Sceneries through the lenses

その場の気分でもやっと投稿していくブログ。内容はころころ変わります…(汗。

Fedora 11

2009-06-10 10:35:27 | OSS/Programming
微妙に時期が後ろにずれまくってたのですが、Fedora 11 がリリースされてます。
http://fedoraproject.org/

リリースノートは
http://docs.fedoraproject.org/release-notes/f11/ja-JP/

新機能として、フォントの自動インストールやグラフィカルブートの高速化など、
いくつか上がっていますが、個人的な注目は Presto/Delta Packageですね。

Presto / Delta Package
https://fedoraproject.org/wiki/Features/Presto

Prestoは簡単に言うと差分パッケージを用意するという感じかと。
従来の RPM はセキュリティがらみのアップデートの場合、更新部分がわずかでも
すべてのパッケージを入れ替える必要がありましたが、こちらは必要な部分のみが
パッケージ化されている感じなのでしょうか。
#rpmの中身自体を見てないので現時点で判断がつきませんが。

ファイルサイズが小さくなるのでバージョンアップが高速に行えるようになるようです。
OpenOffice.orgのような大きなパッケージでは効果を発揮するかもしれません。
(画像データなどあまり更新に関係ないデータも多いので)

現時点では Solaris のパッケージとパッチの仕組みの中間的というか、
良いところ取りを目指している感じなんでしょうか。
パッチのような差分提供の場合、オリジナルパッケージと差分パッケージの2種類
作成する必要が出てくるはずなので、rpmのビルド自体がちょっと面倒になるのかも
しれません。
この辺は、おいおい触ってみたほうが良さそうです。
# rpmでパッケージを作ってPrestoで差分パッケージを作る形式なのかな?

その他、個人的に注目しているのは、
  • Ext4 filesystem (現時点で Grub は対応していないので /boot は ext2かext3にする必要があるらしい)
  • KVM/QEMU による仮想化
  • KDE 4.2
  • Firefox 3.5 / Thunderbird 3

あたりでしょうか。
あとは、5300AGNのドライバがまともになったかどうかでしょうか。
Fedora 10 や Ubuntu 8.10 のころはどうも不安定だったので。
# Ubuntuは最初はつながっていたのに、バージョンアップをしたらつながらなくなったり…。
# Fedora 10 はそもそもつながらなかったり
#(というか、5300AGNの情報が含まれてなかったので、自力追加したけど、安定せず…。)

とりあえず、ダウンロード、インストールはこれから。
USB接続のSSDにインストールしようかと。

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