李涵(りかん)/皇帝 …周渝民/ヴィック・チョウ 皇帝/憲宗の孫
黄軽風(こうけいふう)…胡冰卿/フー・ビンチン イタチの精
胡飛鸞(こひらん)…陳瑤/チェン・ヤオ 九尾狐族の末裔
李玉溪(りぎょくけい)…陳若軒/チェン・リオシュアン 王守澄の門弟
翠凰(すいおう)…宋楠惜/スン・ナンシー 狐族/侍女
花無歓(かむかん)…韓棟/ハン・ドン 宦官/内侍少監
永道士(えいどうし)…李思澄/リー・スーチェン 道士
全臻潁(ぜんしんえい)…梁婧嫻/リャン・ジンシエン 祠部主事
王守澄(おうしゅうちょう)…李彧/リー・ユー 宦官/枢密使・右丞大将軍
全臻潁は「私と争えばこうなるのよ」と言って、花を足で踏みにじる。そこに永道士が。「飛鸞と軽風を戦わせて、お前は漁夫の利を得る。実に賢い」と言う永道士。全臻潁は「証拠があるなら陛下に告発すれば」と平然と言う。そんな全臻潁の心をえぐり出し「うわべを美しく取り繕っても、お前の心は永遠に醜い」と言ってにぎる。苦しみ倒れるように座り込む全臻潁。永道士がいなくなると心が元の場所にあり、全臻潁は幻術?と思う。
牢に入れられた軽風に翠凰が会いにくる。本物の飛鸞を連れ戻し潔白を示す代わりに、玉璽を渡すよう要求する翠凰。しかし玉璽の威光で漳王を皇帝にする気だと分かつている軽風は断る。
玉溪も軽風に会いに来る。川に突き落とした飛鸞が本当に偽物なのか聞く玉溪。軽風は蓮根で作った替え玉で本物は皇宮を出たと説明する。永道士を訪ねたあと、あなたと結ばれたい一心で許願林に行き願掛けを、あなたを赤の他人と見なし傷つけたのは偽物だと。
軽風を連れて来たことのある観星楼に来た李涵。李涵は軽風を思う。
同じ頃、軽風も会いに来てくれない李涵を思い涙を流していた。そんな軽風の前に永道士が現れる。
軽風が逃げないのは李涵が自分を殺さないと信じているからだった。しかし永道士は、無実を信じたとしても李涵は救えない、やつは皇帝で法を曲げるわけにはいかない、放免すれば大臣や太皇太后に責め立てられ皇帝でいられなくなる、と話す。
「私も飛鸞を捜しに毒霧林へ行ってきた」と言う永道士。軽風は「毒霧林?許願林だと言ったくせに」と言う。永道士はお前を心配させないよう名前を変えたと返す。そして飛鸞は見つからなかったと。
軽風はそれでも李涵が助けてくれると信じたかったが、処刑の時間になってしまったため永道士と逃げることにする。
軽風が脱獄したことを知った李涵。李涵は「いいぞ、あっぱれだ。ようやく逃げた」と喜ぶ。
水害により甚大な被害で民が苦しんでいた。大臣たちは病の李涵に奏状で救済金の支給を求めるが、まだ承認してもらえない。深刻な被害が起ころうと陛下の心には妃だけ、と不満を感じる大臣たち。
毒霧林へ来た玉溪は必死で飛鸞を捜していた。飛鸞の玉佩を見つけたあと、玉溪は倒れてしまう。
飛鸞の声で目覚めた玉溪。ようやく会えた飛鸞を玉溪は抱きしめる。やがて元の世界へ戻れるという出口が現れる。しかし、そこを通ればここに長くいすぎた飛鸞は消えてしまう。それでも生死を共にしようと諦めずに進む決心をする2人。だが、やはり飛鸞は消えてしまい…。
玉溪が目を覚ますと飛鸞の姿はどこにもなく、再び捜し始めた玉溪。
しばらくして玉溪は意識のない飛鸞を見つける。飛鸞の体を起こした玉溪が「もうそなたを1人にはしない。生きるにしろ死ぬにしろ、二度と離さない」と言う。か細い声で「あなたは死んじゃだめ」と言う飛鸞。玉溪がこれからも一緒にあらゆる喜びを分かち合いたいと話し、飛鸞は「蓮根ご飯を作りたいわ」と微笑む。
永道士と空を飛び、軽風は飛鸞のにおいを嗅ぎつける。毒霧林へ下り、飛鸞と玉溪を見つける軽風と永道士。しかし飛鸞たちには息がなかった。
軽風は飛鸞に、永道士は玉溪に精気を渡す。飛鸞と玉溪は生き返り、2人で抱き合う。
