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中国ドラマ「花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~」第30話 あらすじ

2020年02月28日 14時18分07秒 | 花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~(中)

年姝媛(ねんしゅえん)…李莎旻子(レオ・リ)
皇太子・胤礽(いんじょう)…廖彦龍(リャオ・イェンロン)
胤禛(いんしん)…鄭暁東(チェン・シャオドン)
康熙帝(こうきてい)…趙濱(チャオ・ビン)



「募る思い」


年姝媛が扉越しに胤礽と話していると賀蘭が来る。「雍親王の側室がこんな所まで来るとは。何のつもり?」と言う賀蘭。胤禛は「義姉上、私が連れてきた」と言う。
扉の前まで来た胤禛は「兄上、確かに私は年姝媛を娶ったが、あくまで名目だけの夫婦だ」と話す。扉が開き「“名目だけの夫婦”とは、どういう意味だ」と言う胤礽。年姝媛は父を救うために嫁いだことを伝える。雍親王がいなければ年家は滅んでいた、また衝動に駆られ無茶をしないかと不安で言わなかった、と。胤禛が中でゆっくり話すように言い、年姝媛は部屋の中へ入っていく。

年姝媛は雍親王に嫁ぐ以外、家族とあなたを救う方法はなかったと胤礽に言う。「やはり、そなたは私を裏切らなかった」と言う胤礽。年姝媛が「私は身も心も胤礽様のものです。雍親王は言いました。時機がくれば私を離縁すると。その時、戻って来ます」と話し、胤礽は「耐えてその日を待つ」と言う。年姝媛が指輪を出す。胤礽も指輪を出し「この指輪は決して離さぬ」と言って、年姝媛の額に口付けする。


歩いていた胤禛を賀蘭が呼び止める。「自分の妻が男と同室するのを許すとは。その寛大さには心を打たれました」と言う賀蘭。胤禛が意味を聞くと、賀蘭は「お願いしますわ。ご自分の妻をしっかり監督し、しつけてください。私たち夫婦の邪魔にならぬように」と言う。胤禛は「教えを授けていただかなくて結構だ。それより夫を振り向かせる方法でも考えてみては?」と告げ、その場を後にする。


病を得て一度故郷に戻った李光地が康熙帝に呼ばれる。康熙帝が「朕は老いた。ずいぶん体も弱ってきたのに皇太子は空位のままだ。皇太子には誰がふさわしい?」と聞く。李光地は「立太子は国運も左右する重大なことです。それだけでなく皇家に関わることゆえ“慎重に”としか申し上げられません」と答える。

うなずいた康熙帝は「だが、誰もふさわしい者がなければ国にとって大きな危機だ。今、皇子たちにはそれぞれ爵位を授けてあるが、そこから1人選べば他の者は不満を覚え、またもや争いを生む」と話す。朝廷を離れて長い李光地は、しばらく現在の状況を見たいと言う。康熙帝が認め、李光地は都にある自分の屋敷で過ごすことに。
帰る李光地を隆科多が目にする。


胤禩は李光地が出てくると「先生」と言って近くへ行く。「よければ私の屋敷に数日ご滞在ください」と言う胤禩。李光地が「そうですね。また以前のように経典をひもとき議論ができます」と言い、胤禩の用意した輿に乗る。


夜更け。人目を避け雍親王の屋敷へ来た隆科多は「今日、宮中にて李光地殿が陛下に拝謁するのを見ました」と胤禛に伝える。「帰郷したはずでは?」と言う胤禛。隆科多は「ゆえに妙なのです。こんな時期に再びやってくるのは立太子に関わりがあるかと」と話す。父上が重用してきた李光地が推挙すれば、父上は受け入れるかもしれないと胤禛は考える。「あれほどの寵臣ゆえ、もしも我らの味方にできれば皇太子の座は手に入れたも同然かと」と言う隆科多。李光地は第八皇子の学問の師であり2人は仲もよい。たやすく取り込めるとは思えない胤禛は、隆科多に李光地の考えを探るよう頼む。


