンママを前にすると
何だか変な感じに…
ママの事を愛してると言いながらも
好きになっちゃった?

何度も書いちゃうし
これからも書いちゃいそうだけど
ドオはやっぱりクージョンと似合う気がする
クージョンの良さを
誰よりも分かっているんだもん
そして運命も感じるんだけどなぁ…




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