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意思による楽観のための読書日記

陰陽師 夢枕獏 ***

阿倍晴明は大内裏の陰陽寮の陰陽師、悪霊をお払いする霊力を持つとされている。親友の源博雅と摩訶不思議な悪霊、生霊、死霊、鬼退治などをする。

【第1話】 玄象といふ琵琶、鬼のために盗らるること
帝が大事にしていた玄象という琵琶が鬼に盗まれ、博雅が玄象を羅城門から見つけ出してきたという話。
【第2話】 梔子の女
親の供養に般若経の写経をする僧のもとに女のあやかしが出る、その女には口がなかった。口の無い女の霊に悩まされている僧を助ける物語。
【第3話】 黒川主
鵜匠の孫が夜な夜な池に入って鮎や鯉を食べる、それを唆す黒川主の正体は獺。
【第4話】 蟇
雨漏りのする応天門を修理したら、今度はあやかしが出る。
【第5話】 鬼のみちゆき
謎の牛車の女が七日間をかけて内裏へ向かうのを見かけた人間は瘴気にやられて倒れてしまった。晴明がその謎を解く。
【第6話】 白比丘尼
人魚の肉を食べたために十代のまま不老不死となり、何百年も生き続けたといわれる少女であった八百比丘尼の話。

映画にもなっているし、一時ブームにもなっったので知っている人も多いはず、野村萬斎の顔を思い浮かべる方もいると思う。

陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

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