四方館。茶を運んで来た従者が「立太子の件はどうお考えに?」と李光地に尋ねる。李光地は従者の考えを聞く。従者は「第二皇子は廃位されて半年ですので復位は不可能です。第四皇子は皇太子の地位に関心がないようです」と話す。第三皇子は文武両道ですが荒々しすぎる気も、と。そして「私は第八皇子がよいかと。勇気と才覚がおありです」と言う従者。そんな話をしていると隆科多が来る。

「私にどんなご用で?」と尋ねる李光地に、隆科多は「新たな皇太子の人選について、お考えを伺いたいのだ。あまたの皇子の中で誰が最もふさわしいとお思いに?」と言う。「あなたのお考えは?」と言う李光地。隆科多は「私は第四皇子が聡明で優れていると思います。政務を執っても温情と厳しさを兼ね備え、いずれ必ず偉業を成すお方と思います。私と共に第四皇子を盛り立てませぬか?」と話す。

李光地は立太子について陛下が私のような一介の民に相談なさったのは、愚鈍な私だからこそどの皇子にも肩入れする能力もないと思ったからだと言う。「私とは考えが違うらしい」と言って、隆科多は帰っていく。
「“皇太子の地位に関心のない雍親王”か」とつぶやく李光地。


宦官の姿に扮した年姝媛が胤礽と会う。連れて来てくれたのは胤禩だった。父上が李光地を呼び戻したのだ、恐らく立太子の件だろう、と話す胤禩。胤禩は「隆科多は胤禛兄上を推挙したとか。胤禛兄上は皇位に関心がないのに、なぜ隆科多が推挙するのか不可解だ」と言う。「胤禛は姝媛との婚姻をわざわざ説明しに来たぞ」と言う胤礽。胤禩は「それも目的を果たすための手段の1つかも」と言う。「状況が読めないので決めつけてはいけません」と言う年姝媛。胤禩は「もちろん、あくまで推測だ。安心してくれ、私は兄上の復位を手助けする」と話す。胤礽は「それが誠なら、よろしく頼む」と言い、年姝媛と2人だけにしてもらう。


胤禩に送ってもらい年姝媛が雍親王の屋敷に帰って来る。そんな年姝媛に「戻ったか」と声をかける胤禛。胤禛は「このところ私は多忙ゆえ、胤禩と一緒なら安心だ」と話し、早く着替えるように言う。


乾清宮。半月ほど政務に根を詰めていた康熙帝は、持ち上げた薬の器を落としてしまう。急いで梁九功を呼び「手が動かぬ」と言う康熙帝。梁九功は急いで侍医を呼ぶ。


駆けつけていた胤禛、胤祉、胤禩に、乾清宮から出て来た侍医は「邪気が気血を滞らせ、しびれを起こしています。今すぐに薬を用意します」と話す。
侍医が下がると、胤祉と胤禛だけが乾清宮の中へ呼ばれる。

政務が忙しい康熙帝に「もし負担が大きいのであれば、私たち兄弟に分担させてください」と言う胤禛。康熙帝は「朕もそれを考えていた。以前、胤祉は皇太子の務めを代行した。こたびもお前に任せる。胤禛は手助けをせよ。兄弟2人で慎重に取り組み、そして協力し合い国事を支えてゆくのだ」と話す。


永寿宮。「第八皇子の贈った薬が効いたのか、顔色がいいようです」と言う恵妃。康熙帝は「確かに、最近は体が楽になったような気がする。しびれもなく手が動くぞ」と言う。
恵妃は来月誕生日の康熙帝に「どのようにお祝いを?」と尋ねる。「近頃はジュンガル部の動きが怪しく、国庫もほとんど空ゆえ簡単でよい。家族を集めて共に食事でもすればそれでよい。その件は任せる」と言う康熙帝。


年姝媛が胤禛に鶏の汁物を作って持って来る。口にし「これまでに飲んだ、どんな汁物よりもうまい」と喜んだ胤禛は「こんな美味なら代償は高そうだ。きっと私に頼みごとがあるのだろう?」と言う。「なぜ分かるのです」と言う年姝媛。胤禛は「そなたとは知り合って長く、しかも私の側室だ。何を考えているか分かる。胤礽兄上に会いたいか?」と聞く。「雍親王にとっては不愉快だと思います。でも…、私は…」と年姝媛は言いにくそうに言う。そんな年姝媛に「行くがいい」と言う胤禛。
胤禛は「1つだけ言っておく。何事も慎重に」と言う。


