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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第36話 あらすじ

2019年07月22日 23時14分37秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女



花界。連翹から鳳凰の折り鶴を受け取った錦覓。開くと「今夜、留梓池で共に桂花酒を飲もう」という声が聞こえ、錦覓は微笑む。その声は連翹や老胡には聞こえなかった。


天界に来た鎏英は、門で栖梧宮に用があることを伝えるが、天兵に「火神殿下は禁足中です。お会いできぬかと」と言われてしまう。偶然、その場にいた燎原君に頼む鎏英。


旭鳳と会った鎏英は、錦覓を狙ったのは滅霊族の暮辞だと伝える。「どうりで滅霊箭を持っていたわけだ」と旭鳳は納得する。「滅霊箭は一族の者の血で作られ、“幽冥の怒り”を起こす。誰れかに脅されないかぎり、作るはずはないわ」と言う鎏英。善悪の区別がつかぬ人ではなかったのよ、と。
燎原君が以前、紫方雲宮で黒影の男と天后が内密の話をしていた、天后は故意に殿下を忘川に遣り人間界で錦覓殿を殺そうと、と報告してきた事を旭鳳は思い出す。

鎏英が「暮辞を脅し、錦覓を狙った犯人が分かれば暮辞を救える」と話す。「錦覓の安全のため必ず調べよう。だが暮辞の所業は…」と言う旭鳳。鎏英は「暮辞は私の命の恩人で、善良な人だったの。命は助けてほしい」と頼む。錦覓の元神が消えずに済んだのは鎏英のおかげだと感謝した旭鳳は「暮辞の消息が分かれば、必ず連絡しよう」と約束する。
「固城王には気をつけて。歴劫中、滅霊箭であなたを殺そうと」と忠告する鎏英。旭鳳は「わかった。元の体に戻った以上、容易に傷つけられはしない」と言う。

鎏英が栖梧宮を出て行き、燎原君を呼んだ旭鳳は「鎏英公主に陰で協力し、暮辞の行方を捜せ。恐らく母が関与を。できるだけ早く見つけて欲しい」と話す。


旭鳳は天后を栖梧宮へ呼ぶ。
人間界での旭鳳の苦しみを思いやる天后。天后は「それに錦覓と歴劫を共に過ごしたせいで、つまらぬ噂も立った。今後は身を慎むのよ」と言う。「噂など気にしません」と返す旭鳳。天后は「愚かなことを。錦覓の何がよくて、かくも夢中になるの」と言う。旭鳳は「人となった時も私の心を捉えたのは錦覓だけでした。無駄な骨折りはおやめに」と止める。

天后は「忘れたの。潤玉と錦覓の婚儀の日は決まった。このまま想い続ければ、天界の笑い者になるわ」と言う。そんな愚か者のために努力してきたのではない、と。
旭鳳は「母上に質問があります。滅霊箭はやはり母上が?」と聞く。「驚いたわ。錦覓のために私を詰問するとは。私を傷つけてもいいの?」と言う天后。旭鳳は「母上こそ愛する者を殺されて私が傷つくとは?」と強く言う。

天后が「私が滅霊箭を作らせたなど誰に聞いた」と聞く。「母上が錦覓を殺そうとしなければ、私は歴劫を受けなかった。錦覓を殺せば、私を殺したも同然です」と言う旭鳳。天后は「なぜ母の心が分からないの。これは忠告よ。あの女狐に固執し続けるなら、いつか必ず後悔する」と言う。旭鳳は「幸い、錦覓は無事に戻れましたが、今度何かあれば黙ってはいません」と言い返す。天后は怒り、栖梧宮を出て行く。


帰る鎏英を追いかけた燎原君は「暮辞殿の捜査を承りましたが、顔を知らぬゆえ公主に教えていただこうかと」と話す。鎏英は空に暮辞の顔を映し出し、いつも仮面を着けていることを伝える。

燎原君は歴劫の最中に風変わりな方を助けたと話し、その時にもらった令牌を見せ「これをご存知で?」と鎏英に聞く。随身の呪文が込められていて人間界では我が身を離れず戻ってから解けた、形を見るかぎり魔界の物では、と。「確かにこの印籠は魔鉄で作られてる。でも、誰のかまでは分からないわ」と言う鎏英。燎原君は「預かってもらえませんか?」と言う。

