Sceneries through the lenses

その場の気分でもやっと投稿していくブログ。内容はころころ変わります…(汗。

パフォーマンスプロファイル (CentOS 8)

2020-06-24 23:19:39 | OSS/Programming
CentOS 8 にアップデートしたてなので、 Cockpit でサーバ設定情報を見てると、概要の設定の項目に
「パフォーマンスプロファイル throughput-performance」
というのが気になり、調べてみた。

プロファイルの説明は次のような感じなんだけど、イマイチ分からん。

# tuned-adm list
Available profiles:
- accelerator-performance - Throughput performance based tuning with disabled higher latency STOP states
- balanced - General non-specialized tuned profile
- desktop - Optimize for the desktop use-case
- hpc-compute - Optimize for HPC compute workloads
- intel-sst - Configure for Intel Speed Select Base Frequency
- latency-performance - Optimize for deterministic performance at the cost of increased power consumption
- network-latency - Optimize for deterministic performance at the cost of increased power consumption, focused on low latency network performance
- network-throughput - Optimize for streaming network throughput, generally only necessary on older CPUs or 40G+ networks
- powersave - Optimize for low power consumption
- throughput-performance - Broadly applicable tuning that provides excellent performance across a variety of common server workloads
- virtual-guest - Optimize for running inside a virtual guest
- virtual-host - Optimize for running KVM guests
Current active profile: throughput-performance

ということでGoogle先生に聞いてみたところ、次のサイトが引っかかる。

https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_enterprise_linux/6/html/power_management_guide/tuned-adm

Red Hat 6 なので、プロファイルの種類が違うんだけど、throughput-performance は変わらないだろうと読んでみると

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これは tuned と ktune の節電メカニズムを無効にし、…(省略)
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節電を無効だと…(;´・ω・)
気になって、/proc/cpuinfo を見てみると、全力で動いてやがる…orz

# cat /proc/cpuinfo | grep MHz
cpu MHz : 2215.447
cpu MHz : 2202.227
cpu MHz : 2391.480
cpu MHz : 2225.649

必要時以外はCPUクロックを下げたい(でその時の効果が高い Core i5 をわざわざ選んで買ってる)
ので、この設定は微妙…。
自鯖にそこまで求めてないので、とりあえず、balancedに設定変更。下がった。

# cat /proc/cpuinfo | grep MHz
cpu MHz : 798.587
cpu MHz : 797.393
cpu MHz : 798.701
cpu MHz : 798.225

最終的に powersave に変更。
これでしばらく様子見。

BIGLOBE NAT64/DNS64 と自宅サーバ

2020-06-18 21:23:51 | OSS/Programming
久々すぎるの更新…^-^;
普段のつぶやきや猫写真は blog でアップしなくなって久しいですね。

最近、プロバイダが NAT64/DNS64 になるということで、それに合わせて CentOS 7 → CentOS 8 に移行したりと少し自宅環境を弄っていました。

自鯖+DDNSで自分の作業用に少し使えるようにしているのですが、色々詰まって解決用のメモ。

1) DDNSのIPアドレスが変わる
NAT64/DNS64 でアクセスすると、それ用の通路を通るようで、IPv4のアドレスがフレッツ光のルータが持っているアドレスとは違うものになるようです。 DDNSに登録するIPアドレスはちゃんと指定しないと自宅に届かなくなります。
DDNSには ieserver.net を利用していたのですが、こちらはIPアドレスの指定ができないので、DDNSを乗り換えることに。
次のあたりはIPアドレス指定で登録できました。

DDNS Now
https://ddns.kuku.lu/

Dnyu {d} DNS
https://www.dynu.com/

BIGLOBEのNAT64/DNS64の説明でルータのグローバルIPが取れるので、それを利用して、cronで自動登録に。
(方法はそれぞれのサービスに書いてあります)
https://support.biglobe.ne.jp/ipv6/nat64.html

2) DDNSで自鯖に到達できたのにも関わらず、通信エラーでつながらない。
自鯖(CentOS 8)のIPv6が有効になっていると、自鯖側が IPv6 で反応するのか、NAT64/DNS64の影響を受けるのか、
自鯖からの応答していないっぽい。

ということで、下記を参考に。
sysctl で IPv6 の無効化と、grub設定に IPv6 無効を追加。

https://www.tecmint.com/disable-ipv6-in-centos-8/

これで、通信可能に。


CentOS 7

2014-08-13 12:46:43 | OSS/Programming
自鯖をバージョンアップしました。
正式リリースから少し時間が経っているので、適当に情報収集できたのはありがたかったです。

一番戸惑ったのが、firewalld と systemd です。
この2つは CentOS 6 からごっそり変わってるので、戸惑いますね。
それぞれ慣れてしまうとたいしたことは無いですが…。

設定時、このあたりを参考にさせていただきました。

firewalld

第36回 RHEL7の新しいファイアウォール機能「firewalld」 (中井悦司)
Fedoraのfirewalldの設定 (猫ぱーんち!)

systemd とその他色々。

CentOS 7 - サービス設定 (Server World)


あとは忘れてはいけないのが、これ。

chmod +x /etc/rc.d/rc.local

詳細は下記を参照ということですが、rc.local に sdparm を利用した、
外付けディスクの回転停止用スクリプトと動かしているためです。
ちなみに sdparm は yum install sdparm でインストールできるので楽です。

sdparm

それ以外のsambaやdovecotなどは今までと変わらなかったので設定の手間等もかからず。

とりあえずの感想ですが、カーネルを含め速度がだいぶ改善したのか、CentOS 6自体よりも
快適に動作するようになりました。
あと、sambaが快適に動作するようになったのが大きい。

ちなみに CentOS 7 には 今のところ xrdp はインストールしてません。^^;


【追記 8/13 21:26】

GDM (日本語) (Arch Linux) の「フタを閉じた時にサスペンドするのを止める」
を参考に /etc/systemd/logind.conf に下記を追加。

HandleLidSwitch=ignore

デフォルトでは suspend になっているみたい。(man logind.conf によると)

Cyberfox 64bit

2014-07-05 18:25:09 | OSS/Programming
Cyberfox

Pale Moon があまりにも重くなってきたので、Cyberfoxを入れてみた。
64bit版にしたんだが、快適。

日本語化の方法は Pale Moon の日本語化方法は一緒。
今回は既にまとめられている方が居たので、参照させていただきました。m(._.)m
寝ログ : http://nelog.jp/cyberfox-initial-settings

プロファイルの移行はいつもの Mozbackup を利用。


Mozbackup : http://www.geocities.jp/chimantaea_mirabilis/MozBackup/files.html


使い方は以前まとめた下記を参考。


[Windows] MozBackup : http://blog.goo.ne.jp/thaniwa/e/85c5b264d3a88ad2f0612cc4be23e6d4


ただ、注意点があって、「基本設定」は移行しないほうが良い。
というのも、Firefox のUIの変更があるため、変な状態になる。
Pale Moon は Firefox 24.6ベースだが、Firefox は既に29.0で大幅にUIが変更されたので。

今回は、「基本設定」と「ブックマーク」は除外。
ブックマークは Pale Moon , Cyberfox の
「履歴とブックマークの管理」→「インポートとバックアップ」→「バックアップ」「復元」で
JSON形式でバックアップし、リストアを実行。

ブックマークも Mozbackup で移行できると思いますが、
基本設定と一緒に移行したときに表示がおかしくなってしまいました。
(ブックマークツールバーがまともに動かなくなるという不具合に遭遇)