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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第2話 あらすじ

2019年08月30日 20時34分37秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
燕驚塵(えんきょうじん)…ホアン・ヨウミン  掌門の息子
燕烈(えんれつ)…リー・ホンタオ  掌門
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
小七(しょうしち)…ジャン・ロン  扶揺の親友
裴瑗(はいえん)…リー・イーシャオ  玄元派の弟子/郡主
宗越(そうえつ)…ライ・イー  医聖



「入れ替わった世子」


軒轅旻のいる部屋を出た雲痕(うんこん)は、なぜ命を助け世子にしたのか斉震(せいしん)に尋ねる。「なんの能もない男ですよ」と。その場では何も言わない斉震。

斉震は部屋に入ると、命じた件の首尾が整ったか雲痕に聞く。「都の兵は皆、義父上の指示に従います」と答える雲痕。「大王はどうだ」と斉震が聞くと、雲痕は「今は薬で昏睡状態にあり、二度と目覚めぬかと。ですが世子が王位につくまで生かします。ただ…」と言う。なぜ急に計画を取りやめたの分からない雲痕に「長年かけ策を弄したが、1つ盲点があったのだ」と話す斉震。
あの日、世子を殺したあと大王の元へ向かった斉震は、王位が途絶えれば太淵国の権力は全て天権に戻される、五州の取り決めにより軒轅一族の血脈を絶てば太淵国には大量の水が押し寄せてくるであろう、と聞かされていた。

「御水の術を得るまでは、無能な世子を擁する他ない。あの者について調べはついたか?」と言う斉震。雲痕は「軒轅旻(けんえんびん)は幼少より甘やかされ、父親亡きあとは女遊びに興じ悪友たちと賭け事を。家財をすべて失い、借金も抱えています」と話す。斉震は救いようのない放蕩息子だと分かり「最も世子にふさわしい」と言う。しかし斉震はそれが軒轅旻の真の姿とは思えなかった。

「何か疑念が?」と聞く雲痕に、斉震は「以前、御水にいて調べたことがある。軒轅一族でなくとも蒼穹の術を扱えれば水を御することは可能だ。目下、軒轅一族の血脈が途絶えるなら、あの者が世子につくしかない。非煙(ひえん)が何か握っていないか調べろ」と命じる。そして「調べがつくまでは、軒轅旻に世子を継がせてはならぬ」と言う斉震。


罰として洗濯をさせられていた扶揺(フーヤオ)の元に慌てて小七(しょうしち)が駆けてくる。「小白(しょうはく)を助けてくれ」という小七。また病になってうなってると。扶揺は命を救うための花を摘むため山へ向かう。


崖を登り、見つけた花に手を伸ばす扶揺。しかし、あと少しで取れるというところで上から下りて来た軒轅旻に取られてしまう。扶揺が「横取りよ」と言うと「私の信条は“早い者勝ちだ”と言う軒轅旻。
2人は池の中で花の取り合いに。そんな中、伸びてきたつるが軒轅旻の足に絡みつく。扶揺が「この崖には仕掛けが施されてる」と教える。

抜け出せない軒轅旻に「花を渡せば助けてあげる」と言う扶揺。軒轅旻が「信じられるか」と返すと、扶揺は「あなたが条件を出せる立場?」と言う。しかし軒轅旻が「どうせ死ぬなら、この百芝蘭を食ってやる」と食べようとし、慌てて扶揺は助けることにする。
扶揺は近くにあったつるを投げ軒轅旻を引っ張る。軒轅旻は足に絡まったつるが取れても扶揺に引っ張らせ、思い切り引かせたところで手を離してしまう。

別の池に扶揺は落ち、今度は扶揺の足につるが絡む。「恩を仇で返すなんてひどい」と言う扶揺。軒轅旻は「君が手を離した。私は何もしていない」と言う。行きそうになる軒轅旻を呼び止め「花をくれない?」と扶揺が聞く。「今の君は条件を出せる立場か?」と言う。扶揺は「お金にならないわ。命を救いたいの」と頼むが、軒轅旻は「まず自分のことを考えろ」と言うと崖を登って去っていく。


掌門は息子・燕驚塵に「玄元にとって畋闘賽が重要なことは承知だな」と話す。軒轅旻が「しかと心得ています」と答えると「畋闘賽には五州全土から手練れや名手が集まってくる。お前は将来の掌門だ。どのような女子を娶るべきかよく考えよ」と話す掌門。燕驚塵は「ご心配なく。扶揺の面倒を見ていますが、あの者は玄幽部のです。その意味は分かっています」と言う。


