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中国ドラマ「ハンシュク〜皇帝の女傅〜」第15話 あらすじ

2016年12月09日 14時59分07秒 | ハンシュク〜皇帝の女傅〜(中)

衛英が敵討ちができないまま遺骨のない墓を建て、大病をしたことを知る班淑。班淑は劉萱より出来が悪く、母が異民族の自分が好かれるはずがないと思う。


夜、班淑は劉萱の墓へ行く。
しばらくして雷が鳴り出し、班淑は声をかけられた男性から青廬で雨宿りをするようすすめられる。
青廬は“花嫁 控えの間”だった。「人が住めそうね、何でもある」と班淑が言うと、男性が「衛英殿は毎月1日と15日に必ずは墓参りに訪れる。この青廬も衛殿がご自分で建てた」と教えてくれる。


眠ってしまった班淑は、馬車の音と話し声で目が覚める。それは墓参りにきた衛英の声だった。
班淑は衛英が劉萱に「君の従妹の阿淑(班淑)だが、いい子だな。飾らない性格なのは率直な君にそっくりだし、少女の頃の君を思い出すよ。店で2人きりで会って話した。霍恒(霍将軍)の言うとおり、気持ちが傾いた」と話しているのを聞く。
気持ちが傾いたと聞いた班淑は、勘違いではなく好きになってくれていたことを知り嬉しくなる。

衛英がいなくなった後、班淑は再び劉萱の墓の前まで行く。
「姉さんから奪う気はないけど、彼が独りぼっちで可哀想なの。私に面倒を見させてくれない?賛成してくれるなら知らせて」と言う班淑。ロウソクの火が消え、班淑は劉萱が賛成してくれたと受け取る。そして優秀な女傅になってから告白することを決める。


姚女傅は門の前で、皇太后に会いたいと訴えていた楊雲児と会う。女傅をしていた楊雲児は、近衛兵と故郷で一緒になっていた。そんな楊雲児から「男なんてろくでもない生き物よ。甘い話しをしたり口づけしたりしても、夫婦になった途端にがらりと変わる。たった3年でよそに女を作ったのよ」と聞かされる姚女傅。男は全員そうだと言われ、姚女傅も自分も同じ目に遭わされると思ってしまう。


姚女傅は霍将軍に冷たくし、会いに行かなくなる。しかし忘れようと思えば思うほど忘れられない姚女傅。


内学堂の前で待っていた霍将軍に「どうしても別れるって」と班淑は話す。霍将軍が班淑に助けてほしいと頼んでいるところに、幼なじみの陰秀が駆けてきて霍将軍に抱きつく。
「約束を覚えてる?」と聞く陰秀。「約束?」と霍将軍が聞き返すと、陰秀は「18歳でお嫁さんになる」と言う。
班淑は姚女傅と霍将軍のために、陰秀に頼ることにする。


姚女傅を訓練場へ連れ出した班淑。そこには陰秀といちゃつく霍将軍がいた。
怒った姚女傅と陰秀がケンカを始め、姚女傅を心配する霍将軍。その様子を見た陰秀は、霍将軍と姚女傅が互いに愛し合っていると分かり「もう、お嫁さんになってあげない」と言うと、泣きながら行ってしまう。
幸せそうな姚女傅と霍将軍を見ながら“私も義兄さん(衛英)と、あんなふうになれたらいいのに”と思う班淑。


夜。内学堂にいる姚女傅に霍将軍が会いに来る。
楊雲児と会って話しを聞いた霍将軍は、真面目に「心配するな、同じ目には遭わせない。軍侯があれば皇太后様から結婚が許される。俺は頑張って立てるよ」と話す。


班淑は衛家の屋敷へ行く。
あの日、店から勝手に帰ったことを衛英に謝る班淑。班淑は「山椒と胡椒の話は忘れてほしいの。阿綾や阿繍が騒ぐからつい乗せられてしまった。私が簪と釵の区別を知らなかったのも悪い。義兄さんを困らせたけど、心が広いから許してくれるわよね?」と話す。衛英は「劉萱の従妹なら俺にとっても家族だ。あんなこと、気にしないさ」と言う。

