
<ドンコ Odontobutis obscura obscura>
↓のドンコのすぐそばにいた白いドンコ。アルピノではないのにやたらに白い。
決して砂や泥をかぶっている訳ではないのに...
クロツラさんも言っていたが、魚類は体色や模様については個体差や地域差が激しいが、全く同じ水域にいてこれほど違うとは???
一般的に濁った水域にいる魚類は、済んだ所にいる同種に比べて色が白っぽいという傾向はあります。
↓のドンコのすぐそばにいた白いドンコ。アルピノではないのにやたらに白い。
決して砂や泥をかぶっている訳ではないのに...
クロツラさんも言っていたが、魚類は体色や模様については個体差や地域差が激しいが、全く同じ水域にいてこれほど違うとは???
一般的に濁った水域にいる魚類は、済んだ所にいる同種に比べて色が白っぽいという傾向はあります。
白い個体ほど濁った水域にいるとはちょっと驚きです。保護色ってことなのでしょうか??
黒ドンコより白ドンコの方がのんびりしてるようにみえるかも
そうですね、私も「ドンコ」はナイスなネーミングだと思います。
同じ種類の魚による体色の違いは、詳細な研究がなされていませんが、保護色という事では正解です!
生態学では「保護色」=「隠蔽(いんぺい)色」と言ったりしますが、『隠蔽』と言う言葉は後に「~工作」とつながりますので、あんまりいい言葉ではないですよね。
「隠蔽色」の例を挙げれば、
水面近くを泳ぐ魚は、背中が青(黒っぽ)く、お腹が白っぽい、空中から見にくく、水底から見にくい配色ですね。
つまり鳥に見付かり難く、下を泳ぐ他の大きな魚からも見付かりにくい体色になっています。
底生魚では、海ではカレイやヒラメ、川ではドンコやカジカ、ヨシノボリが底と見間違えるような色となっていますね。