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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第20話 あらすじ

2019年09月25日 19時40分17秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
宗越(そうえつ)…ライ・イー  医聖
江楓(こうふう)…ガオ・ハンユー
斉韻(せいいん)…ユエン・ユーシュエン



「お妃選び」


邱が、親の敵を父と呼べば文懿世子があの世で浮かばれない、と話し、雲痕は涙を流す。


乾安門の前で「あの新王にはあきれる。あんな方法で妃を選ぶとは。太淵国はどうなることやら」と言われた章鶴年は「私も最初、若くふざけた王だと思った。斉震が捉えた、ただの傀儡だと。だが最近、気づいた。ふざけたふりの下に考えがあると」と話す。


国公府。西平郡王・高嵩は娘の高普若が妃に選ばれず「入宮できねば、この郡王が許さぬ」と斉震に激怒する。「今日の妃選びは従来のやり方で行えば問題はなかった。突然のことで我らも止められなかったのだ」と言う斉震。容姿も家柄も下の唐伯年の娘・唐芷蓉が選ばれたことで、高嵩は斉震が天秤にかけているのではと疑う。唐伯年の兵は15万、唐家に乗り換えようとしているのではないかと。

斉震は笑い「最大の権勢と最強の兵力を持つのは西平郡王。誰かを頼るなら、やはり郡王です。今日の妃選びは如意を回して決まったもの」と話す。「大事な娘を入宮させるからには、必ずや王妃にしてみせる」と言う高嵩。斉震が「この件は私に任せて、いったんお帰りください」と言ったすぐあと、宮廷からの詔を雲痕が持ってくる。詔には“高普若を賢夫人とす”と書かれていた。

喜んだ高嵩だったが「決まっていたならなぜ私たちを翻弄した?」と腑に落ちない。「己の力を見せつけたのか?私が唐伯年のように言いなりになりにならぬから?」と高嵩に言われ、斉震は「とんだ言いがかりです。陛下の決定ですぞ。私も今、知ったばかり。それに郡王は私の良き友です。だますわけがない」と返す。高嵩は「策を弄してこの私をだまそうものなら決して許さぬぞ」と言って帰って行く。

高嵩に偉そうな顔をされ不愉快な斉震。斉震は「王のこの決定に関して、宮廷から説明は?」と雲痕に聞く。雲痕は「ありません」と答える。


詔を届けたことを軒轅旻に伝える江楓。高嵩は殿下の予想通り、怒ったようだと。江楓は「殿下は斉震と高嵩の結託を知りながら、なぜ普若を賢夫人に?」と尋ねる。軒轅旻は「高嵩は短気で疑い深く、辺境の重要都市を掌握する傲慢な男だ。斉震とは警戒し合う仲でもある。今回、私はわざと高嵩を怒らせた。斉震と高嵩の溝を深めるためにな」と話す。江楓が「結局、高普若を入宮させるんですよね?殿下はまさか…」と言う。「よせ。高普若の気性は父親と同じ。そんな女子を後宮へ入れぬのはもったいない。普若が騒ぎを起こせば我らの好機も増えるしな」と言う軒轅旻。


国公府に唐伯年将軍の臣下が訪ねてくる。「将軍は国公のことを“大恩人だ”と」と話し、公務で来れない唐伯年の代理として、贈り物を渡す臣下。臣下は“長年、国境を守り朝廷の事情に疎い。娘の入宮はひとえに国公もの推挙のおかげ。娘が王様の寵愛を得られた日には、必ずやご恩を返します”いう伝言を伝える。

臣下が帰り「唐伯年の反応は早い。お前に仕事がある」と雲痕に言う斉震。しかし雲痕は“あの時、世子府はもう見張られており、蝿1匹も出られぬほど。お二人を守るため世子は私に斉震と会えと。私は世子の謀反を暴露する訴状を書きました。この訴状によって私は斉震の信頼を得て、世子府の亡骸の回収の担当となった。それでお二人を救い出したのです。太淵王族の血脈をこの世に残すために。あやつは国公府で栄華を亨受し生きています。理不尽すぎます”と言った邱の言葉を思い出していた。ぼんやりとしている雲痕の顔をつかみ「何を呆けている。行け」と斉震が言う。