女傅に戻りたい班淑は、衛英に博士たちの望む水準が知りたいと言う。衛英はこの場で班淑に講義をさせ“贈り物には返礼をするべき”だと教えてるつもりの班淑に、官学でやるなら治国の道に当てはめて説明する、役人が税を軽くするのが“贈り物”で、民が幸せになり、役人の名が上がれば“返礼”だ、霍去病(かくきょへい)将軍が兵士を大切にしたのが“贈り物”で兵士が善戦したのが“返礼”だ、と話す。そして「歴史から学べる者のみ、治国の師となれる」と言う衛英。


班淑は今後は論語や山海経ではなく、漢書を教えることにする。学徒たちは女も歴史が学べると喜ぶ。


内学堂へ来た楊震(ようしん)は班淑の講義を聞く。「酈食其は高祖に面会した時“年長者に会うのに、その格好は無礼だ”と言ったの。高祖は衣冠を整え、酈食其を上座へ座らせた。高祖は間違いをすぐに改め、人材を重んじたの」と話す。「高祖は理解力があるから、形だけ酈食其を上座に座らせた。私たち高貴な家の者が、卑しい者と本当に対等であるはずがない。“高祖は天竜の子”特別だと書物にもある」と言う北郷公主。班淑は一理あることも認め「では恐れながら天には何匹の竜がいるかしら?“山海経”では竜が西王母の車を引いていた。高祖が天竜の子だとしても、側近の簫何や曹参は元は地方の小役人だった。樊噲は食肉加工、夏侯嬰は馬方をしていた、灌嬰は布を売っていたのよ。漢を支える功臣の多くが庶民出身で、決して“竜の子”ではない」と言う。

さらに、お金や権力がある人ではなく、行動が立派な人が君子とか淑女と呼ばれる、“君子の遺風も五世で消える”、今日の栄華も永遠ではない、どんな人でも互いに尊重すべき、でも私の話も1つの説にすぎない、姚女傅やご両親や書物からもいろんな説を学んでほしい、自分で考えて判断できる時が来たら本当の意味で成長したことになる、と言う班淑の講義に楊震は感心する。


兵士を見に来た皇太后は刺客に襲われる。そんな皇太后を助けたのは霍将軍だった。
武芸が達者な霍将軍に、皇太后は護身術を学びたいと頼む。


翌日。皇太后に教えながら“頑張って姚絹との結婚を認めていただこう”と思う霍将軍。一方、皇太后は“顔が熱いわ。余計なことは考えず、集中しないと。稽古に集中して”と考えていた。


漢書を教えるようになった班淑は皇太后から褒美をもらう。


ーつづくー


姚女傅と霍将軍が丸く収まったのは良かったけど、これでは陰秀が可哀想。
幼い頃の約束でも、陰秀にとっては大事だったってことはないのかな…。

班淑と衛英もどうなるかと思ったけど、普通に話せるまで戻って良かった(*´ー`*)

皇太后が霍将軍を好きになったということだよねヾ(・ω・`;)ノ
霍将軍は姚女傅との結婚のために頑張っているけど、頑張れば頑張るほど、皇太后は霍将軍を好きになってしまうかも( ̄▼ ̄|||)
ど、どうなるのかな?
今回の霍将軍はカッコいいシーンが多かったような気がする!



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1 コメント

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こじれなくてよかったです! (time)
2016-12-17 22:38:00
釵事件で、班淑と衛英がどうなるかと思ったのですが、
班淑がうまく立ち回りましたよね。

その一方で、姚女傅と霍将軍の関係が。。。
これも丸く収まりかけたのに、
姐姐仰るように、皇太后さまが。。。

なかなかカップルがうまく行きそうでいかないですね。
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