クィーンズ～長安、後宮の乱～第10話

皇太子が結婚を承諾し、太子宮に傅瑤が越して来る。以前のように仲よく手を取り合い、殿下に尽くそうと傅瑤に話す王政君。
蕭育の部屋に来た傅瑤は、蕭育に王政君の惨めな顔を見てみたいと、誘惑するように持ちかける。「私に何の得がある」と言う蕭育に「協力してくれるなら、あなたの身はこの私が保証するわ。それにあなたの望むものは…なんでもあげる」と言う傅瑤。縛られるのは好きではないが誘惑は別だと蕭育は答え、引き受けることに。
皇太子は皇后に傅瑤を会わせる。「側室を何人娶ろうとそなたの自由だ。だが政君はそなたの正室だ。それは決して忘れぬように」と皇太子に言う皇后。王政君には悩みがあればいつでも訪ねるように言う。皇后に優しくされる王政君を見て、傅瑤は嫉妬する。
王政君を訪ねて来た馮媛は尹夫人とケンカを始める。王政君が止めに入ったが、王政君の前では従う尹夫人も、馮媛にはいつでも仕返しが出来ると気づいた馮媛は急に不安になってくる。そんな馮媛に「太子宮付の女官になる?」と言う王政君。馮媛は喜び、これからは尹夫人に何をされても我慢すると約束する。そこに傅瑤が来る。以前のように友達のような口のきき方をする馮媛に「もう身分が違うのよ」と言う傅瑤。カチンときた馮媛は「お高くとまっちゃって。あなたより政君の方が上でしょ」と言い返す。王政君が間に入り「私たちは友達よ」と言うが、傅瑤は気に入らない。
鋤初めの日。種を播く王政君に蕭育が近づく。それを見ていた傅瑤が転んでしまい「心ここにあらずでは転んで当然だ」と言う皇后。
王政君と七夕の宴の約束をしていた皇太子。それを聞いた傅瑤は不機嫌になる。傅瑤は自分のために書いてくれた曲の楽譜を王政君に贈り、それを政君の前で演奏させて"政務が忙しく会いに行けぬから、琴で心を慰めてほしい"と伝言で伝えればいいと言う。皇太子が会いにいけなくても優しくて賢い政君なら感謝すると。皇太子は「そうしよう」と蕭育に頼むことにする。
皇太子の来るのを待っていた王政君は、蕭育を見て顔を曇らせる。琴で曲を弾いた蕭育は、王政君は冷たく見えるが高貴で純潔、傅瑤とは違うと思う。琴の譜を見せるように言われ、戸惑う蕭育。言われた通り手渡すがそこには傅瑤に書いたものだと書かれていた。王政君は気丈に「誰のために書かれた曲であろうと、お心のこもった曲が聴けるのは妃として光栄なことです」と言う。蕭育は気にしないように言い「お望みなら私が作りましょう」と話すが「無礼者」と王政君は下がるよう蕭育に言う。
王政君の部屋から大きな音が聞こえて来る。蕭育が戻ると、酔った王政君の姿と弦の切れた琴が床に落ちていた。「酒で憂いが晴れるなら、お付き合いします」と言う蕭育。「ここは最も情が多く、そして無情な場所だ。皇太子にお前を渡したことを後悔している」と話し「片時も離れぬような夫婦の情愛など、皇族に対しては決して当てはまらぬぞ」と言う。


ーつづくー


最初に出て来た時(太子宮に来た時)の傅瑤の化粧と衣装が………魔女みたいだった(￣Δ￣;)
やっぱり側室だけじゃ傅瑤は満足しないよね。
皇太子妃になれたとしても最高権力者にならなければ満足できないと思う。

初めは司馬良娣に一途だった皇太子が蕭育よりいい人に見えたのに、今の皇太子はなにー!?
傅瑤にメロメロすぎて嫌。傅瑤の何処がいいのー?って思っちゃう。
逆にいい加減だった蕭育が変わってきたかも?でも…すでに皇太子妃になっているし(；_；)
どうなっていくんだろう…。

ところで、今回出て来たあの気持の悪い虫って何の虫?
大きすぎて、家にいたら大騒ぎになりそうΣ(゜д゜;)


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