「大ピンチ!婚約破棄!?」
フォントンと散歩しながら、様子がおかしかったリウリウの心配をするシャンシャン。シャンシャンが「伯母さんとケンカしたのかな?」と言うと、フォン・トンは「安心しろ。すぐ仲直りするだろう」と返す。
父の作ったスーツ姿が一番ステキだとシャンシャンが言うと、フォン・トンはじゃあ、結婚式で着ようと言う。「ダメよ、もっとステキでなきゃ。これは…」とシャンシャンが止める。「もっとステキって?」とフォン・トンが聞き、シャンシャンは「すごくハンサムってことよ」と答える。シャンシャンのひたいにキスをするフォン・トン。
夜。シャンシャンの部屋で「お嫁に出す時のことは何度も想像してたけど、本当にその日がくるなんて」とシャンシャンに言う母。母はフォン・トンの言うとおり、2人で堅実に生きるように話す。
少し寂しそうに「毎年帰省するという約束を守ってね」と母が言うと、シャンシャンは「当然よ。しっかり稼いで養ってあげる」と冗談まじりに返す。結婚したらよその家の娘になるけど、私は疎遠にならないと。
翌日。リウリウからの呼び出しで、宿泊先の前で会うイェン・チン。「どうした?」とイェンが聞くと、リウリウはチョンハオが仮装通過の運用資金を持ち逃げしたと話す。チョンハオを見つける時間を下さい、ダメだっとしても1千万元は耳をそろえてお返ししますと言うリウリウに、イェンは「お金の問題は上海に戻ってから相談しよう。この件はしばらく秘密にしてくれ」と言う。そこにフォン・トンと一緒にシャンシャンが来る。
今から家に戻って食事をするシャンシャンはリウリウも誘う。しかしリウリウは私は午後に顔を出すと言い、行ってしまう。シャンシャンは「そこまで送ってくるとリウリウを追いかける。
残ったイェンに「どうした」と聞くフォン・トン。イォン・チンは「何でもないよ」と返すが、フォン・トンは何か隠していると感じる。
「イェン部長を訪ねるなんて、何かあった?」とリウリウに聞くシャンシャン。リウリウは「春節の挨拶をしに行っただけよ」とごまかすが、シャンシャンはリウリウの顔色が悪いのを見逃さない。それでも「よく眠れなかったから」と言うリウリウ。
その夜。伯母とリウリウがシャンシャンの実家へ来る。チョンハオのことを話し「シャンシャンから彼氏に言って。チョンハオを見つけたら返済するわ。私たちに肩代わりさせないで」と言う伯母。リウリウは「これは私の問題よ。シャンシャンは関係ない」と止める。しかし伯母は「シャンシャンはもうすぐフォン家の人間になる。力になれるはずよ」と言ってやめようとしない。シャンシャン父はシャンシャンとリウリウたちを連れて、フォン・トンに会いに行くことにする。
シャンシャン父は「すまない。娘を嫁にはやれん」とフォン・トンに話す。姪の不祥事を知った限り娘をこのまま嫁がせるわけにはいかない、1千万元は必ずお返しする、と。ユエは1千万元は投資したお金、結婚の件とは無関係で返していただく必要もないと言う。しかし「金は必ず返さなければならない。結婚も取りやめにすべきだ。借金のカタに娘を嫁がせるようなマネはできん」と父は譲らない。
チョンハオに逃げられたのは私の責任と言うリウリウと、1千万元を返済することになればリウリウが一生を棒に振ることになると言う伯母とがもめはじめ、シャンシャンはどうしたらいいか分からず困ってしまう。そんなシャンシャンを見兼ねたフォン・トンが、シャンシャンの手を取り、その場から連れ出す。
シャンシャンを外まで連れてきたフォン・トンは「君は?まだ結婚したいか?」と聞く。混乱しているシャンシャンは「分からない」と答える。フォン・トンは「結婚の意義は何だ」と言う。結婚とは愛し合う2人がお互いを見捨てず支え合うことだ、1千万のために諦めるのか、と。「だって1千万もの大金…リウリウを信用したのは私の従姉だからでしょ。どうすればいいの」と言うシャンシャン。
フォン・トンは「結婚したら家族だ。シュエ家に問題があれば一緒に解決する。お父さんが言ったような借りなど発生しない。1千万元で我慢の限界か?じゃあ聞こう。僕が数百億の負債を抱え、会社を倒産させて落ちぶれたら?見捨てるのか」と言う。「いいえ。だけど父さんの考え方は違う。逆らえないわ。どうしたらいいの」とシャンシャンは話す。フォン・トンは「気をしっかり持て。僕を信じるんだ。結婚は保留にするが諦めないでくれ」と言ってシャンシャンを抱きしめる。