崖の上に行った斉震と雲痕が方鼎の上に浮かんでいる“畋闘賽”の文字を見ていると掌門が来る。「太淵国各地により武林の名士が観戦に訪れます」と話す掌門。斉震は「せっかくの機会だ。数日、残るとしよう。世子も興味を持つであろうし、玄元山の英雄たちを見させてもらおう」と言う。


部屋に戻ると雲痕が、とどまると言う斉震に「都からの報告では章鶴年(しょうかくねん)と劉嵩明(りゅうこうめい)が反乱を起こすやもと」と話す。「放っておけ」と怒鳴る斉震。反乱が起きれば皆の真意が分かる、誰が私の味方であり誰が敵であるのか、その時、明白になるであろうと。そこに裴瑗(はいえん)が来る。斉震のことを「おじ上」と呼ぶ裴瑗。

裴瑗は「おじ上の指示に従い、江湖の者を籠絡しました」と話す。「苦労をかけたな。よくやったぞ」と褒める斉震。裴瑗は「玄元山は傑出した者が多く、来た甲斐がありました」と言う。斉震は「お前を奮起させたのは別の者では?」と聞く。「からかうのですか?」と裴瑗が言い、斉震が笑う。


宗越(そうえつ)の住まいに軒轅旻が来る。泥まみれの軒轅旻に「下りろ。敷物が汚れるだろ」と言う宗越。軒轅旻は「これのせいだ」と言って百芝蘭を投げる。苦労の末に手に入れたと。宗越は「普通の物ではお前には効かない」と言うと、百芝蘭から種を取り出し軒轅旻に飲ませる。そして宗越は「大した崖でもないのに何をてこずっていた。もう少し遅ければ花の効果が消えるところだ」と言う。

「小娘にてこずった」と答える軒轅旻。宗越は「玄元の弟子だろ。お前の素性が露呈するぞ」と言う。軒轅旻が「面白い小娘だ」と言い、宗越はらしくないと思う。
百芝蘭の効果はすぐに出て、軒轅旻は水を操ることができる。「数日は内力が乱れる。用心しろ。御水の程度は限られるが、斉震を欺くには十分だ」と言う宗越。軒轅旻は「この間は蒼穹の術で逃れたが、斉震は疑い深いゆえ昆京で探られるやも」と話す。宗越は「安心しろ。私がいる」と言う。
軒轅旻はあと1つ、あるものを宗越からもらう。


汚れて帰ってきたところを、周じいに見つかってしまう扶揺。また騒動を起こしたと思った周じいは、杖でたたこうとする。慌てて小七が「宴の準備を催促された。すぐに料理を運べと」と助けてくれ、扶揺は着替えに行く。


玄元山荘で宴が行われる。掌門が「一献、捧げます」と言い、乾杯のため斉震も盃を持つ。しかし放蕩息子を演じている軒轅旻は眠っているふりをし「世子殿下」と掌門から声をかけられ「うまい」と大声で言いながら目を覚ます。
しばらくして燕驚塵と裴瑗が来る。掌門が紹介しようとした時、裴瑗が斉震に「おじ上」と言う。驚く掌門と燕驚塵。「数年、会わない間により美しくなったな。妻もお前を気にかけ、昆京に戻ったら会いたいと」と斉震が言う。


酒を運んでいた扶揺は同じように酒を運んでいた女子から、宴に国公と世子が来ていると聞く。世子は泉都宗子だそうよ、と。泉都宗子に聞き覚えがある扶揺。

宴で軒轅旻の顔を見た扶揺は、花を取り合った男だ気づく。そして自分の会った泉都宗子とは別人だと分かる扶揺。
軒轅旻は扶揺に「酒をついでくれ」と言う。扶揺が酒をついでいると、軒轅旻がその手に実を投げ、扶揺は酒器を落としてしまう。軒轅旻の衣がぬれ、扶揺は着替えを手伝うことに。
部屋に行く途中、ついてきていた雲痕に「お前、衣を持ってこい」と軒轅旻は言いつける。

部屋に入った軒轅旻は「崖で会った以来だな」と言う。「きっと世子様は私の双子の妹に会ったのですね」と嘘をつく扶揺。「でたらめを言うな」と隅へ追い詰められた扶揺は、仕掛けを押し、鎖で軒轅旻の手を縛ってしまう。扶揺は「玄元山にはいたるところに仕掛けがあるのよ」と言う。「やはりお前か、嘘つきめ」と言う軒轅旻。扶揺は軒轅旻の前まで行くと「嘘つきとき限らない。でも、あなたは偽物の世子よ」と言う。私は本物の世子に会ったことがあるの、と。

