先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻る 借り手のいない貯蓄は余剰資金である。日本経済は余剰資金に溺れているということを二回に分けて書いてきた。筆者が経済学の勉強を始めた頃、貯蓄-投資バランス(ISバランス)は中心的な分析手段だった。今やすっかり見なくなってしまった。その経済思想史的分析は脇に置いて余剰資金の発生原因について考えてみたい。1.余剰資金で公的債務を削減すればいい。 のか? . . . 本文を読む
先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻る 経済を論じるときに、まず言及されないのは日本銀行の資金循環統計だ。総裁交代に伴って前総裁の功罪が様々に論じられているが、基本的なことを分かってない人が様々に言うのは見ていられない。時々思う。黙っててくれ、資金循環統計見たことあんのか、と。 まあそんなことを言っても始まらないので、気を取り直して今日も考えよう。で、資金循環統計である。資金循環統計は国 . . . 本文を読む
先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻る 以下のグラフは国民経済計算の「2.民間・公的別の資産・負債残高」から筆者が作成したものである。民間部門(家計+企業)の資産を元に現預金と貸出を抜き出した。 現預金と貸出がきれいに対応するわけではないが、注目すべきは1998年までは貸出が現預金を上回っていたことである。そんなことができるのか、と思われるかもしれないが、銀行全体には信用創造 . . . 本文を読む
先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻る 日本の将来に対する悲観論が大勢を占めている。この悲観論は政治的思想的立場を問わない。年齢、性別、社会的地位も問わない。現代日本を重苦しく覆っている「空気」である。悲観論のいちいちをここで取り上げることはしないが、少子高齢化という「自然現象」を「諦めの境地」で迎えているのではないだろうか。重苦しい雰囲気の下では極端な言動と「敵探し」が始まる。最近では . . . 本文を読む
先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻る 日本の将来に対する悲観論が大勢を占めている。この悲観論は政治的思想的立場を問わない。年齢、性別、社会的地位も問わない。現代日本を重苦しく覆っている「空気」である。悲観論のいちいちをここで取り上げることはしないが、少子高齢化という「自然現象」を「諦めの境地」で迎えているのではないだろうか。重苦しい雰囲気の下では極端な言動と「敵探し」が始まる。最近では . . . 本文を読む
先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻る 日本の将来に対する悲観論が大勢を占めている。この悲観論は政治的思想的立場を問わない。年齢、性別、社会的地位も問わない。現代日本を重苦しく覆っている「空気」である。悲観論のいちいちをここで取り上げることはしないが、少子高齢化という「自然現象」を「諦めの境地」で迎えているのではないだろうか。重苦しい雰囲気の下では極端な言動と「敵探し」が始まる。最近では . . . 本文を読む
先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻るいわれなき高齢化社会への恐怖 社会負担は所得を向上させる(場合がある) 生産年齢人口とは15歳から65歳の人口を言う。雇用者として働ける人の数である。もっとも最近は65歳を過ぎても働くことが増えてきているが、当面15歳から65歳を生産年齢人口とする。実際に働いている人は就業者数である。 全人口に占める生産年齢人口の減少:少子高齢化を以下のように捉える . . . 本文を読む
先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻る年金の誤解が生む高齢化社会への恐怖(3) 社会は、労働力人口(就業者と失業者)と非労働力人口に分けることができる。この場合、家事等の無償労働は脇に置いてある。人口と消費労働力人口:消費される財とサービスを算出する人々 =P1 とし非労働力人口:財とサービスを消費するだけの人々 =P2 とする。 . . . 本文を読む
先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻る社会保険と地方自治体総体では黒字基調が続いている 一般政府は、中央政府(いわゆる政府)、地方政府(地方自治体)、社会保障基金(社会保険)の三つに分かれる。 その収支を1997年から追ったものが下記の図となる。 社会保障基金の給付は年々増えていくが、賃金を原資としているので賃金水準が下がると収入が減り赤字となることがあり得る。さらに巨額の資 . . . 本文を読む
先進国の経済学 目次へ戻る本ブログ 総目次へ戻るGDPの誤解が生む高齢化社会への恐怖(2) 前項で一人当たりの労働生産性(A)×労働者数(B)=一国全体の総付加価値(供給)額(C)≠総需要額(D) という式を展開した。今回は労働者数(B)について検討する。「常識」とは逆に労働者数は増えている 就業者>雇用者>役員以外の雇用者という関係になる。役員の数が想像以上に多いのは法人成りし . . . 本文を読む