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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第25話 あらすじ

2019年10月02日 19時56分17秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
江楓(こうふう)…ガオ・ハンユー
宗越(そうえつ)…ライ・イー



「優しい嘘」


斉韻を診察していた宗越は、斉韻が竜鱗甲をその身に帯びていると軒轅旻に話した時のことを思い返す。軒轅旻から「調べるか」と言われ「医者のやり方がある。病になれば調べる機会を得られる」と答えた宗越。その時、軒轅旻は「しかし竜鱗甲を取れば死んでしまう。どうする」と言っていた。
宗越は斉韻の襟元を少しだけめくる。“扶揺を助けたいが、罪のない人を巻き込めない。よい方法はないのか?”と宗越は思う。

朦朧としながら宗越を見た斉韻。斉韻は「越兄様」と言いながら手を伸ばすが、また意識を失う。

部屋から出て来た宗越は、外にいた斉震に「目覚めました。命に別条はありません。これから毎日、診に来ます」と話す。宗越に感謝し、部屋へ入る斉震。
雲痕が「親の業は子に及ばないもの。我々の恩讐と斉韻は関係がない。かわいい娘だ」と言う。「誰にも恩讐と宿命があり、それを変えることはできない。これらはすべて天命で、天とは争いようがない」と言う宗越。それでも雲痕は「斉韻だけは頼む」と言う。宗越は何も言わず去って行く。


扶揺は寝台の上で目を覚ます。そんな扶揺を覗き込むように見ていたのは軒轅暁だった。驚いて体を起こした扶揺に「死体は私が片づけた。ここなら誰にも疑われないわ」と言う軒轅暁。扶揺が「あの人たちがこんな終わり方をするなんて。埋葬もされず」と話すと、軒轅暁は「自分を殺そうとした者に同情するの?」と言う。「ただ、私を殺そうとしただけだったのに」と言う扶揺。軒轅暁は「自然な結果よ。誰のせいでもないわ」と言う。

扶揺に食事の用意もしていた軒轅暁。戸惑う扶揺は「なぜ突然、私に親切に?」と尋ねる。巾着を取り出し「これは、あなたの?」と軒轅暁が言う。「これがあれば萃梁殿は安全だと殿下から」と江楓からその巾着を渡されていた扶揺は頷く。軒轅暁は扶揺を抱きしめ「あなたは漣なのね。母さんは漣に二度と会えないと思ってた。あなたと引き離された時、私はこれをあなたの身につけておいたの。そうすればいつか娘に会えるんじゃないかと」と言う。

扶揺を娘だと信じ喜ぶ軒轅暁は、娘の成長を想像しながら自ら縫ったという衣を持ってくる。そして「今、花を摘ませてるわ。幼い頃は花が好きだったじゃない。花っていいものよね。人を元気にさせてくれる」と言う軒轅暁。しばらくして「頼まれた花を摘んで来ました」と言いながら人が入ってくる。それが宮女姿の小七で、扶揺は驚く。


意識を取り戻した斉韻は外へ出る。四阿で笛を吹いている宗越を見て、子供の頃の思い出と重なる斉韻。斉韻が宗越のそばまで歩いていくと、振り返った宗越が「病み上がりは寒さに注意して」と言う。斉韻は「以前にお会いを?」と尋ねる。「私は長い間、国公府にいますから。お会いしていても当然かと」と話す宗越。斉韻は「いいえ、そうじゃないの。ずっと会っていなかった旧友のようだわ」と言う。宗越は「体が弱っている時は、頭も混乱するものです」と言ってその場を後にする。


小七をひと気のない場所へ連れて行った扶揺。小七は「やっと扶揺さんに会えだ」と扶揺を抱きしめて喜ぶ。「なぜこんなところに来たの?危ないじゃないの」と扶揺が叱る。小七は「助けに来た」と言う。扶揺が雅蘭珠はどうしたのか聞く。「戦将軍を捜しに行っちゃった。扶揺さんが宮中だと知り俺も入ろうとしたら取られそうに」と答える小七。扶揺が「何を?」と聞くと、小七は言いにくそうに「俺の大事なもの」と言う。それで逃げ出したところであの人に救われた、あの人が男は嫌いだと言うからこうして女子に、と。


鏡の前で軒轅暁は扶揺の髪を梳かす。正気じゃない軒轅暁は鏡に映る扶揺の姿も見えない。「私の若い時と同じようにきれいだわ。将来は心に思う人と夫婦になり愛し合うのよ」と言う軒轅暁。扶揺が「では、あなたは?あなたの夫君はどこに?」と聞く。「私の夫は…」と言いながら立った軒轅暁は「どうしよう。あの人は我を愛していない」と突然錯乱し暴れ始める。あの人はあの女を愛している、あの人たちには2人の子供がいるの、我は太淵の長公主(王の姉妹)なのよ、我が天権に嫁いだことは天権皇族の幸せよ、と。扶揺は「大丈夫」と言って抱きしめると、軒轅暁の気を失わせる。

つらい思いをして来た軒轅暁を抱きしめながら「大丈夫、何も怖くないわ。これからは私があなたの漣よ」と慰める扶揺。その時、扶揺を呼ぶ小七の声が。
外に出た扶揺に小七は慌てた様子で「捕まるぞ」と言って連れて行こうとする。しかし逃げる前に国公府からの迎えが来てしまう。