父が借りを1銭も作らない人だとシャンシャンは分かっていた。リウリウも負い目を感じている。それなのに自分だけが厚かましく結婚はできないと1人考えるシャンシャン。
次の日。フォン・トンやユエ夫婦が上海へ帰る事になり、シャンシャンと母は挨拶に行く。
十分にもてなすこともできなかったとシャンシャン母がユエ夫婦に詫びたあと、シャンシャンと母はフォン・トンが荷造りしている2階へ。
シャンシャンはフォン・トンがいた部屋に忘れ物があることに気づく。「これ、忘れてるわよ」と言いながら手に持ったシャンシャンは、その一番上にあった大きい白い封筒を落としてしまう。中身も出てしまい、母と一緒に拾い始めるシャンシャン。それはユエが調べさせた時に撮られたシャンシャンたちの写真だった。
「こっそり調べてたの?」とフォン・トンに聞くシャンシャン。写真を突きつけながら「付き合うと決めた日の翌日よ」と。「そうだ」とフォン・トンは答える。そこに「兄さん準備できた?」と言いながらユエがイェンと来る。
「家族のことは話したでしょ、信じてなかったの?裏で調べるなんて…。信用できないなら、なぜ付き合ってたの?」とシャンシャンは言う。「私が人に調べさせたの」と言うユエ。しかしフォン・トンは「妹でなくても結婚前は必ず調べる」と話す。
フォン・トンは「結婚の話は改めて…」と言うが、怒っているシャンシャンは「もう話さなくていい」と母と出ていってしまう。困ったユエはフォン・トンに謝り、シャンシャンを追いかけようとするが「必要ない」とフォン・トンは止める。そして「上海に帰ろう」と歩き出すフォン・トン。
「うちは祖父の代からここに住んでるわ。人に聞けばすぐ分かる。なのに嗅ぎ回るなんて」と怒るシャンシャン母。金持ちって本当にやり方が汚いわね、冷血すぎると。しかし父は、うちも資産家なら同じことをする、私もトントンにフォン・トンの経歴をネットで調べさせた、フォン家は代々財を築いてきた、結婚の約束をしたからといってフォン家の恩恵を受ける資格があるか?調査は必要だ、彼らは金で人を雇い調べたに過ぎない、それがどうしても気に食わないなら、きっぱり別れなさい、と言う。
父はそれより、恐らくチョンハオは見つからない、今後シュエ家はかなり切り詰めなくてはいけないということの方が重要だと考えていた。そして「いっそのこと退職ししたらどうだ」とシャンシャンに言う。そんな話の最中、上海に向けて帰ったはずのフォン・トンが入ってくる。「すみません」とシャンシャンの両親に言い、フォン・トンはシャンシャンの手を引き出ていく。
立ち止まったフォン・トンは「君の実家をバカにして調べたわけじゃない」とシャンシャンに言う。「分かってる。フォン家は富豪だもの。身辺調査をされて当然よ。でも、今回の件で気づいたわ。私にはまだフォン夫人になる覚悟がない」と話す。フォン・トンは「ダメだ。プロポーズもしたし、ご両親への挨拶も済ませた。無駄にできない。おじさんは1千万を返すと言い張ってる。返済し終わったら結婚しよう」と言う。
「チョン・ハオの父親も500万元を投資してたそうなの。それを返済にあてても、シュエ家で不足分を補うのは無理だわ。一部は運用に使ったし…350万しか残ってない。だから…」と言うシャンシャンの言葉をさえぎり「その350万を1千万に増やしてから返せばいい」と言うフォン・トン。シャンシャンは「私にできるかしら?」と聞く。フォン・トンはシャンシャンを見ながら「君を信じてる」と答える。「分かった。必ず完済してみせるわ」と言うシャンシャン。フォン・トンは「そしたら、すぐ結婚してくれ」と言う。
旧宅でシャンシャンは退職することを話す。「結婚は?」と聞くユエに、フォン・トンは「もちろんする。少し遅くなるだけだ」と答える。ユエは返済しなくていい、それより兄さんが結婚しないほうが許せないと言う。それを聞き「ダメよ、約束したの。1年以内に完済する。私には稼ぐ能力がないと思ってるの?」と言うシャンシャン。フォン・トンも「おじさんの望みだ。かなえてあげてから結婚すればいい」と言う。
シャンシャンは式の準備が進んでいるかリーシューに聞く。結婚式はアメリカで挙げると話し「旧宅で婚約式をして、そのままアメリカに飛ぶ予定なの」と言うリーシュー。フォン・トンは「婚約式も軽視できないぞ。フォン家が盛大に執り行うよ」と言う。
