~かいつまんだあらすじ(ネタバレ?)~
クァンシーはまとめた荷物を車に積んでいた。そこにイーチエンがやって来てクァンシーをうしろから抱きしめる。「どうした?」というクァンシーにイーチエンは「私があなたをしっかり守っていく」と言うのだった。
ムーチェンがシャオラーに注射を打ち「幼稚園に行く準備をして」と言うと、トゥオイエが来る。イーチエンについた嘘に付き合ってくれたことに対し「ありがとう」とムーチェンは言う。
すると、トゥオイエは、助けようとしたわけでも演技でもなくあれは本心だと言ってくる。そしてムーチェンの前に座り手をとると胸のポケットからジュースのフタを出してムーチェンの手のひらに置く。そのフタには"もう1本"の文字が書かれている。
トゥオイエは涙を流しながら「6年前本屋で助けてくれた。"もう1本"の幸運も俺にくれた。本当に幸運だと思った、君に出会えたから。これをもらった時、心に決めた。君のそばから離れないと。ずっとこのフタを肌身離さず、君を思う時はこれを見つめてた。さっき気づいたんだ。君の手を離したくない。そばにいさせてくれ、家族として。いいだろ?」と言う。ムーチェンは手のひらに置かれたフタを見つめ強く握る。そして、そっと頷くのだった。
トゥオイエは泣きながら笑い、ムーチェンを強く抱きしめる。
そんな2人の様子をクァンシーとクァンシーを見送りに来たチーシンは見てしまう。
荷物を運ぶクァンシーをシャオラーは泣きながらじっと見ていた。そんなシャオラーのもとにクァンシーが来る。そして、俺の住所だと言って、住所の書かれている紙を手渡す。
必ず会いに来ると約束するクァンシーにシャオラーはしがみつくと「行かないで」と言う。クァンシーは何も言えず、ただシャオラーを抱きしめる。
クァンシーは大切にしていたバングルをシャオラーにみせ「これは発信機だ。寂しい時、俺はこれを見て親しかった人へ思いを送るんだ、早く俺の前に現れて名乗ってくれと」と言う。シャオラーは「それで現れたの?」と聞いてくる。クァンシーは「いいや、はじめから存在しないか、もう無関心なのかも」と言う。でも、シャオラーは俺にとって特別だから恋しい時はこれに言え、必ず俺に伝わると。そしてバングルをシャオラーの腕にはめる。
クァンシーが車に乗り込み出発する。シャオラーはトゥオイエとつないでいた手を振り払い、その車を追いかけ始める。「クァンシーおじさん行かないで」と言う声がクァンシーの耳にも届くが、クァンシーは振り返らず、辛い気持ちを押さえ込む。
クァンシーの母親がハー会長に電話をかけ、花田村のことで損失を出してしまったことを詫びる。ハー会長は損失よりもクァンシーが急に感情で動き賠償を迫ったことを気にする。クァンシーの母は、死の淵から救い出し再起させるために時間をかけ導いてきたのは私たち、必ずイーチエンと手を携え私たちが望む道を歩むはずだと言う。
クァンシーとイーチエンが花田村から帰ってくる。クァンシーが荷物を片付けに行っている隙に、クァンシーの母親がイーチエンに花田村で何かクァンシーを変えるようなことがあったのかを聞いてくる。何かを思い出したのかと。
イーチエンは少し考えてから、親切な人たちに出会えたんです、とだけを言う。
パパの代わりをしてくれたお礼にくれたブランコの券をクァンシーがイーチエンに見せる。シングルマザーは大変だけど彼氏がいるから安心ね、とイーチエンが言う。トゥオイエは6年前、身重のムーチェンを村に連れてきてずっと支えて来たとクァンシーが話すと、それを聞いたイーチエンは村に来た時には妊娠してたの?と聞く。ムーチェンは村に来てから妊娠したとイーチエンには言っていた。不思議に思い、シャオラーの父親は誰?とクァンシーに聞くが、クァンシーは知らないと答える。
夜、シャオラーは眠る前におじさんに会いたいとだだをこねる。
なだめようとするが、シャオラーはきかない。そんなシャオラーを叱るものの、ムーチェンは目をつぶると心の中で「本当は私も恋しい。とっても、恋しい。彼のことが…」と思うのだった。
トゥオイエは機嫌良くカラオケの機械を買って帰ると、母親とチーシンに、ムーチェンが俺の愛を受け入れてくれたと報告する。
チーシンはショックを受け、母親は怒ってハエたたきでトゥオイエを殴りだす。そして部屋に入ってしまったトゥオイエの部屋のドアを鍵で母親は閉めてしまう。
夜中。チーシンは明日は食事抜きかもしれないからとお弁当をトゥオイエに渡しに来る。ねぼけながら、そのお弁当をトゥオイエは受け取る。
そして、チーシンはそのまま家を出て行ってしまうのだった。