扶揺は「王の命令で私はここで罰を受けています。勝手に出ることは許されず、私もそれに従います」と話す。だが迎えに来た者から「王は長淵に出かけていて宮中にはいません。長寧府から国公府へ来客があり、母君が宇文紫様にお会いしたいと」と言われ断りきれない。
逃げたら多くの人を巻き込み、皆が命を落とすと考えた扶揺は国公府へ行くことにする。


長淵で祭祀を終えた軒轅旻。軒轅旻は早く帰りたかったが、決まりで儀式のあと長淵にもう1泊し、お経をあげ庶民の幸せを祈らなくてはいけなかった。不満を口にする軒轅旻に「陛下のお気持ちを察し、私がちゃんとご用意を」と曹成が言う。

軒轅旻が部屋へ行くと、しばらくして曹成が唐芷蓉を連れてくる。唐芷蓉は軒轅旻の好物を用意していたが、そのうちの1つを持っていたのは宮女のふりをした小七だった。小七は軒轅旻の横を通る時「扶揺」と小声で言う。軒轅旻は目で合図を送り、江楓に出て行った小七を追わせる。

「どうした?」と小七に聞く江楓。小七は「扶揺さんが危ない。軒轅旻を国公府に」と言う。

しばらく舞を楽しんでいた軒轅旻は、皆を下がらせ唐芷蓉と2人だけになる。「あの日、私は宮中で陛下に仕えましたが、体調が悪く眠ってしまいました。私は本分を尽くさず陛下を興ざめさせてしまい、今でもそのことをとても恥ずかしく思います。もう一度、機会をください」と甘える唐芷蓉。軒轅旻は唐芷蓉の腕を引き、抱きしめると短剣を取り出す。「聞いてくれ。騒ぐな、叫ぶな、いいか?」と言う軒轅旻。

軒轅旻は部屋を抜け出し、急いで馬を走らせる。
部屋に残された唐芷蓉は、軒轅旻がいないことを気づかれないよう、泣きながら一人で演奏し歌をうたう。


扶揺は国公府で斉震と会う。斉震が「大胆なやつだ。軒轅旻とぐるになって」と言う。何かの誤解です、と言う扶揺。斉震は「本当にそうか?私がお前をここへ呼び出したら、なぜ王が長淵からお前を捜しに来た?」と聞く。扶揺が「王が屋敷にいるのですか?」と尋ねる。「大事な儀式を放り出して、お前を捜しに私の屋敷へ駆けつけた。私が王に報告せず淑夫人を呼んだ。それを知り怒ってやって来たのだ」と答える斉震。お前を連れて帰ると聞かない、お前たちは別れられない関係なのか?それとも他に事情が?と。

扶揺は「私は萃梁殿に入れられ、寵愛も受けたことがありません。その私が王とぐるに?」と話す。それは言い訳に過ぎず「本当の狙いは私にあるのではないか?」と斉震は言う。
扶揺は入宮する前、斉震に「すべて国公の指示に従います」と言っていた。斉震は、軒轅旻は今、中庭で休んでいるはず、お前が自分の手で奴を殺し私に忠誠心を見せてくれ、と言う。


軒轅旻の元へ行った扶揺。軒轅旻は「無事か?」と心配し「君を迎えに長淵から来た」と扶揺を抱きしめる。扶揺も強く軒轅旻を抱きしめるが、屋敷の中から2人を見ている斉震に気づき急いで離れる。「私、宇文紫は拾われた身で国公のおかげでここにいられます。罪を犯した身の私が陛下に迎えてもらうなど」と言う扶揺。軒轅旻は扶揺の手を取り「寒衣節の時は事情があり、萃梁殿などに入れて悪かった。賢夫人の件は他の者をよく調べねばならん。いつも賢い君が私は好きだ。犯した罪は全て今、帳消しにする」と話す。

微笑み、感謝した扶揺は、袖から短剣を取り出し軒轅旻を刺してしまう。軒轅旻が倒れ、震えながら座り込む扶揺。
そばに来た斉震が亡くなった軒轅旻を蹴る。しかし、その男の顔は軒轅旻ではなかった。「死期が近かった道士だ」と言う斉震。

人を殺し、動揺して怯える扶揺を椅子に座らせた斉震は「お前を試すからくりだった。お前が忠誠を尽くす姿を私はしっかりと見た」と言う。「まさかこんなことが。養父上は私を信じていなかったのですか?」と扶揺は涙を流す。今日の私があるのは養父上のおかげ、たとえ自分のためだけのことであろうと養父上の言葉を聞きます、と。斉震は「私だけがお前に栄華を与えられる。お前の生死など誰も気にしない。私がお前を守ってやる」と言う。


宮中へ戻った扶揺の前に軒轅旻が現れる。「あなたなの?本当なのね」と喜ぶ扶揺。


ーつづくー


軒轅旻は軒轅暁が娘に巾着を渡していたと知っていたんだよね?
だから扶揺にこれを持っていれば安全だと言ったんだよね?
軒轅旻は軒轅暁の本当の娘の行方を知っているのかな?
もしかして近くにいた?(すでに登場してた?)

小七がまさかの姿で登場(≧▽≦)
宦官になるわけにはいかないものね。
ずっと宮中にいるわけではなから(*´艸`*)

たとえ正気でなかったとしても、扶揺にとって今まで受けたことのない母の愛を感じられたよね。
だから嬉しかったかも(;д;)
そう見えたというか…。

軒轅旻が唐芷蓉に何を言ったのかも気になる。
黙って言うことを聞くしかなかったということだと思うから、毒のことで脅したのかな…。



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