鎏英はあなたへの贈り物だと断ろうとするが「これを使えば願いがかなうとか。私は大したことはしておらず、願いもありません。魔界で持ち主が見つかればお返しいただいても、公主がお使いになっても結構です」と言う燎原君。鎏英は「分かったわ、探してみる」と言う。


怒った天后が罰を与え、飛ばされた仮面の男が吐血する。「そなたが天界で旭鳳らに見つかれば面倒になる。人間界の地下宮殿に隠れ、許すまで外に出るな」と言う天后。仮面の男が「では、屍解天蚕は…」と言うと、天后は睨みつける。


留梓池で錦覓は、たくさんの吊るされた鳳凰灯を目にする。「美しいわ。どうやって持って来たの?」と言う錦覓。旭鳳は「永遠に滅びぬよう法術を施した。見たければ、いつでも来ればいい」と話す。錦覓が「あの失敗作までここに?」と指を差す。旭鳳が「私にとっては、あの鳳凰灯が一番美しい」と言う。錦覓が笑顔になり「君と作ったからな」と言う旭鳳。錦覓が「聖女と熠王の思い出ね」と言う。

「私の作った桂花酒をここで飲めたら最高だわ。実は人間界に行く前に、ここに桂花酒を埋めていったの」と錦覓が話す。旭鳳が「数日前に掘り起こしておいた。今宵こそ、共に味わおう」と言う。錦覓が頷く。

酒を飲んだ旭鳳が「確かに、この上なく香り高い酒だ」と言う。「六界を生きるには一芸が必要よ」と言う錦覓。旭鳳が錦覓を見つめ、錦覓が「なぜ、そんな目で見るの?」と聞く。「口覆いのない君を見られて、うれしいのだ」と言う旭鳳。恥ずかしそうに酒を飲んだ錦覓は、くすりと笑うと池のそばに行く。

錦覓が池に蓮の花を咲かせる。旭鳳がそばに行くと「気に入った?」と言いながら振り返った錦覓が池に落ちそうになる。旭鳳が錦覓の手を取り、くるくる舞う錦覓。旭鳳が手を離し、錦覓の体が飛んでいく。追いかけた旭鳳が錦覓の背中に手をやり捕まえると、2人は見つめ合いながら降りる。

旭鳳が「私の妃になると言ったが、今もその気が?」と聞く。「魚さんとの婚約があるわ」と言う錦覓。旭鳳が「婚約がなければ私に嫁ぐと?」と言う。「婚約を破棄するよう父上に話してみる。そうしたら私はもちろん…」と錦覓が言いかける。「もちろん何だ?」と言う旭鳳。錦覓は「喜んで、あなたの妃になるわ」と答える。

旭鳳は錦覓に「今の言葉を、もう一度言ってくれ」と言う。「婚約を破棄したらあなたの妃に…」と錦覓が言いかけ、その途中で口づけをする旭鳳。旭鳳と錦覓はそのまま結ばれる。


栖梧宮。喜びが隠しきれない旭鳳。月下仙人から問い詰められるが答えない。
旭鳳は「兄上に生母の件を詳しくお聞かせ願えますか」と尋ねる。


燎原君と仮面の男が戦う。しかし仮面の男の体内の虫が動き出し、燎原君から攻撃をされた仮面の男は意識を失ってしまう。


魔界。卞城王は「固城王はそなたの帰還を知らぬ。知られる前に早く隠れるのだ」と鎏英に話す。鎏英は「固城王の所業を魔尊に告げるべきでは?」と聞く。しかし卞城王は「固城王は言葉巧みで魔尊の信頼を得ている。魔尊がどう対処すると?」と言う。鎏英は「父上も一緒に」と言うが「王である私が去るわけにはいかぬ」と言う卞城王。そこに仮面の男を連れた燎原君が。
燎原君は「この者はしばらく公主にお預けします。いつか天帝の前で証言をお願いしたい」と頼む。「“必ず期待に応える”と火神に伝えて」と言う鎏英。