百芝蘭を返してと扶揺は言うが、軒轅旻は「食べた」と言う。そこに「世子殿下、衣をどうぞ」と扉の外から雲痕の声がする。「今、私が偽物だと明かせば、大手柄になる」と話す軒轅旻。扶揺は「面倒事はごめんなの。花を返して」と言う。また雲痕の「世子殿下、早く着替えを」と言う声がする。扶揺が扉を見つめ、軒轅旻はその間に鎖を切ってしまう。振り返った扶揺の腰を引き、軒轅旻は抱きしめる。雲痕が扉を開け、扶揺が「おやめください」と軒轅旻から離れる。


偽物の世子のくせに、と怒りながら玄幽部に戻ってきた扶揺。そんな扶揺に「小白が死にそうだ」と言って、小七は腕を引っ張り連れて行く。
小白は子豚だった。そこに来た周じいが世子からだと扶揺に薬を渡す。小七が薬を飲ませている間に、周じいが扶揺を別の場所へ連れていく。


「お前は天権国皇太子で、将来、五州を統治する身だ。任務は流血なき太淵国の平定で…物見遊山ではない。仙露を玄幽部のに贈っただろ。36種類の珍しい花の露を集め49日間精製した物で、お前の命を救うための薬だぞ」と軒轅旻に言う宗越。軒轅旻は「百芝蘭を奪ったお詫びだ」と話す。宗越が「どんな女子か興味がある」と言う。笑顔で「私も興味がある」と言う軒轅旻。


周じいは扶揺を気遣ったあと「若荘主はお前に親切だが、お前とは身分が違いすぎる。一緒にはなれんぞ。裴瑗さんとの婚姻は自然な流れだ」と話す。扶揺は周じいの話を止め「誰と誰が婚姻を?」と聞き返す。「今日の宴席で国公が裴瑗さんを若荘主に嫁がせると言ったんだろ?お前も聞いたはずだぞ」と言う周じい。信じられない扶揺は「聞いてくる」と玄幽部を飛び出して行く。

会いに行ったが燕驚塵はいなかった。部屋から出てきた弟子が「今までは若荘主がかばってくれたが裴師姐を娶るんだぞ。裴師姐の後ろ盾は大きい。もう戻れ」と言う。


「国公が提案した件だけど、私は…」と言いかける裴瑗。燕驚塵はさえぎるように「その件だが…時期尚早だ」と言う。裴瑗が「何を迷うことが?」と聞く。燕驚塵は「深い意味はない。畋闘賽で優勝もしてないし、確固たる地位も得ていない。君に苦労させる」と答える。裴瑗は「そう卑下しないで。気負わないほうが優勝できるし、国公に頼み婚礼を挙げれば私たちの婚姻に都中が沸くわ」と笑顔で言う。おじ夫婦は私を可愛がってるし、私と昆京に行けば輝かしい前途が待ってると。

肩を落として歩いていた扶揺は、仲よさそうにしている燕驚塵と裴瑗を見る。涙を流して自分を見つめる扶揺に、燕驚塵も気づく。その場を後にした扶揺が気になるが、燕驚塵は追いかけることができない。


背後に気配を感じ「大師兄、ついてこないで」と言う扶揺。しかし、その気配は燕驚塵ではなく、軒轅旻だった。「大師兄と期待したんだろ」と言う軒轅旻。扶揺が「盗み聞き?」と聞くと、軒轅旻は「広い世界で、偶然、居合わせただけだ。聞いたのは私だけとは限らない」と言う。「機嫌が悪いの、構わないで」と扶揺は行こうとする。軒轅旻は扶揺の前に立って行くのを止め「君の気持ちなど、どうでもいい。今朝の落とし前をつける」と言う。

「口を封じる気?」と言う扶揺。そして、ため息をついた扶揺は「今日は一体、何の日なの?大師兄のお荷物となり、あなたの秘密も知って殺される。私は玄幽部のだけど大物の足かせとなった。煮るなり焼くなりご自由に」と言う。軒轅旻が「死を望むのか?」と尋ねる。扶揺は「私に選ぶ権利はないでしょ?どうぞ」と返す。