街へ行った宗越は悦風楼へ入る。新しい調理長のおかげで、店は繁盛していた。
えび炒めを注文した宗越。そこで宗越は懐かしい斉韻を見かける。子供の頃の出来事を思いした宗越は、“まさか死に至る病が治った?”と思う。
しばらくして料理長として働いていた斉韻を雲痕が迎えに来る。


後宮の総称である昭雁宮に入る扶揺たち。王妃が住むのは永嘉殿、寵妃は妗悦楼と初錦苑に住み、どちらにも選ばれなかった人はひっそりと暮らすと時嵐は扶揺に教える。
皆で話をしていると、輿に乗った高普若が来る。「王様が私を賢夫人に冊封なさったの。この輿も王様からよ」と自慢気に話す高普若。妃選びの時も大騒ぎした高普若は、さっそく扶揺たちともめそうになる。

王の詔により、賢夫人・唐芷蓉は永嘉殿、徳夫人・簡雪は芷蘿居、淑夫人・宇文紫は酔衍居、宮女・付嘉怡、納蘭菁、陳香樹、張婉婷、劉鈺琪は王務内廷府が定める住まいに決まる。「私はどこなの?」と宦官に詰め寄る高普若。私の住まいを準備しないと殺すわよ、と。
扶揺たちがそれぞれの住まいへ行こうとすると、止めた高普若が「私が永嘉殿でしょ。定遠将軍の庶子・唐芷蓉が私を差し置いて住む?」と言い出す。

扶揺は「亀の誕生日にかばが来た。逆立ちしてね」と言ってその場を後にする。みんなに笑われ「かばが逆立ち?」と言う高普若。その意味が分かり「私を“ばか”と?」と高普若が叫ぶ。


戻ってきた斉韻に「世の中を見たいと出ていってはや3年。父の白髪も増えた」と話す斉震。斉韻は「なぜ連れ戻すの。いつか自分で戻るのに」と言う。「そんなこと言うもんじゃありません。この数年、料理を学ぶため五州を遊歴されて、いじめられたりしませんでした?」と聞く執事。斉韻が「かわいい私を誰もいじめないわ」と答えると、執事が「旦那様がずっと護衛をつけて、お嬢様を守っていたのです。旦那様はお嬢様を何より大事に思っておられます。ですから旦那様をどうかお責めにならぬよう」と話す。

座っている斉震のそばへ行き「おとなしくするのに条件があるの」と言う斉韻。礼儀作法は学ばない、名門の子弟を紹介しないで、と斉韻がその条件を言うと「いいとも」と斉震は言う。家でおとなしくするなら、何でも認めようと。

斉韻は斉震の白髪に触れ「ごめんなさい。もうどこへも行かない」と涙を流す。「この3年間、お前を思わぬ日はなかった」と言う斉震。
雲痕が木箱を持ってくる。ふたを開けると、中には猫が入っていた。「花花だわ」と喜び、抱きかかえる斉韻。雲痕は「前のが逃げて泣いていたろ?そっくりなのを見つけたのだ」と話す。


酔衍居の前で「上品すぎるけど、静かでいい所ね」と扶揺が言っていると簡雪が来る。「高さんが永嘉殿に住もうとするから私の住まいを譲ったの。ここに住んでもいい?」と聞く簡雪。扶揺は「もちろんよ。広いもの、何人でも住めるわ」と言う。


部屋に入った扶揺に「高普若がこんなに早く返り咲くとはね」と言う時嵐。「一悶着ありそう」と言う扶揺。時嵐は「集まった娘たちは皆、無邪気に見えますが背後には朝廷の権力争いが。お気をつけください」と忠告する。扶揺は「何をされても平気よ。私の目的はあれだから」と言う。