鎏英は寝床に寝かされた暮辞の仮面を取る。卞城王が「身を隠す選択肢はこれで消えたな」と言う。鎏英が暮辞に何が?と卞城王に聞く。卞城王が「屍解天蚕を体に入れられたようだ」と話すと、鎏英は「その虫は退治できるの?」と青ざめる。

「瀕死の者の命を救う秘術だが、虫が死ねば宿主も死ぬ。人に寄生するのは幼虫で、親は別の場所で飼い主の血液をもらう。それを栄養として幼虫に与えるのだが、その栄養が得られなくなると幼虫は宿主の霊力を食らう。虫を完全に除くには火系法術で消せばよいが、宿主も長くは生きられない。この様子では、すでに霊力を食われ始めているな」と言う卞城王。今は容体が悪化しないよう見守るしかない、だが幼虫に栄養を与えられなくなれば…と。

この虫を養うには強力な火系法術を操る者の血が必要だった。天界の者だと思う鎏英に「暮辞は減霊族で天界との関係も定かではない。そなたは本気で暮辞をとどめる気か?」と卞城王が聞く。「私は必ず昔の暮辞をて取り戻してみせる」と言う鎏英。卞城王はうなずくと「方法を考えよう」と言う。


旭鳳が来ると、1人で碁を打っていた潤玉が碁盤を消してしまう。「なぜ碁盤を片付けたのだ?」と聞く旭鳳。潤玉は「お前との碁では、いつも交互に勝ちを譲り意義も面白味もない」と言う。「分かった。今日は兄上と酒を飲みに来たのだ」と言って旭鳳は酒を出す。
旭鳳が「母君の話は全て聞いた。母上の罪を攻めて償わせてほしい」と言う。「喪中ゆえ、酒は飲めぬ」と言う潤玉。旭鳳は謝る。

「義母上が殺めたのは、取るに足らぬ罪人。わびる必要はない」と潤玉が言う。旭鳳が「つらいのだろうが…」と言いかけたのを「何も知らないくせに」と潤玉がさえぎる。そして「知らなくていい。禁足を破れば父上と母上の不興を買う。帰るがいい」と言う潤玉。

旭鳳は「話を聞いてくれ。母上の所業を私は認めない。だが、どちらの母親も、我が子のために争っただけ。愛ゆえに道を違えたと兄上も感じているはず。母上と違い、私は天帝の座に興味はない。兄上のほうが穏やかで賢いゆえ、私は喜んで臣下として従うつもりだ」と話す。母上を許してもらえればうれしいと。潤玉は「お前の気持ちは確かに受け取った。だが今日ここに来たのは他にも目的があるはず」と言う。

「兄上に頼みが」と言う旭鳳。潤玉が「錦覓か」と返す。そして「お前は私の許婚に過分な想いがあるようだな」と言う潤玉。旭鳳は「婚約を破棄してくれ。天界の権力を争う気はないし、母上の罪も償う。望むのは錦覓の自由だけだ」と頼む。潤玉は「錦覓との婚約は父上と水神が定めたもの。私の一存では解消できない。それに天界の権力は父上と義母上のもの。誰が得るのかを決めるのは、私たちではなかろう」と言う。旭鳳は「私と錦覓は相思相愛だ。兄上とでは幸せになれない」と話す。しかし潤玉は何も言わず、行ってしまう。


1人になり“欲しいままに与え、そして奪う。お前たちの施しで私は生きてきた。お前たちが与奪を決めればそれを受け入れ、差し出してきたのだ。だが、今から私の運命は私のもの。この瞬間から自らの道を選ぼう。錦覓、君を離しはしない”と思う潤玉。


錦覓は命を捧げてくれた旭鳳に、霜花を1枚あげることに。花や実を楽しめるはずだと。


洛霖と臨秀に贈り物をした錦覓。洛霖が「思いやりが身に着いたな。人間界へ行き、成長した゛ようだ」と言う。錦覓は「実は人間界でとても多くの収穫を得たと感じています。生離死別の求不得、愛別の悲しみを経験し、浮世の正体を見ました。短い間に多くを知ったのです」と話す。洛霖に具体的には?と聞かれ、錦覓は「秘密です」と答える。

