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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第19話 あらすじ

2019年09月24日 19時15分37秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
宗越(そうえつ)…ライ・イー  医聖
江楓(こうふう)… ガオ・ハンユー
雅蘭珠(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族
戦北野(せんほくや)…ガオ・ウェイグァン 天煞国・烈王
小七(しょうしち)…ジャン・ロン
 


「兄弟の宿命」


では頼んだぞ、と斉震に言う軒轅旻。軒轅旻は「国公府に刺客が侵入し、放火したとか。今も全力で刺客を捜査中だと聞く。忙しかろう?刺客も捜索は重要だ。さらに国公には公務もある。この件は章鶴年に任せよう」と言う。「仰せのとおりに」と言う斉震。
軒轅旻が思い出したかのように「章鶴年も人手が要るだろう。賊を捕らえるには兵も銀子も必要。あの上奏を認めよう」と話す。慌てて斉震が「それとこれとは話が別です」と反対する。

軒轅旻は斉震に近づき、耳元で「太淵の王は誰だ?そなたか。それとも余か?こう思うのか?“自分が王位につけてやったから、王は自分の思い通りに動く”と。忘れるな。力ある大臣は他にもいる。兵権を持つのもそなただけではない」と言う。しばらく2人は見合ったあと笑い出し「感謝します」と言う斉震。軒轅旻が帰って休むように言ったところに、宇文紫が見つかったという急報が。

気を失っている宇文紫(扶揺)が運ばれてくる。何があったのか聞く軒轅旻に、侍女の時嵐が「さらわれたので必死に追いかけました。人違いだったらしく賊はお嬢様を湖に。そこを助けました」と説明する。軒轅旻は斉震に「そなたの屋敷に医聖がいたな?医聖を呼べ。その者なら安心できよう」と言う。


歩きながら「見事な芝居でしたよ。斉震も震え上がってた」と軒轅旻に言う江楓。立ち止まった軒轅旻は「芝居ではない。大事な者をさらわれたのだ。本気で怒った」と真顔で返す。


屋敷に戻った斉震は「誰が王位につけてやったと?私を叱り、章鶴年の名を出し、脅した。何様のつもりだ」と怒りが収まらない。私が据えた傀儡だぞ、と。そばにいた雲痕が「僭越ですが、ここは太淵国です。いくら無用の傀儡でも王は王」と話す。「“王は軒轅一族”と私に忠告を?」と聞く斉震。雲痕は「いえ」と答える。

斉震は「いかにも。やつの姓は軒轅だ。一時の怒りを辛抱すれば、一生の望みが叶う。宇文紫の一件には裏がある」と言う。「軒轅旻が自らやったとお思いで?」と尋ねる雲痕。斉震は「そうだ。私を叱責することができ、同時に章鶴年に軍費をやれる。それが狙いだ」と答える。
宮中は曹成に探らせているが、十分とは言えないと考える斉震は「注意深く見張る方法を考えねば」と言う。


妃候補が賊にさらわれたと聞いた雅蘭珠と小七は、戦北野が扶揺を助けたとすぐに分かる。扶揺が戻って来たと思い、嬉しそうな2人に「“目的のため国公府に残り入宮する”と」と言う戦北野。扶揺なら切り抜けられると。
荷造りをしていた戦北野は、即刻発つことを話し、雅蘭珠に金を渡す。一緒に行きたい雅蘭珠だったが、戦北野は「だめだ」と言う。


雅蘭珠は途中まで戦北野を見送る。「遠くて危険な道よ。心配でならない」と言う雅蘭珠。戦北野は「危険ゆえ、お前を連れて行くと足手まといだ」と返す。
「太淵は混乱しており、何が起こるか分からぬ。誰もお前を守ってくれぬぞ。危ないと思えば邛葉に帰れ。私を待つな」と言う戦北野。雅蘭珠は「この6年、あなたと五州を巡った。何が来ても大丈夫」と言う。
泣きながら雅蘭珠は去っていく戦北野を見つめる。


宇文紫のもとへ向かいながら、迎えに来た雲痕に「火事の夜の刺客は見つかったか?」と宗越が尋ねる。「賊どもは翌日、全員捕らえました」と答える雲痕。宗越が「国公府を襲うとは、どんな賊だ?」と聞くと、雲痕は「悪名高い盗賊どもでした。何を思って国公府などに来たのか。国公の命で全員、斬首に」と話す。死ねば問題はなくなる、と。
雲痕は宗越を訪ねた夜のことを思い返す。

「刺客を捜しています。刺客は負傷している。宗先生、腕を見せてください」と言った雲痕。宗越は「そのとおり、私だ」と言って、血のにじむ肩を見せる。宗越の首元に剣を向けた雲痕は「では私と国公の所へ」と言う。「なぜ私が簡単に認めたと?」と言う宗越。

宗越は「貴殿の本当の誕生日は6月4日だ。今年で19歳」と言う。「なぜそれを?」と言う雲痕。さらに宗越は「5歳でここに来た。執事が“自分の甥だ”と斉震に嘘を。執事は死ぬ前、真の誕生日を告げ貴殿にこう言った。“斉震には決して言うな”」と話す。雲痕は「黙らぬと殺す」と言う。それでも「己の出自を捜してきたろ?教えよう」と言う宗越。

雲痕がなぜ知っているのか聞く。宗越は「私の知る昔話が、貴殿の出自と関係あるやも」と言いながら茶を入れ始める。
「文懿世子のことは知っておろう」と宗越が尋ねる。雲痕は「輝かしい戦功を立てたが、謀反の心を抱き王位を狙った。それゆえ一族郎党、皆殺しとなった。太淵では知らぬ者はおらぬ話だ」と言う。

