台湾ドラマ「超級☆大英雄〜遥かなる時空を超えて〜」第3話 あらすじ

「消えた黒服集団」


暁東(シャオトン)さんはいい人だと彭澤(ほう・たく)たちに話す莫涵(モー･ハン)。それに私の命の恩人だと。「莫涵さんは気だてが良いから、君の言葉は信用に値する。確かに洪暁東(ホン・シャオトン)と洪西東(こう・せいとう)とでは物言いと性格は大きく異なり、武芸に関しては雲泥の差」と言う彭澤。そして暁東に「お前はどちらなのだ」と聞く。埒が明かないと思った暁東は「俺である証拠だ」と子供の頃からのアルバムを2人に見せる。

写真が分からず、誰かが生き写しに描いたと思う徐嘯天(じょ・しょうてん)。そんな2人を顕婷(シエンティン)がカメラで撮って見せると、2人は驚いて魂を吸い取ったと騒ぎ出す。「これは“写真”といって、姿絵のような物よ」と説明する顕婷。
2人は姿絵だと納得したとたん、お腹が鳴り出す。

暁東は彭澤たちにカップ麺をごちそうする。銀針で確かめてから食べ始める2人。徐嘯天が絶品だと言うと、彭澤は「絶品だと?陛下より賜る宴席の食事こそが絶品というものだ」と話す。それでもごちそうしてくれた暁東に感謝する彭澤。
莫涵が暁東に頼み、彭澤たちは泊ることになる。

暁東が仕事に戻り、莫涵も2人の寝る準備をするために行ってしまう。2人きりになると「兄貴、洪暁東に丸め込まれてはならない。ここはからくり屋敷だ、気をつけよう」と言う徐嘯天。


楊社長の予定を確認していた暁東に「ねえ“嫻児(かんじ)”って誰?」と莫涵が聞く。暁東が「誰だ?知らないな」と答えると「“嫻児”よ。顕婷さんをそう呼んでたじゃない」と莫涵が言う。「俺が?」と驚く暁東。莫涵は「間違いない。しかも抱きかかえてた。いつの間にそんな親しい仲に?」と言う。莫涵の話が信じられず「あり得ない。彼女にビンタされたんだぞ」暁東は返す。

「ところで彭さんの話だと、洪西東は九転夜明珠を盗んだらしいわ」と言う莫涵。彭澤たちにうんざりしている暁東は「その話はするな」と言う。莫涵が「安心しして。私からうまく言っておく」と話すと「それより、どんな手を使って兵馬俑たちを手なづけた。なぜ粗暴な奴らがお前には従う」と聞く暁東。莫涵は「“愛の賜物”ってとこかな」と答える。


深夜。部屋の明かりをつければ部屋全体が明るくなってしまうと思った彭澤たちは、たいまつを使って暁東の部屋へ行く。
香の煙を吸った者は意識がもうろうとし、真実を吐露するという神魄迷魂香(しんはくめいこんとう)を使う彭澤。しかし、その煙に感知器が反応してしまう。警報音で起きた暁東は、2人がたいまつを持って部屋にいることに驚き「いい加減にしろ」と怒り出す。煙についても暁東が怒ると、彭澤は馬糞で作った虫を殺す霊薬だとウソをつく。

2人は暁東の部屋を出る。徐嘯天が「この、からくり屋敷を探るのは至難の業のようだ」と彭澤に言う。


朝。暁東が探偵事務所から出ると「おはよう」と言いながら顕婷が来る。「錦衣衛たちは?」と聞く顕婷に「君には関係ない」と言って行こうとする暁東。慌てて暁東を止めた顕婷は「提案があるから聞いてよ。うちの局に頼んで、あの2人の生活費を全額負担してもらいましょ」と言う。2人は間違いなく“明”の人間、現代に来た理由を知りたいと。“追追追”をやめるためにスクープを狙っていると思った暁東は「奴らが本当に“明”の人間なら、余計、見せ物にはさせられない」と言う。

しつこい顕婷に「必死に食い下がるは、俺と個人的に親しくしたいからだろ。さては俺にホレたな」と暁東が言い出す。「何、訳の分かんないこと言ってるの」と顕婷が言い返しているところに、顕婷の携帯が鳴る。その音を聞き、また表情が変わる暁東。

暁東は顕婷の手を取って回す。すると「怖いわ、天下が乱れてる」と言う嫻児の姿が見えてくる。そんな嫻児を後ろから抱き締める洪西東の姿も。
顕婷の手をにぎり「嫻児、君は俺が守る。私は勅命を受け、九転夜明珠を取り戻しに行く」と言う暁東。私の名誉を回復する唯一の方法だと。暁東が何を言っているのか分からず「あなたと九転夜明珠ってどんな関係?」と顕婷が聞く。その瞬間、我に返った暁東は、手を握っていた顕婷が、自分の腕を噛み、ホウキで叩こうとしている心の中が読めてしまう。
頭が痛いのも無意識に手をつかんでいたのも顕婷の仕業だと思った暁東は、顕婷から逃げ出す。