錦覓は「天界において、一度定められた婚約は取り消せないのですか?」と洛霖に聞く。洛霖が「夜神との婚約を破棄したいと?」と言う。困った錦覓が「魚さんは母君を亡くしたばかりで、とても言えません。でも…」と話している途中で「お前の母親に会いに行こう」と言う洛霖。
 

梓芬の位牌を前に、洛霖は「梓芬の前で本当のことを話せ。花神への就任を蹴ったのは、火神のためか」と錦覓に聞く。「そうです。鳳凰と将来を誓い合いました」と答える錦覓。洛霖は「歴劫の時、お前と火神が深い愛情で結ばれたのは知っているが、お前の生涯においてははかない記憶だ」と言う。錦覓は「それは違います。人間の生涯は天界のほんの一瞬だけど忘れ難いもの。私は鳳凰のためなら殉死したはずですし、鳳凰も同じことを。まさに愛です。父上と母上もそうだったのでは?全てを捨てる覚悟だったはず」と話す。

「現実は思うほど簡単ではない。天后は…私はこの目で天后が夜神の生母を殺すのを見た。火神の妃になれば苦労するのは目に見えている」と言う洛霖。錦覓は「いずれ向き合わねばならない問題でしょう。選んだ以上、逃げるつもりはありません」と言う。神仙になっても守りたい人を守れず支えたい人を得られないなら意義はありません、むしろ苦しく短い人間の生涯のほうが痛快で真心にあふれているかと、と。

洛霖は「熱意だけでは解決できぬこともある」と言う。しかし錦覓は「でも熱意は必要です」と話す。それでも反対する洛霖は「妙案が浮かぶまでは軽率に動くな」と言う。


意識のない暮辞は、魔医の薬が効かず苦しむ。うなされながら「天后陛下、お許しを。私の過ちです」と言う暮辞。それを鎏英が聞く。


碁を打ちながら「錦覓の火神への想いは、どうやら本物のようね」と洛霖に言う臨秀。洛霖は「実に幼い。夜神に夢中だったはずが、歴劫を経て心変わりをするとは。また変わるやもしれぬ」と返す。わがままは許さず、しばらく様子を見よう、と。臨秀は「本音では愛する人と結ばれてほしいのでは?天后を懸念しているのね」と言う。

「夜神と天后の考えは違うが、やはり母子の心はつながっているもの。天后は錦覓を受け入れず、いつか必ず害を与えよう。その時、火神がどう動くと?それより心配なのが、火神と夜神との関係だ。2人とも気性が激しく、決めたことは絶対に変えない。天帝の若い頃、そっくりだ。梓芬がどれほど苦しんだか。決して錦覓を同じ目に遭わせはしない」と話す洛霖。

臨秀もは「火神は違うわ。今回の歴劫で錦覓に一途だったと思う」と言う。しかし洛霖は
天帝も梓芬に一途ではあった。だが、あれは執念。執念は人を殺す。梓芬を得られたとしても、多くの者に害を与えただろう。太平とは程遠い」と席を立って行ってしまう。


璇璣宮。「服喪中は星の見張りも休み、璇璣宮にとどまられるよう天后陛下が仰せです」と使いの侍女が潤玉に伝える。喪衣は天界と龍魚族の2種類が用意されていた。潤玉はいずれかを選ぶよう迫られる。


ーつづくー


えぇぇぇぇ(✽ ゚д゚ ✽)
まさか旭鳳と錦覓が結ばれるとは思っていなかったのでびっくり!!
旭鳳、すごく嬉しそう(*´艸`*)
鳳凰が飛んだ時、何だか恥ずかしくなったのは私だけ(///∇//)

あの天后だものね。
洛霖が心配する気持ちは分かる。
とりあえず、婚約解消だけしてくれたらいいんだけど(;´д`)ノ

潤玉のブラック化が悲しい(;д;)
でも、いいか悪いかは別として、あれだけのことをされたら…。
ただ、これでは自分も錦覓も旭鳳も傷つくだけ。
誰も幸せになれないし、何より好きな錦覓が苦しんでしまう(இωஇ )



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