胤礽に「出産も近いので賀蘭のそばにいてください。それを言いに来ました」と言う年姝媛。間もなく父上になるのですよ、たとえ賀蘭に非があったとしても生まれてくるお子に何の罪もありません、それを考えて賀蘭に優しくしてください、と。そこに「この女狐め」と言いながら賀蘭が来て、年姝媛の頬を叩く。「何をする」と言い、胤礽が賀蘭を突き飛ばす。転んだ賀蘭が苦しみ出し、人を呼んだ年姝媛が急いで侍医を呼びに行かせる。


産気づいた賀蘭が皇子を産む。しかし賀蘭の出血が多く、胤礽と年姝媛は動揺する。


年姝媛が通路に座っていると胤禛が来る。隣に座った胤禛が「話によると賀蘭が早産したとか」と言う。「母子共に無事で幸いでした」と言う年姝媛。胤禛は「これで兄上は父になった。とは言え兄上が望んでそうなったわけではない。ゆえに気に病むな」と慰める。年姝媛は「つらくはありません」と返す。「しかし私には見えるのだ。固い殻に覆われているそなたの中に、温かく傷つきやすい心があるのを。ゆえにこう思う。この私がもっと心を傾け、そなたを守ってやりたいと」と話す胤禛。

胤禛は「そなたにも私に心を開いてほしいと思う。だが、そなたは頑なで難しい。宮中での争いが終わることはないだろう。しかし、ここがそなたの心落ち着ける場所になればいいと思う」と言って年姝媛の肩に優しく手を置く。それを凝秀が見る。“姝媛が雍親王にあんなに寄り添って…。私など眼中にないのね。雍親王の心もそのうち奪うつもりだわ”と思う凝秀。


ジュンガル部の兵は退き、孫の弘晳が生まれ「めでたい」と喜ぶ康熙帝。恵妃は「ただ賀蘭が気の毒で」と話す。月足らずの早産だったとかで私が訪ねたところ賀蘭は体を悪くしています、と。康熙帝は「そなたが弘晳を預かり、手元で育てるがよい。胤礽の正室には、よく養生させてやれ」と言う。「ただ…この早産には原因があるようです」と言う恵妃。

康熙帝が「原因とは?」と聞くと、恵妃は「賀蘭が私に泣いて訴えてきたのです。出産する直前に雍親王の側室との間にいざこざがあり、早産を招いたとか」と答える。年姝媛がたびたび宮中で胤礽と会っていたと聞いた康熙帝は「あの女子ときたら、朕の息子を2人も傷つけおって」と怒り、永寿宮を出て行く。


詔勅である、と梁九功が言い、胤禛、年姝媛、凝秀たちがひざまずく。「“天命を受け、皇帝が詔を下す。雍親王の側室・年姝媛は聖意に背き、宮中へ入り込み第二皇子と会い、皇子の正室の早産を招いた。罰として雍親王の俸禄を1年間停止し、年姝媛には1年の禁足と女四書の書写を命じる”」と読み上げる梁九功。梁九功は“年姝媛が悔い改めぬなら雍親王の身分を庶民に落とし、終生、入京を禁ずる”という康熙帝からの伝言も胤禛に伝える。


ーつづくー


賀蘭が年姝媛のことを「女狐」と言っていたけど、卑怯な手を使って2人の仲を引き裂いた賀蘭には言われたくないよねー( ̄Δ ̄;)
胤礽もお腹に子のいる賀蘭を突き飛ばしちゃダメ。めっ。

胤礽が弘晳を優しくあやしてて。
賀蘭との子とはいえ、自分の子は可愛いのね(*´◡`*)
よかった。
ここでの小林子とのやりとりも面白かった(≧▽≦)

凝秀が「雍親王の心もそのうち奪うつもりだわ」と思ったのは意外だったかな?
もっと穏やかな人かと勝手に思っていたから。
でも、凝秀は胤禛が好きなんだものね。
そんな気持ちになっても仕方ない。

それにしても、恵妃がちょいちょい何か企む(ㅎωㅎ*)


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