戯言備忘記録~A target of a licensed tax accountant~

日々思うことを気ままに書いてます。

世の中のちょっとした悪いこと・その2:キックバック(リベート)

2006-06-04 21:19:09 | 仕事
リベートというのは、売上割戻し・仕入割戻しのことで、
一定の期間中に一定の数量以上を仕入れた場合、これだけの
金額を払い戻します。という仕組みです。
例えば5,000万円分を買ってくれたら、後から50万円払い戻します。
というヤツですね。

セイ○ーエプ○ンの元課長が取引先からのリベートを
3,000万円着服したり、色々出てきましたね。
こういうことって仕入担当者が取引先と癒着して起こることです。
取引先のメリットは、そうすることによって、ライバル会社から
自社に乗り換えてもらったり、通常より商品を高く売ることができる。
高くうるというのは通常なら5,000万円でしか売れないのに、
その担当者に50万円回すだけで、5,500万円で売ることができる。
つまりこのケースの場合通常より450万円儲かるわけです。

こういうのってまさしく氷山の一角なんですよね。
現金でもらうので国税局に摘発されます。
通常よりも仕入れ金額が高かったり、数量がおかしかったり
すると、会社の内部監査とかでもバレますしね。
今回のセ○コーエ○ソンの場合は以前からわかって
いたのかもしれませんけどね・・・・。
「元」課長ですし、着服したお金は返還したということですしね。

バレないようにするために、最近では、現金で回すのではなく、
商品券yや旅行券を大量に買って、それを仕入れ担当者に回したり、
A社とC社の間にB社を入れて、わかりにくくするようです。
A社がB社(百貨店等)に50万円預けて、C社の担当者に
B社で自由に買い物させる。その請求をB社はA社に回す。
こうすることによって、バレにくくなります。
B社はお金が入ってくる(すでに預かっている)ので、
特に大きな問題もなく、A社は交際費という名目で経費とし、
C社の担当者は甘い汁を吸う・・・・・。
巧妙な手口ですww。というか、実際、よく使われている手口です。

ちょっと話はズレますけど、仕入れ担当者というのは、
取引先にとっては、神様みたいなものなので、取引先
としては何でもしてあげたくなるようです。
女子大生集めて、海外旅行を企画したり、ホテルのスウィート
を使って、いかがわしいパーティ開いたり、いわゆる酒池肉林
プラスαなことが行われているわけです。
僕ら一般庶民からは想像もできないようなことが平気で
行われたりしています。
たまに飲み屋の奥から明らかにそうだよな~という人たちが
出てきたりしますよねww。

上記の半分は人から「聞いた話」なので、
僕は経験したことないですよww。

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