朝になりトゥオイエの母親がチーシンの置手紙を持って慌ててトゥオイエを起こしにくる。しかし、トゥオイエは何度も似たような手紙をもらっているため、いつものことで数日経てば帰ってくると相手にしない。
ムーチェンがシャオラーに「エネルギー注射をしよう」言い部屋に入ると、そこにシャオラーの姿はなかった。慌てて捜しているところにトゥオイエが来る。
道ばたに立っていたシャオラーはタクシー止める。乗り込むと「ここに行って」とクァンシーが持たせた住所を書いた紙を運転手に見せる。運転手は台北までは遠く、坊や1人ではダメだと初めは言うが、話を聞いているうちに両親が離婚しパパに会いに行きたいと言ってると勘違いしてしまい台北まで連れて行く。
花田村では村民たちも協力してシャオラーを捜すが、シャオラーはどこにもいない。
村民も誰も見たものはいないと言う。
ムーチェンはクァンシーに会いたがっていたことを叱ったからいなくなったと自分を責める。
~感想~
ムーチェンはトゥオイエを受け入れる決心をしました
ダメだよぉー!!とも思うんだけど、トゥオイエの言葉はすごく真剣で…
いつも支えてくれたトゥオイエに報いるのは、それしかないと思ったのかな
だけど、ムーチェンの気持ちは今もクァンシーにあるんですよね
クァンシーの幸せだけを6年前も今も願ってる
シャオラーとのお別れの時、クァンシーの「子供を持つなら、お前みたいなかわいい子がほしい」って言った言葉が切なくて
そして、クァンシーが車に乗った後、追いかけるシャオラーも可哀想だったけど
シャオラーの声が聞こえても振り返らなかったクァンシーがすごく辛そうで、また切ない
台北まで連れて行ったタクシーの運転手さんも離婚しているのかな?
いつでも子供が犠牲になるとか会いたいよな…とか言ってたから
だけど、小さい子がパパに会いたいと言って勘違いして可哀想だと思ったとしても
その子にはママがいることも考えてほしかったかも…
こんな小さい子がいなくなったらママがどれだけ心配するか
イーチエンはシャオラーの出生について何か疑問を持ち始めたみたい
真実を知るのは近いのかな?
クァンシーの子供だって分かったらどうするだろう…
20 22
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クァンシーはまとめた荷物を車に積んでいた。そこにイーチエンがやって来てクァンシーをうしろから抱きしめる。「どうした?」というクァンシーにイーチエンは「私があなたをしっかり守っていく」と言うのだった。
ムーチェンがシャオラーに注射を打ち「幼稚園に行く準備をして」と言うと、トゥオイエが来る。イーチエンについた嘘に付き合ってくれたことに対し「ありがとう」とムーチェンは言う。
すると、トゥオイエは、助けようとしたわけでも演技でもなくあれは本心だと言ってくる。そしてムーチェンの前に座り手をとると胸のポケットからジュースのフタを出してムーチェンの手のひらに置く。そのフタには"もう1本"の文字が書かれている。
トゥオイエは涙を流しながら「6年前本屋で助けてくれた。"もう1本"の幸運も俺にくれた。本当に幸運だと思った、君に出会えたから。これをもらった時、心に決めた。君のそばから離れないと。ずっとこのフタを肌身離さず、君を思う時はこれを見つめてた。さっき気づいたんだ。君の手を離したくない。そばにいさせてくれ、家族として。いいだろ?」と言う。ムーチェンは手のひらに置かれたフタを見つめ強く握る。そして、そっと頷くのだった。
トゥオイエは泣きながら笑い、ムーチェンを強く抱きしめる。
そんな2人の様子をクァンシーとクァンシーを見送りに来たチーシンは見てしまう。
荷物を運ぶクァンシーをシャオラーは泣きながらじっと見ていた。そんなシャオラーのもとにクァンシーが来る。そして、俺の住所だと言って、住所の書かれている紙を手渡す。
必ず会いに来ると約束するクァンシーにシャオラーはしがみつくと「行かないで」と言う。クァンシーは何も言えず、ただシャオラーを抱きしめる。
クァンシーは大切にしていたバングルをシャオラーにみせ「これは発信機だ。寂しい時、俺はこれを見て親しかった人へ思いを送るんだ、早く俺の前に現れて名乗ってくれと」と言う。シャオラーは「それで現れたの?」と聞いてくる。クァンシーは「いいや、はじめから存在しないか、もう無関心なのかも」と言う。でも、シャオラーは俺にとって特別だから恋しい時はこれに言え、必ず俺に伝わると。そしてバングルをシャオラーの腕にはめる。