酔衍居に唐芷蓉が挨拶に来る。「実は父は国公の推挙で将軍になれたんです。今回の入宮も国公のおかげです。だから、いわば私たちは国公府の姉妹」と言う唐芷蓉。扶揺は戸惑いながら「そうね」と言う。唐芷蓉が「私と永嘉殿に住みませんか?」と聞く。しかし扶揺は「もし私が行けば西平郡王のご令嬢がまた騒ぐわ。私はここがいい、静かだし」と断る。
唐芷蓉は取り寄せたという、太淵の有名な匠が作ったというかんざしを扶揺に渡し「後宮は怖い場所です。お気をつけください。国公府の姉妹同士、助け合いましょう」と言って帰っていく。


夜。寝台に横になっていた扶揺は“私が身につけている玄霊真葉。これを私から奪えたら君に協力する”と言った軒轅旻の言葉が頭をよぎる。起き上がる扶揺。


歌ってくれた唐芷蓉に、褒美が何がいいか聞く軒轅旻。唐芷蓉は「もし望みを申すなら、朝まで王様にお仕えすることです」と答える。「入宮の初日に賢夫人をお泊めになれば、噂が…」と言う江楓。

王様の衣装を運んでいた最後尾の宦官を襲った扶揺は、宦官に変装する。

唐芷蓉の手を握り「今日はもう戻るがいい。宮廷の決まりに則し、改めてそなた召そう」と言う軒轅旻。「私は帰りたくありません」と唐芷蓉が頼み、軒轅旻は「ならば、そうしろ」と言う。
宦官たちが衣装を持って入ってくる。唐芷蓉に「沐浴する」と言うと、軒轅旻は「来い」と言って扶揺を指す。


ーつづくー


前に逃げたという花花っていつのこと?
3年間、いなかったということは…その前?
とか細かいことを思ったり(๑>◡<๑)
とにかく斉震は斉韻に甘々!!
戻ってきてくれるならなんでも言うことを聞いちゃう感じ。
これでは姪の裴瑗なんて、どうでもよくなりそう( ̄▼ ̄|||)

裴瑗と違って斉韻はいい娘に見える。
宗越にとっては幼馴染で妹みたいな存在だったのかな?
斉震が親の敵でも、斉韻のことを考えると2人とも複雑な気持ちになりそう。

妃に選ばれた人たちが皆怪しい(* ̄∇ ̄*)
簡雪もうまく扶揺のいる酔衍居に入り込んだような気がするし、唐芷蓉が扶揺に国公府の姉妹と言って近づいたのも…。
あのかんざしも気になる。
あと唐芷蓉は大人しそうに見えて軒轅旻に意外と積極的だよね(✽ ゚д゚ ✽)

それにしても、かばが逆立ちは面白かった(≧▽≦)



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2 コメント

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ねこさんへ (うさ)
2019-09-25 21:41:42
雲痕の葛藤は辛いものになりそうですよね(இωஇ )
そうそう斉韻の死に至る病気についても気になります。

かばの逆立ち、中国語だと何だろう?
本当は別の台詞を言ってるのかな?

元宝が花花に出くわしたら、尻尾がないから
つかまれることはないはず(≧▽≦)
お尻フリフリして猛スピードで逃げてほしいです!!
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かばが逆立ち (ねこ)
2019-09-25 20:44:53
雲痕は全てを知って、過去のことも少し思い出してこれから苦悩葛藤が始まりそう。
普通は真実を知ったからには沸々と恨みが沸き上がってくるはず。

斉韻は斉震の娘だったんだ。
宗越の“まさか死に至る病が治った?”とはどういうことなんだろう?

中国語が分からない私の素朴な疑問です。
中国語でも「かばが逆立ち」したら、日本語と同じように馬鹿になるのかな?

うささんへ
花花と出くわしたら、元宝は大丈夫かな。笑
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