宿。皇宮に未練がある軽風。しかし戻るなら生きていることを証明するため飛鸞も連れて行かなくてはいけない。それではせっかく玉溪と一緒になれたのに飛鸞の苦労を台無しにしてしまうと悩む軽風。軽風は永道士に飛鸞を連れて行かなくても皇宮へ戻る方法を考えてほしいと頼む。永道士は命の危険があるのに戻ろうとする軽風に「他にも大切な者がいるだろう。お前の妹と私だ」と怒り力になれないと言う。
2人はかけがえのない存在だが、軽風はどうしても李涵が忘れられないと涙を流す。魅惑の実の酸っぱい方を食べたため、一生陛下を愛するしかない運命だと。運命だと諦めず、どう生きるか決めるのはお前自身だと言い、永道士は魅惑の実を封印することにする。
李涵は体調が悪いまま朝議を行う。大臣の宋は水害の奏状を出したと話すが、見ていないと言う李涵。驚いた大臣は「国庫を開き、救済金をご支給ください」と求める。しかし李涵は承認する前に軽風の名を呼ぶと意識を失う。
同じ頃、永道士は軽風の魅惑の実の封印を終える。成功はするが、倒れてしまう。
陛下が女色に迷い、政務を顧みず、奏状さえ読んでいないと不満を募らせる宋。花無歓はそんな宋に「漳王は未曽有の天災に心を痛めており、食糧支援を行うおつもりだそうだ」と話す。民思いで素晴らしいと宋は言う。
丸2日眠っていた永道士が目覚め、軽風は涙を流して喜ぶ。「数百年分の功力を失っても、強がって療養せずに私と各地を巡った。死んでもいいわけ?」と怒る軽風に、永道士は「お前が私のために泣いてくれるなら構わん」と言う。お前は李涵と多くの思い出がある、だが私とはまだ白紙も同然、少しは努力しないとお前の心を奪えないと。軽風は「いつか陛下を愛さなくなってあなたを好きになっても、あなたが死んだら私は両方失うでしょ」と言う。
私は恩を売るためにやったんじゃない、ただお前に楽しく生きてほしいだけだ、と言う永道士。
朝議。李涵の体調は良くなっていた。李涵は魏州の水害は今日ようやく知った、なぜ重要な奏上を朕に届けなかった、と言う。花無歓が「私の判断です。陛下は近頃、お加減がすぐれなかったので、陛下の心を煩わさぬよう奏状をお届けしませんでした」と答える。漳王が行った食糧支援により魏州はひとまず危機を回避できました、よって私の一存でお知らせしなかったのですと。
宋が「陛下に代わって民を救った漳王は国の大黒柱です」と話すと、他の大臣も「漳王に多大な恩賞を与えれば皆も後に続くでしょう」と言う。「漳王ばかりを崇め、朝廷の主は誰なのか忘れおったな。陛下のことは眼中にないのだろう」と言う王守澄。宋たち大臣はひざまずき「我らは被災地の危機を案じただけです。二心などありません」と言う。
大臣たちを立たせ「漳王と皆は未曽有の災害に心を砕いてくれた。よき臣下に恵まれ朕は果報者だ。罰など与えぬ。今後は皆と心を合わせて全力で救済したい」と言う李涵。花無歓が「陛下は英明なり」と言い、李涵は疑いの目で花無歓を見る。
ーつづくー
飛鸞が無事に見つかってよかった!!
玉溪との誤解も解けたし、お互いに気持ちを確かめ会えたし。
それでも軽風を大切にする飛鸞はいい子(@^−^@)
やっぱり永道士は軽風が好きだよね…。
いつも助けてくれるし、今回は数百年分の功力を失って倒れてるし。
永道士も軽風とお似合いだと思う。
でも李涵と結ばれてほしいと思う私は複雑。
李涵が皇帝だったり妃がいるので、そこが気になる(;´д`)ノ
魅惑の実を封印したから、軽風は皇宮へ戻らないのかな?
もう李涵を見ても何とも思わない?
いよいよ花無歓が漳王を皇帝にするために動き出した(;д;)
恩人を見捨てられない花無歓の気持ちも分かるけど、李涵とは志が同じだったのに。
自分を裏切り秋妃を選ばれたら、李涵のダメージは大きいよね。
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