朱可尚(チュウ・クーシャン)は、探偵事務所の前で買い物から帰ってきた莫涵と話す。錦衣衛がここに泊っていると聞いた可尚が暁東のことを心配すると「暁東さんを襲わないって“指きりげんまん”もした。だから心配無用よ」と言う莫涵。可尚は顔をゆるめ“俺も君とゆびきりげんまんしたい”と思う。

くしゃみをした莫涵も可愛いと思う可尚。莫涵が「暁東さんには男みたいだって言われる」と話すと、可尚は「そんなことない、自然体で俺は好きだ。奴は美的センスがない」と言う。それを暁東の悪口だと感じ、莫涵は怒って事務所に入ってしまう。


暁東と左佑守(ツオ・ヨウショウ)は植え込みに隠れて張り込みをしていた。最近のことを振り返り、自分に一部の記憶がないことを暁東は左佑守に話す。意識が戻った時、俺の隣にはあのリホーターがいたと。さらに心が読めることも話す暁東。

ミツバチの格好をした顕婷も同じ場所に取材に来ていた。打ち合わせをしていた顕婷は、正真正銘のスクープを見つけたと局長に訴えた時のことを思い返す。
以前、錦衣衛を追跡しろと言われたことを持ちだし「タイムスリップして海浜市に」と、局長に話した顕婷。しかし局長は彭澤たちの写真を見ても「うちの局の衣装よりひどい出来だ」と言って信じてくれなかった。

2人が本物の錦衣衛だという証拠が欲しい顕婷は、暁東に相談したいと思う。そんなことを考えながら歩いていた顕婷に、年配の男性がぶつかる。
切羽詰まっている様子の男性は「今のわしには君だけが頼りだ。わしに万が一のことがあれば頼まれてくれ。これをお嬢さんに託しておく」と言って顕婷に手に持たせる。徐菲(シュー・フェイ)の他には口外しないでくれ、絶対に誰にも渡すんじゃないぞ、と。そこに黒服の集団が。

黒服の男たちは男性を気絶させ車椅子に乗せる。顕婷が止めると、黒服の1人が「黄さんは老人ホームから抜け出したんだ」と言う。そんなもめている顕婷を目にし、急いでその場へ向かう暁東。

暁東は男たちに男性をどこへ連れて行くのか聞く。男たちは「認知症の治療のため、老人ホームへ」と答える。その言葉が信じられず、おじさんを連れ戻すよう暁東に言う顕婷。暁東は俺は警察じゃないから捜査令状もないと言う。
そうこうしているうちに男性も黒服の男たちも消えてしまう。


暁東と警察へ行った顕婷は「早くおじさんを捜してよ」と呉警部に訴える。しかし監視カメラに映っておらず、何の証拠も手掛かりもないため「目撃者は君だけなのに、どうやって捜すんだ」と呉警部は言う。男性から託された物を思い出すが、徐菲の他には口外しないでくれと頼まれた顕婷は、言うことができない。

呉警部に別の場所へ連れて行かれた暁東は、彼女の話はウソではない、男たちは善人のように見えずスパイのようだった、と話す。この件には何か裏があるかもと。警察に勤めていた暁東の言葉を信じ、呉警部は部下を派遣して現場を調べることを決める。


警察から出た顕婷は、助けてくれなかった暁東を責める。しかし暁東の協力が必要だと思い出し、飲み物をごちそうする、と機嫌をとろうとする。「俺とデートするための口実だろ」と言って、顕婷の肩に手を置く暁東。その時“汚い手を離して。錦衣衛のことがなければ怒鳴ってるところだわ”という顕婷の心声が暁東に聞こえる。「俺が汚いだと?君の目的は錦衣衛か?」と怒った暁東は、独自のニュースで世界を変えたいと正直に話す顕婷を笑い「錦衣衛を調査したいならご自由に。でも1つだけ言わせてくれ。ロケ中だったんじゃないのか」と言う。すっかり忘れていた顕婷は「そうだった」と慌てて現場に駆けて行く。


探偵事務所に戻った暁東は「1つ不可解なことが。黒服の男たちが一瞬にして姿を消したんだ」と左佑守に話す。「熱でもあるのか?」と言う左佑守。


暁東はピザを渡してくれた莫涵の頭を「お前は優しいな」と言いながらポンポンする。その時、莫涵の“本当にカッコいいわ。暁東さんのことが大好き”という心の声が聞こえる。「考えていることが全部顔に出てるぞ」と暁東が言うと「そんなに分かりやすい?じゃ、告白するけど、この事務所へは…」と言い始める莫涵。暁東は「気持ちは嬉しいけが、きっと若気の至りだ」と言って莫涵の言葉をさえぎる。


ーつづくー


彭澤たちがやっぱり可笑しい(≧∇≦)ﾉ彡
家の中でたいまつって!!!危険危険!!!
神魄迷魂香も思った以上にすごい煙だし(*≧ω≦*)

可尚は莫涵が好きなのね…。
でも、これだけ暁東さん、暁東さんって言ってる莫涵だから、ちょっと厳しいかなヾ(･ω･`;)ﾉ
莫涵すごくいい子なのに暁東は何がダメなんだろう?(ダメっていうか)
妹みたいな存在なのかな?

謎の黒服の男たちの正体は!?（０д０‖）
顕婷がおじさんから受け取ったものも何なのか気になる。
徐菲というのも誰だろう?




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