「不遜な女官」
若曦に縁談をと思いながら先延ばしにしてきた陛下。若曦は「私は一生お仕えしたいです」と言うが「女は嫁ぐものだぞ」と陛下は返す。そして . . . 本文を読む
「皇太子失脚」
第十四皇子は「十三兄上は間違いを犯しても私の兄であり、陛下に孝行した息子です。慎み深く野心もありませんでした」と陛下に話し、軟禁先は厳しい環境で、せめて話し相手として . . . 本文を読む
「知己との離別」
君と八兄上の過去は知らないが、四兄上を大切にしてくれ、と言う第四皇子。第八皇子との関係を知られていると思った若曦は「なぜそれを?」と聞くが、それは第十三皇子が . . . 本文を読む
「サンザシと茶菓子」
「私を娶りたいですか?」と言われ、第四皇子は若曦を少し見つめたあと「今は遠慮しよう」と答える。「皇太子が相手なら死にます」と若曦が言うと「それは許さん。君の命は私が救ったのだ。私の . . . 本文を読む
「皇太子の申し出」
不問に付された第九皇子は配下の者たちと酒を飲んでいた。その時、配下の者が酒を買いに来た緑蕪に気づく。「第十三皇子のお気に入りの妓女なら奪ってやりましょう。面倒が怖いなら別ですが」と挑発され . . . 本文を読む