蕭育に会った王政君は皇太子に愛情があるか、両思いなのか聞かれる。「関係ないでしょ」と答えた王政君に、関係はないが妃となれたのに寂しげな目をしていたら答えずとも明白だと蕭育は言う。妃になれたお礼を言おうとしていた王政君だったが、蕭育の無礼な態度に怒って行ってしまう。
皇太后につらい気持ちを見抜かれてしまった王政君は「どうしてよいのか分からぬのです。愛を得られなければ生きていても無意味です」と打ち明ける。皇太后は王政君は強い女だが、その長所が男の前では短所にもなる、男は庇護を必要とする女しか愛せないと返す。ここで涙を流さず、皇太子の前で流すようにと。
傅瑤は皇太后がいない間に、皇太后が無意識で夜中に起きだした時に手に持っていた銅鏡を皇太后の目につくところにわざと置く。部屋に戻ってきた皇太后はすぐに気づき激怒。「生かしてはおけぬ」と皇太后が言うと、すかさず自分が置いたと傅瑤が名乗り出て、言葉たくみに病を治してほしいからだと話す。皇太后の大事にしていた銅鏡は、先帝から贈られた愛の証だった。病もそのせいだという傅瑤。
記録していないものがあると気づいた王政君は尹を問い詰める。最近、忙しかったと返され「手が回らなぬと申すならは…しばらく暇を与えてもよいぞ」と言う王政君。慌てて尹は身の程をわきまえず愚かだったとひざまずき、挽回の機会がほしいと頼む。王政君が口先ばかりの約束ではなく誠意を見せるように言うと、尹は司馬良娣が皇太子に捧げた料理の献立を差し出す。
王政君は皇太子に食べてもらおうと好物ばかりを作る。しかし、皇太子は食べずに箸を置いてしまう。この日は皇太子の母の命日だった。皇太子が幼い頃は盛大に命日の儀式を行なっていたが、今はただの恒例の儀式になっていた。皇太子は一度も母を見たことがないと話し、母親が己の命が危うい時"我が子を救え"と言った強い人だったと言う。母への思いに苦しむ皇太子に、自分も亡き母を思い出したと言い皇太子に寄り添う王政君。そんな王政君を皇太子は抱きしめる。
夜、王政君の名を皇太子は初めて知る。
琴の音色に惹かれて歩みを止めた皇太子。琴を弾いていたのは傅瑤だった。傅瑤は皇太后から才人の位を賜ったことを話し、皇太子に指導をしてほしいと言う。傅瑤の手をとり教える皇太子。
蕭育は母親が亡くなって以来、父に逆らっていた。そんな父が蕭育を西城へ行かせようとしていると聞いた蕭育は、皇太子に止めてほしいと頼む。皇太子は己から父に歩みより頼むように言う。
蕭育と偶然会った王政君は、西城へいくという話しが本当か聞く。さぞ喜んだのだろう?と言われ、恩人の蕭育には感謝していると王政君は返す。自分がからかったことで運よく妃に選ばれただけだと言う蕭育は、身近にいる人間に用心するように言う。
傅瑤は琴を蕭育から教わっていた。傅瑤から腕前を聞かれ「君には才能がある。琴に専念すれば、最高の奏者になれる。だが君の狙いは権力だ」と答えた蕭育は、皇太子の心を奪うには十分上達したと言う。しかし皇太子の心を得ても、新たな欲が芽生え一生満足しないと。
ひと月に一度しか皇太后を訪問してこなかった皇太子は、今月、3度目の訪問をする。しかし皇太子の目的は皇太后に会うためではなく、傅瑤に会うためだった。琴が上手くなった傅瑤を褒める皇太子だったが、傅瑤の指が練習で傷だらけになっているのを見ると、自分のために指を酷使したと思い「もう琴を弾かずともよい」と言う。
傅瑤に夢中になっている皇太子は、再び皇太后に会いに行こうとする。その姿にご一緒したいと王政君も一緒に行くことに。
皇后を手本にしているという王政君に「皇太后では手本にならぬと申すか?」と嫌味を言う皇太后。
5歳の時、母と姉を亡くしたことを傅瑤は皇太子に話す。そして苦労して生きてきたが、母を片時も忘れなかったと言う。さらに母の話しをしたのは殿下が初めてで、殿下のそばにいると心が暖かくなると言う傅瑤。皇太子はそんな傅瑤に口づけをする。その時、庭にいる皇太子を呼びに王政君が。驚いた王政君だったが「膳の用意ができました」とだけ言い戻って行く。
夜。王政君は友である傅瑤といつ知り合ったのか聞く。ひと月前だが、王政君が疑うような仲ではないと答える皇太子。王政君は独占することはできないと分かっていたと話し、いずれ別の女性と愛を分つことになると思っていたと言う。友人なのだから他の者たちとは違う「仲良くやれるな?」と聞かれ、「殿下がお望みならば努力します」と王政君は返す。王政君を抱き寄せ「思ったとおり、そなたは道理をわきまえておる」と言う皇太子。
膳での様子から長楽宮へ来た時から傅瑤が皇太子に近づくことを企んでいたと思う皇太后。自分を思う気持が本当でも噓でも何かの縁だと言い「皇太子を思う気持があるなら、私がお前の願いをかなえてやろう」と言う。
ーつづくー
皇太子様…王政君の名前も知らなかったのね
それも大ショックだけど、傅瑤に惹かれちゃうって!!( ̄▼ ̄|||)
あれだけ司馬良娣ひと筋だったのに違ったのぉ!?王政君を拒否してきたのも司馬良娣を忘れられないからだったはずなのに………( ̄ー ̄)
「思ったとおり、そなたは道理をわきまえておる」って王政君に言った時は、ただ都合のいい女にしたいだけじゃ…って思って王政君がますます可哀想になっちゃった(/_;)
それにね…傅瑤の母親が子供達のためだったとはいえ、皇太子様の母を殺したのよね。いずれそれも分かるのかな?
そうだよね…皇太后様はもともと気難しい性格だから王政君のよさはすぐに分からないよね。だけど、よりにもよって「私がお前の願いをかなえてやろう」と傅瑤に言うなんて…(TωT)
いつか皇太后様にも王政君の真心が伝わるかな?そして傅瑤を皇太子様とのことを後悔する時がくるかな?そうであってほしい!!
傅瑤のお姉さん、あの時に亡くなっていたのねΣ(゜д゜;)
1人だけ逆賊の娘だって連れていかれたからどうなったか気になっていたの…。
コメントのお返事が大変遅れていて申し訳ありません(;_;)
書きたいのに年末でちょっとバタバタしてて…でも必ず書きます!!
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なぜ?瑤を好きになるの?琴が上手く弾けたから?で好きになったの?
この人は…司馬良娣が生きていても一途では無理ですね~
政君可哀想ですね~また悩みが増える感じです。
皇后様が優しい人で良かったですが「涙は女の武器」を使いなさい…みたいな事言っていたような…昔も今もそれは変わらないのですね~(*^_^*)
涙は女の武器だと私は思います(≧∇≦)
金曜日も10時にテレビをつけてしまいました(*^_^*)金曜日はないのにね(*^_^*)結構気に入って見ている自分がいます(≧∇≦)
文句を言いながらですが…(≧∇≦)
年末は忙しいですよね~返事はいらないですよ~私も帰省すると忙しくなるんですよ( ; ; )長男の嫁です!頑張ります(*^_^*)
風邪には気をつけて下さいね~更新嬉しかったです。イトーヨーカドー近くにないのですね( ; ; )残念でしたね~