リーシューはフォン・トンのいる書斎へ行く。「本当に完済させてから結婚するの?」とリーシューが聞くと「随分悩んだが、それが一番いい」とフォン・トンは答える。うなずいたリーシューは「この世で一番難しいのはプライドを傷つけずに援助することよ、うまく考えたわね。でもシャンシャンは平気?性に合わないでしょ」と話す。純粋で素直な人は金儲けに向いてない、明るくて素直なシャンシャンがお金のために擦れてもいいのかと。フォン・トンは「彼女は大丈夫だ。欲張りじゃないから擦れたりしない。成長するだけだ。結婚は決まってる。彼女ならどんな困難があろうとヘコたれないよ。応援しやろう」と言う。
リーシューが家に帰ってくると、ジョンが明かりもつけず、お酒を前に暗い顔で座っていた。電気をつけ「どうかした?なぜ先に帰ったの」とリーシューが聞く。「まだ結婚したいか」と言うジョン。リーシューは「どういうこと?」と言う。「フォン・トンと話してたろ」とジョンが言い「そうよ、なぜ私を置き去りに?」と言うリーシュー。ジョンは「奴が結婚を延期すると聞いて、まだ望みがあると?」と言う。ジョンがヤキモチをやいていると分かり「フォン・トンに未練はないわ。彼の結婚が流れても私には無関係よ。私が好きなのはあなたよ」と言いながら、リーシューはジョンの首に手を回す。嬉しいジョンは「人はたまに嫉妬したほうがいいんだ。嫉妬は体にもいい」とリーシューを抱き締める。
社長室。資金がなくなり続けていくことが難しくなったリウリウは「興味があるなら企画ごと無償で譲るわ」とフォン・トンに話す。「無償と言わず、高値で買うよ」と言うフォン・トン。「じゃあ、手元に残ってる350万で新しい商売をやらせて」とリウリウは言い「交渉成立だ」とフォン・トンは返す。リウリウが考えている商売は、ジュエリーだった。
友人の父親が高山を経営し、資金はないけど4年前から興味を持っていた、日本の真珠会社に就職した先輩もいる、仮想通過より知識は豊富だと話すリウリウ。ジュエリーブランドを立ち上げると。初耳だったシャンシャンは“リウリウは才能があるわ。いつか輝ける日が来ると思ってたけど、こんなかたちで実現するなんて…”と思う。フォン・トンは完済するまで風騰グループの傘下の会社にすることを条件に出し、リウリウは風騰の知名度があれば倍の収入が見込めると喜ぶ。シャンシャンも手伝うのではなく、シュエ家の問題だから“絶対参加”すると言う。
退職するシャンシャンは自分のデスクの荷物をまとめ、アージアたち同僚に挨拶をすると、リウリウと一緒に会社を後にする。仕事も結婚もうまくいっていたのに、と謝るリウリウ。しかしシャンシャンは、あなたのおかげで起業できる、感謝してると言う。本当に悪いと思っているなら、私を必ずフォン夫人にしてと。
店舗向きの物件を探していたシャンシャンとリウリウ。シャンシャンは見せてもらった店舗物件がどこかで見たことがあると思う。そして、それがフォン・トンの不動産だと気づく。また、だます気だと思ったシャンシャンは「すみませんがフォン・トンがオーナーの物件はお断りです。他にないなら、よそを当たるわ」と出ていきそうに。担当のファンは、慌てて店長に聞くと止める。
シャンシャンたちに店舗物件を見せたファンは「社長の物件は絶対に借りたくないそうです。権利書を見せろとも…」とフォン・トンに電話をかける。電話を切ったフォン・トンは「子豚も賢くなったな」とつぶやく。
ーつづくー
チョンハオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォヾ(`Д´*)ノ
なんてことを、なんてことを、なんてことをしてくれたんだ!!!
シャンシャンたちの結婚もだけど、リウリウだってすごく可哀想。
罪悪感でいっぱいになっちゃうよね…(;д;)
そんな男とリウリウを結婚させようとした伯母さんは、逆に悪いとも思っていない感じ。
もう自分が借金を背負いたくない、娘も借金を背負わされたら困る、ただそれだけ…。
シャンシャン父のほうが責任を感じているなんて…(o´д`o)=3
本来なら姪の借金だから関係ないと思うけど、シャンシャンの従姉だから投資してくれたと考えれば無関係ではすまないと思ってしまうのかも(;_;)
両親とフォン家に挟まれて、シャンシャンもつらそうだったし。
でも、最後はシャンシャンとリウリウが前向きになってくれて良かった。
リウリウは本当に賢くて羨ましい。
伯母さん、結婚相手を見つけるより、初めからリウリウの才能を生かした方が良かったのに…。
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