クァンシーが車に乗り込み出発する。シャオラーはトゥオイエとつないでいた手を振り払い、その車を追いかけ始める。「クァンシーおじさん行かないで」と言う声がクァンシーの耳にも届くが、クァンシーは振り返らず、辛い気持ちを押さえ込む。
クァンシーの母親がハー会長に電話をかけ、花田村のことで損失を出してしまったことを詫びる。ハー会長は損失よりもクァンシーが急に感情で動き賠償を迫ったことを気にする。クァンシーの母は、死の淵から救い出し再起させるために時間をかけ導いてきたのは私たち、必ずイーチエンと手を携え私たちが望む道を歩むはずだと言う。
クァンシーとイーチエンが花田村から帰ってくる。クァンシーが荷物を片付けに行っている隙に、クァンシーの母親がイーチエンに花田村で何かクァンシーを変えるようなことがあったのかを聞いてくる。何かを思い出したのかと。
イーチエンは少し考えてから、親切な人たちに出会えたんです、とだけを言う。
パパの代わりをしてくれたお礼にくれたブランコの券をクァンシーがイーチエンに見せる。シングルマザーは大変だけど彼氏がいるから安心ね、とイーチエンが言う。トゥオイエは6年前、身重のムーチェンを村に連れてきてずっと支えて来たとクァンシーが話すと、それを聞いたイーチエンは村に来た時には妊娠してたの?と聞く。ムーチェンは村に来てから妊娠したとイーチエンには言っていた。不思議に思い、シャオラーの父親は誰?とクァンシーに聞くが、クァンシーは知らないと答える。
夜、シャオラーは眠る前におじさんに会いたいとだだをこねる。
なだめようとするが、シャオラーはきかない。そんなシャオラーを叱るものの、ムーチェンは目をつぶると心の中で「本当は私も恋しい。とっても、恋しい。彼のことが…」と思うのだった。
トゥオイエは機嫌良くカラオケの機械を買って帰ると、母親とチーシンに、ムーチェンが俺の愛を受け入れてくれたと報告する。
チーシンはショックを受け、母親は怒ってハエたたきでトゥオイエを殴りだす。そして部屋に入ってしまったトゥオイエの部屋のドアを鍵で母親は閉めてしまう。
夜中。チーシンは明日は食事抜きかもしれないからとお弁当をトゥオイエに渡しに来る。ねぼけながら、そのお弁当をトゥオイエは受け取る。
そして、チーシンはそのまま家を出て行ってしまうのだった。
朝になりトゥオイエの母親がチーシンの置手紙を持って慌ててトゥオイエを起こしにくる。しかし、トゥオイエは何度も似たような手紙をもらっているため、いつものことで数日経てば帰ってくると相手にしない。
ムーチェンがシャオラーに「エネルギー注射をしよう」言い部屋に入ると、そこにシャオラーの姿はなかった。慌てて捜しているところにトゥオイエが来る。
道ばたに立っていたシャオラーはタクシー止める。乗り込むと「ここに行って」とクァンシーが持たせた住所を書いた紙を運転手に見せる。運転手は台北までは遠く、坊や1人ではダメだと初めは言うが、話を聞いているうちに両親が離婚しパパに会いに行きたいと言ってると勘違いしてしまい台北まで連れて行く。
花田村では村民たちも協力してシャオラーを捜すが、シャオラーはどこにもいない。
村民も誰も見たものはいないと言う。
ムーチェンはクァンシーに会いたがっていたことを叱ったからいなくなったと自分を責める。
~感想~
ムーチェンはトゥオイエを受け入れる決心をしました
ダメだよぉー!!とも思うんだけど、トゥオイエの言葉はすごく真剣で…

いつも支えてくれたトゥオイエに報いるのは、それしかないと思ったのかな
だけど、ムーチェンの気持ちは今もクァンシーにあるんですよね
クァンシーの幸せだけを6年前も今も願ってる
シャオラーとのお別れの時、クァンシーの「子供を持つなら、お前みたいなかわいい子がほしい」って言った言葉が切なくて

そして、クァンシーが車に乗った後、追いかけるシャオラーも可哀想だったけど
シャオラーの声が聞こえても振り返らなかったクァンシーがすごく辛そうで、また切ない

台北まで連れて行ったタクシーの運転手さんも離婚しているのかな?
いつでも子供が犠牲になるとか会いたいよな…とか言ってたから
だけど、小さい子がパパに会いたいと言って勘違いして可哀想だと思ったとしても
その子にはママがいることも考えてほしかったかも…

こんな小さい子がいなくなったらママがどれだけ心配するか
イーチエンはシャオラーの出生について何か疑問を持ち始めたみたい
真実を知るのは近いのかな?
クァンシーの子供だって分かったらどうするだろう…

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