『天・地・水・命』 ~自然の恵み~

 「 天を仰ぎつ 地に伏しつ 水に語りて 命覚ゆる 」 仙人

白ドンコ

2005-09-01 | 淡 水 魚
<ドンコ Odontobutis obscura obscura
のドンコのすぐそばにいた白いドンコ。アルピノではないのにやたらに白い。
決して砂や泥をかぶっている訳ではないのに...
クロツラさんも言っていたが、魚類は体色や模様については個体差や地域差が激しいが、全く同じ水域にいてこれほど違うとは???
一般的に濁った水域にいる魚類は、済んだ所にいる同種に比べて色が白っぽいという傾向はあります。

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2 コメント

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正解です! (仙人)
2005-09-02 17:29:06
オタヨコさん、こんにちは。

そうですね、私も「ドンコ」はナイスなネーミングだと思います。



同じ種類の魚による体色の違いは、詳細な研究がなされていませんが、保護色という事では正解です!

生態学では「保護色」=「隠蔽(いんぺい)色」と言ったりしますが、『隠蔽』と言う言葉は後に「~工作」とつながりますので、あんまりいい言葉ではないですよね。



「隠蔽色」の例を挙げれば、

水面近くを泳ぐ魚は、背中が青(黒っぽ)く、お腹が白っぽい、空中から見にくく、水底から見にくい配色ですね。

つまり鳥に見付かり難く、下を泳ぐ他の大きな魚からも見付かりにくい体色になっています。

底生魚では、海ではカレイやヒラメ、川ではドンコやカジカ、ヨシノボリが底と見間違えるような色となっていますね。
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ドンコ (オタヨコ)
2005-09-02 12:55:30
この魚、"ドンコ"って名前がピッタリですねぇ

白い個体ほど濁った水域にいるとはちょっと驚きです。保護色ってことなのでしょうか??

黒ドンコより白ドンコの方がのんびりしてるようにみえるかも
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