急須をどんと机の上に置いた宗越は「もし私が真相は違うと言ったら?仁宗王の壮年期に文懿世子の名声がとどろいた。勇敢で聡明な世子は人気の的で、民は世子のみを知り仁を知らぬほどだった。告げ口する者もおり仁宗の疑心暗鬼は募った。ついに悪人が世子を陥れ、仁宗は己より声望のある世子を殺したのだ。陥れた悪人とは、当時、世子の親友だった男。今や権勢を誇る国公・斉震だ」と話す。そして宗越は、文懿世子の一族が殺され血脈は途絶えたと皆が思った、だが子が2人生きている、別人として生きているが、と言って右肩の蛟竜の刺青を見せる。

自分の肩を見る雲痕。宗越は「貴殿の肩にも同じ刺青があるはずだ」と言う。動揺した雲痕は宗越に剣を向け「捨てられた私を国公が育ててくださった」と叫ぶ。宗越は「賊を父と呼ぶのに慣れ、軒轅の血脈を忘れたか。今の話を信じぬなら私を斉震に突き出すがよい」と言う。

その時、邱殿が城南にいる、会ってこい、と雲痕は宗越に言われていた。


宗越は扶揺に「宮中で再会するとはな」と言う。「私が分かるの?」と顔を換えている扶揺が聞く。宗越は「無鉄砲で強気な女子は扶揺しかおらぬ」と答える。
扶揺が「あなたのために届け物をして苦労したのよ。結果を聞かないの?」と言う。「君が元気なら聞く必要はない。密偵になるよう、王に言われたのか?あれを王に渡したら君の役目は終わりだ」と言う宗越。

扶揺が「あなたが心配だったの。私のせいで矢に射られて、どうしようって。国公府では危機一髪だった。私たち生死を共にした仲でしょ。私のことも心配してよ」と言う。宗越は「分かった、君を診察しよう」と返す。
扶揺の脈を診る宗越。宗越の表情を見て扶揺が「何よ。私、死ぬの?」と聞く。宗越は「ああ、先は短い」と言って薬を取り出す。だが、この薬で治るはずだと。

袋の中を見る扶揺に「黒は人を救い、白は人を殺す。朱色は使う前、私に聞け」と言う宗越。「朱色は何なの?」と扶揺が言い、宗越は顔をそらす。
部屋を出ていく宗越は“生と死の狭間にある脈…。尋常ではない”と思う。


北へ向かった戦北野が天煞国へ行ったと考え、雅蘭珠は追いかけることに。美味しい食べ物があると聞き小七も一緒に行きたかったが、扶揺に会いに行くため行けないと話す。王宮の警備は厳重で扶揺は妃候補「どうやって会うの」と言う雅蘭珠。小七は「考えてある」と答える。


妃選びの日。斉震に選んでくれと言う軒轅旻。斉震が「できませぬ」と言い、軒轅旻は如意回しで決めることにする。


雲痕は街で飴細工を売っている邱の元へ向かう。子供の頃、兄と一緒に邱から飴細工をもらった雲痕。懐かしそうに雲痕が見ていると「昔と同じですね。食べるのが惜しくてじっと見つめるだけ」と邱が言う。


軒轅旻が回した如意が指し、唐芷蓉、簡雪、宇文紫、付嘉怡、納蘭菁、陳香樹、張婉婷、劉鈺琪が選ばれる。


邱は自分の住まいに雲痕を連れていく。「宗越が裏切ったのはお前だと」と言う雲痕。邱は頷き「越様の話は全て本当です」と言う。雲痕が「なぜだ」と聞く。「ご存知ですか。15年前の勅旨に何と書いてあったか。“世子府の者は老若男女すべて身分を問わず皆殺しとする”。つまり太淵から文懿世子を跡形もなく葬り去り、子孫も絶やすということ」と言う邱。雲痕は悲しく笑い「“皆殺し”?お前は生きてる」と叫ぶ。

頷いた邱は「そうです、生きています。ここに、こうして。世間は私を銭のため主を売った裏切り者とののしるが、本当は違う。あの時は斉震の信頼を得る以外にお二人の命を救う手はなかった。主を裏切る臣下を私が演じること。それは文懿世子から私への最後の命だったのです。私は裏切り者の汚名を着ようとも、命に従うと決めました」と涙を流す。


貴、徳、淑、賢の四夫人を選び、そこから王妃が選ばれる。一通り妃候補の顔を見た軒轅旻は、唐芷蓉を貴夫人、簡雪を徳夫人、宇文紫を淑夫人に決める。もう1人、賢夫人を決めなければいけないが、軒轅旻は昼寝に行ってしまう。


跪き、頭を下げる邱の手を取る雲痕。邱は「私が今日まで生きたのは、若様に真の敵をお教えするため。親の敵を決して父と呼んではなりませぬ」と話す。


ーつづくー


扶揺は脈も普通の人と違うのね(✽ ゚д゚ ✽)
生と死の狭間にある脈って危うい脈だよね…。

戦北野も心配だけど、雅蘭珠は大丈夫かな。
また戦北野を怒らせてしまうと思うけど(;´д`)ノ
あと小七。
どうやって扶揺と会うの?

いつも従順なも雲痕が「王は王」だと言ったから、少し斉震もおかしいと感じたかも!?
宗越や邱の話を聞いて、さすがに雲痕も信じたとは思うけど(肩に同じ刺青もあるものね)、敵だからと言って突然「義父上」と言わなくなるのも変だし、国公府から今すぐ出ていくわけにはいかないだろうし、育ててくれた恩もあるだろうし、複雑すぎるヾ(・ω・`;)ノ
早く兄上と呼べるといいけど、それも今は聞かれたら困るし…ううむ。

それにしても妃候補を如意で決めるって(≧▽≦)



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