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王子様の条件~Queen Loves Diamonds~ (33話/最終話)

2012年06月26日 13時44分17秒 | ドラマ置き場
【出演】
ツァイ・ジアハオ(ジャスティン) 役…ヴァネス・ウー
チュマン 役…リン・ホン
キャメロン 役…ハリー・チャン
イーシェン 役… ジャン・ユーチェン


病院に運ばれたチュマン。ゲン会長も駆けつける。
手術をして間もないチュマンが疲れと栄養不良で倒れたと知り、ジアハオに「君は何をしていた。こんなことでチュマンを幸せにできるのか。できんだろ」と怒鳴り病室に入っていくゲン会長。

チュマンに謝るゲン会長。チュマンは結婚から逃げたせいで自分が悪いと返す。
ゲン会長は"真実の愛"など役立たずだ、と話し、もう一度チャンスをやると言う。「彼と別れるなら過ぎたことは水に流して元通りにしよう」と。


ジアハオはモスからゲン会長の提案を聞かされる。それは報復をやめ替え玉演奏も要求せず賠償金も払わなくていい条件としてチュマンと別れるというものだった。「できない」とジアハオは答えるが、決定権はジアハオにはないと言われてしまう。同じ事をゲン会長から聞かされているチュマンが、ジアハオと同じ考えとは限らないと。

チュマンは必ず自分を選ぶと信じているジアハオ。そこにゲン会長からモスに電話が。
「チュマンさんが決心を?おめでとうございます。会長」と嬉しそうなモスの声。それを聞きジアハオは駆け出す。


ジアハオが病室の前まで来ると「それが君の結論だな?」というゲン会長の声が聞こえてくる。心変わりしないか?と。それに「もちろんよ。さっき言ったとおり彼と別れる…それは私が死ぬ時しかない」と答えるチュマン。「提案は受け入れられない。彼を愛してる。2年前に気づいてからずっと変わらない」と言う。

2人で生活していればつらいこともある。それでもチュマンは愛している人と一緒に暮らしたいと言う。裕福なだけでジアハオのいない生活は嫌だと。そして「つらい日々が生涯続くとあなたは言ったけど、違うわ。あの日から充実していて、すごく幸せなの。満ち足りてる」と話す。

ゲン会長から「今後の人生について心配なことは何もないのか?」と聞かれ「添い遂げるつもりだからとても心配よ。いつか私たちが年を取った時に、どちらかが先に逝く。それに耐えられないかも」とチュマンは返す。廊下で聞いていたジアハオはチュマンにかけより抱きしめる。その時、朝南市場のみんなも駆けつけて来る。

「結婚しよう」と言うジアハオ。チュマンは驚く。ジアフイは自分につけていた指輪を外しジアハオに。受け取ったジアハオは「今のツァイ家ではこれしか用意できない。金はメッキだしさびてもいる。結婚してくれるか?」とチュマンにプロポーズをする。穏やかに微笑むチュマン。すると「提案を拒否した場合には私は報復を続けることができる。違約金を支払えない時はツァイ家の財産を差し押さえることもできる。その指輪をはめたら後で後悔しても間に合わんぞ」と言うゲン会長。

チュマンはジアハオから指輪を受け取り「すごく普通の指輪ね。ダイヤでもなければ水晶でもないわ」と言うと自分の指にはめる。「結婚後に貯金ができたら新しいのを買ってね」と。ジアハオはまたチュマンを抱きしめる。

「財産はないけど彼女と結婚したい」とゲン会長に言うジアハオ。チュマンも「提案は受け入れられないわ。どんなに意地悪されても私たちは別れない」と言う。

うなだれたように見えたゲン会長だが、突然拍手を始める。モスも嬉しそうに笑顔に。
「シャオフェイ。君の言うとおり2人には真実の愛がある。すばらしい」と仰ぎ見ながら言うゲン会長に「奥様からの課題に合格ですね」とモスは言う。
ジアハオたちは何が何だか分からない。


ジアハオとチュマンにたくさんの難関を与えたのは、ゲン会長の妻シャオフェイの願いをかなえるためだった。
2年前、シャオフェイとパリで会っていたチュマン。そしてゲン会長は1枚の絵はがきを見せる。