笑みを浮かべて扶揺の前まで来た軒轅旻の顔色が変わる。軒轅旻の視線の先を扶揺が見ると、そこには神獣の呲鉄がいた。「あれは何?」と言う扶揺。軒轅旻は扶揺の手を取り走り出す。追いかけてくる呲鉄。
軒轅旻は扶揺を生い茂った草の中に隠す。扶揺は見つかりそうになるが、軒轅旻の足音に反応し呲鉄は駆けていく。尻尾で飛ばされた軒轅旻を、今度は扶揺が木を叩いて引きつける。


ーつづくー


軒轅旻は偽物で、本当の名前は別にあるけど…今の所、ドラマの中で本当の名前は出てこないし、このまま軒轅旻と書かせてもらいます。

百芝蘭を取り合ったあそこって、沼なの?池なの?何なの?
分からないので、池ということに(≧▽≦)
そんなものだと思ってください。
あと、花から出したのも種なのか分からないヾ(・ω・`;)ノ

軒轅旻と宗越のやりとりが面白い。
お互いに言いたいことが言えて、仲が良さそう(⁎˃ᴗ˂⁎)
軒轅旻には心強い味方かな。

燕驚塵…いい人だったのにー(;д;)
もっと扶揺と結婚したいと言ったり、お父さんに逆らって欲しかった!!
駆け落ちするくらいの覚悟はしてて欲しかった( ̄^ ̄)
扶揺がこれではかわいそう。
そして裴瑗が嫌な感じ。

最後には呲鉄が!!
呲鉄て目が悪いのかな?
音に反応している感じだし。
草の中に隠れていた扶揺を見たような気がするけど、気づかなかったみたい。
この後、どうなるの、どうなるの、でつづく…(´Д`。)



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5 コメント

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Unknown (Berry)
2019-09-07 03:44:41
ねこさんの疑問は、私も同じです。1話を何回かみてもはっきりしないですが、息子の世子は、殺されたのでかわりに、王様の若い息子か、甥か、従兄弟かの軒轅旻が血の繋がりがあるから、連れてこられたのでは?
で、フーヤオの馬車に乗って、気絶してるとこをつれさらたのか、その時に引きずられて別人が入れ替わったのか、謎でした。だって、首を締めてて、生かすように命令が来たけど、、遅かったかも、、というセリフがあったので。 最初は、そこで、斉震が別人を連れてきて軒轅旻にしたのかと思いましたがそうじゃなかった。
似せもの軒轅旻は、首を絞められも大丈夫だったのね。
返信する
ねこさんへ (うさ)
2019-09-06 22:52:48
こんばんは(ฅ´ω`ฅ)
多分、そうなのかなぁ?と思っただけなんです
違っていたらごめんなさい(∩˃o˂∩)
(7話を見ると、血筋は他にもいるような?)
返信する
なるほど~ (ねこ)
2019-09-06 10:48:59
うささん、お忙しい中お返事ありがとうございます。
そうそう「軒轅旻は父親が亡くなってから」というセリフで、父親って誰のこと?って気になってました。
軒轅靭の子供ではなくて唯一の軒轅靭の血筋なんですね。なるほど~
中国ドラマは、説明してないことはスルーした方がよいのかな?

うささんのあらすじで分からないことを反復できるのでありがたいですm(__)m
返信する
ねこさんへ (うさ)
2019-09-05 23:15:51
そうそう、小さい子供かと思ったら
子豚ちゃんだった(≧▽≦)
仙術使いの豚になったらすごい(✽ ゚д゚ ✽)
見てみたいかも…。

ドラマの中で「軒轅旻は父親が亡くなってから」という
セリフがあったので、軒轅靭の子供ではないと思うの。
孫なのかな?他に軒轅靭の血筋はいないのかもですね。
返信する
ちょっと? (ねこ)
2019-09-04 19:45:56
小白って誰かと思ったら子豚だったので笑ってしまいました。子豚が百芝蘭の種?とか仙露とか凄そうな薬を飲んだら仙術使いの豚になりそう!

ちょっと分からないことが・・・
太淵国王・軒轅靭が父親で、太淵国世子・軒轅斎は長男、泉都宗子の軒轅旻が次男なんでしょうか?
この泉都宗子というのも分かりません。太淵国世子・軒轅斎が亡くなったので次期世子になるという意味でしょうか?
幼少より・・と言ってるから養子に出されてたから軒轅旻のことを入れ替わっても誰も知らなかったかな?

なぜ入れ替わったのかは、少しずつ分かってきました!!
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