エッフェル塔の前にある広場の所でジアハオとチュマンは一緒にいた。その頃、ジアハオをウィリアムだと思っていたチュマン。チュマンはベンチにあった絵はがきを女性に渡したことを思いだす。その女性がシャオフェイだった。

その頃、ロマンチックな場所で最後の日々をゲン会長と暮らしたいと望んでいた病気のシャオフェイとパリに滞在していたゲン会長。あの日、散歩をしていたシャオフェイは2人を見て、恋に落ちたばかりの熱々のカップルだと思う。病気だったシャオフェイが自分の目で外の風景を見たのはその日が最後だった。「この世で一番美しいものが見られた。真実の愛だ」とゲン会長は言う。それから1ヶ月後、シャオフェイは逝ってしまう。

亡くなった後、ゲン会長に妻から絵はがきが届く。ゲン会長にとって妻からの最後のプレゼントだった。そこには、さっき会ったカップルが頭から離れない、きっと私たちと同じように一生仲むつまじく暮らすと思う、私の分まで長生きをして"この世で一番美しいもの。真実の愛を見届けてね"と書かれていた。その絵はがきがゲン会長にも生きる気力を与える。そしてシャオフェイの望みどおり、真実の愛を見届けようと。

しかし2人はパリにいる間に別れてしまった。その時、妻のために決意したとゲン会長は話す。2年前、チュマンは時計を使ってジアハオを陥れた。2人の誤解の始まりを見ていたゲン会長は、2人を隔てるものは、人生における価値観の違いだと思う。そしてチャンスをゲン会長は作る。ジアハオが再び留学した時のスポンサーもゲン会長だった。チュマンを秘書にしたり、財産と引き換えの結婚話も、ジアハオに自分の本当の気持ちを気づかせるだけめだったとゲン会長は話す。
結婚式で花嫁に逃げられて一番喜んでいたのがゲン会長らしい。(笑)

試練を与えたのも関所みたいなものだと言うゲン会長。イーシェンが本気で心配していたため「信じられない」とジアハオは言う。そこにイーシェンが。イーシェンもゲン会長に頼まれて手伝っていたと話す。チュマンが貧乏でも添い遂げる気なのか知りたかったと。

チュマンはジアハオに支えられながらゲン会長のところまで歩いて行くと「ありがとう。父がいないから父親がどんな存在かわからなかった。価値観を教えてくれる人もいなかった。本当にありがとう」と感謝する。そんなチュマンに「君に気づかされた。ジアハオを選ぶと君が決めた時に、ふと思い至った。これはきっと妻から私への贈り物だ。残された私が妻のことばかり思い出さないようにと心配したんだ。それでこの課題を与えた」とゲン会長は言う。


施設の子供たちの前でジアフイとレオは結婚式を挙げる。終わると入れ替えにジアハオとチュマンも結婚式を。ドレスも豪華な披露宴もないが「結婚する相手を間違えないことが大切だわ」と話すチュマン。
披露宴は朝南市場のみんなとバーベキューだった。
イー・シェンもリー・ハイとうまくいってるみたいだし、キャメロンも大監督になって幸せに、そしてピーターにも"恋人"ができたみたい。

バーベキューの最中、チュマンを連れ出したジアハオ。目隠しをされて来たチュマンが、目隠しを外されると、目の前にはチュマンが売ったブレスレットや靴が。大切だった思い出の品が戻ってきて嬉しいチュマン。チュマンの腕に再びブレスレットをジアハオははめる。

ジアハオは新妻にバッグも用意していた。愛は無敵で呪いも解けたチュマン。"でも女には愛情の他にブランドのバッグも必要かも"と心の中で思う。


ーおわりー


終わってしまいましたー
ゲン会長はやっぱりわざと2人に試練を与えていたのね。モスも最後までいいキャラだったなぁ。
とっても面白かったドラマで毎回楽しみだったので寂しいです。

チュマンも可愛かった
あと、カイミン役のダニエル・チャンが格好良くてお気に入りでしたでも台湾の俳優さんじゃないし…今後見れないかも…残念

あえて気になったところと言えば、チュマンの背の高さ。ヴァネスが180あるのに全然高く見えなくて…。チュマンが1人の時は背も高くて脚もとってもキレイなんだけど、ヴァネスといるとどうしても気になっちゃった

とにかく華やかなドラマでした





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