『天・地・水・命』 ~自然の恵み~

 「 天を仰ぎつ 地に伏しつ 水に語りて 命覚ゆる 」 仙人

潜水艦

2016-12-11 | 海 水 魚
 水面を進む影は…

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 水面近くのエサを『ジンベイザメ』のように集める『ボラ』です。
 まるで潜水艦のような…

 さすがに『ササゴイ』もこの魚は狙いません。
 
  高梁川

小島

2016-10-19 | 海 水 魚
 干潟の小さな島でくつろぐ『トビハゼ』です。

 干潟の愛嬌者です。

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 胸鰭が腕のような働きをしており、いつでも前に飛び出せるように構えています。

威嚇

2016-05-07 | 海 水 魚
 干潟のおとぼけ君、『トビハゼ』です。
 観察していると飽きません。
 泥の上を匍匐前進したり、同種または、カニなどと揉めたり…

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 背びれをピンと立てるのは“威嚇”のポーズなのでしょう。
 胸ビレはヒレというより腕ですね。

跳鯊

2015-10-14 | 海 水 魚
 干潟で愛嬌を振りまく『トビハゼ』です。

 彼らの行動は一日見ていても退屈しません。

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 彼らの胸鰭は、鰭というより既に手に近いものがあります。
 前後に動かして体を泥の上を滑らせます。
 まさに“匍匐(ほふく)前進”です。
 時々「ゴロン」となったり、ジャンプしたり、一時としてじっとしていません。
 
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 こちらは『ムツゴロウ』です。
 残念ながら数が少なかったので、彼らの色んなシーンには出会えませんでした。

2015-10-13 | 海 水 魚
 もう一つ『トビハゼ』観察で楽しいのは、その目の色です。
 光の加減で、緑色になったり実に多彩です。

 

 多彩と言えば、その形もなかなか面白いです。

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 光量に応じて、刻々と形を変えるのもまた楽しいものです。

出目

2015-10-12 | 海 水 魚
 『トビハゼ』の特徴は、飛び出した目にありますが、この見てくれも愛嬌たっぷりです。

 観察していると突然、



 目がなくなってしまいました。
 実に楽しい生き物です。

ジャンプ

2015-05-09 | 海 水 魚
 河口域や沿岸域で見られる『ボラ』のジャンプです。
 水中の酸素の欠乏、寄生虫を落とすため、音に驚いて...色々な理由付けがされていますが、本当のところは解明されていません。 

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 舷の低い船などの場合、甲板に飛び込んでくることもあります。
 頭部がかなり硬いので、危険です。(笑)

刺身定食

2014-04-01 | 海 水 魚
 境港での昼食です。
 多少贅沢な気もしますが、しょっちゅう来る場所ではありませんし、たまには自分へのご褒美という事で!



 某局のドラマの影響もあってか、すっかり“鬼太郎の街”の印象が強いですが、元来のここの名物は海鮮です。
 しかしながら、鬼太郎効果で観光客も増え、海鮮を食べる事の出来る店も以前に比べてかなり増えました。
 泊まりで訪れるのだったら別ですが、日帰りではどうしても昼食で頂く事になります。

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 これを食べている時は、至福の時です。
 午後からの打合せの事など忘れて...

  境港

2014-03-25 | 海 水 魚
 この魚のモニュメントは...
 道の駅の屋根に取り付けられていました。



 “風見鶏”ならぬ“潮見鯛”です。
 おそらく『マダイ』をイメージしたものだと思います。

 こちらは『マダイ』ではありませんが、“ギラッ”とした感じがメタリックなので...



 水族館で見掛けたテンジクダイの仲間です。
 よく見ると、尾びれに近い部分は半透明で透けていました。

 話は戻って、道の駅「志原海岸」で食べた「お造り定食」です。



 『マダイ』『マグロ』『カンパチ』『イカ』でした。
 さすがに新鮮で満足の味でした。

  海来館

満ち潮

2013-09-27 | 海 水 魚
 満ち潮になり、海水が沖から岸側に迫ってくると、海水と一緒に岸に戻ってくる生き物がいます。
 水面上や干潟の上をピョンピョン飛び跳ねながら移動する『トビハゼ』です。



 その動きもさることながら、胸鰭を手のように使って細かい仕草をする姿や、持って生まれた突き出た目などは実に愛嬌たっぷりです。



 そんな彼らが、大きいのも小さいのも一緒になって大勢で戻ってきました。
 上画像ではよく分からないので、拡大して赤丸をつけました。

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 狭い範囲にこれだけの『トビハゼ』が集中しています。
 見ていて楽しい光景です。



 ふと気付くと、水の中から所々日本の爪楊枝状の物が突き出ています。



 オサガニの仲間です。
 潜望鏡の役目をして、体が沈んでも目ではしっかり周囲を確認できています。

 “干潟”はモノトーンの世界ですが楽しさ一杯です。

  干潟

2013-04-19 | 海 水 魚
 水産試験場で見つけた魚です。
 体長10cmあまりの『マコガレイ』の幼魚です。



 目が合いました。
 皆さんも熱帯魚屋等で経験があるかも知れませんが、稚魚期から水槽で飼われている魚は、非常に人間に馴れており、人の姿を確認するとエサがもらえるものと思い、近寄ってきたり、急に落ち着きが無くなったりします。
 この『マコガレイ』もご他聞に洩れず、こちらの動きを察知し近寄ってきました。





 正面から見ると、お世辞にも可愛い顔とは言えませんが、じっと見つめられると、思わずエサをあげたくなります。

海中公園・水族館

2013-01-15 | 海 水 魚
 串本沿岸海域は、世界最北のイシサンゴ類群生地として、「ラムサール条約」に登録をされています。
 本州最南端に位置し、沿岸を流れる黒潮の影響を直接的に受ける事により、沿岸海域の海水温は常に高く、透明度も非常に高く、この事はイシサンゴ類の生息条件に適しており、サンゴ礁分布北限である北緯30°からかなり北に外れているのにもかかわらず、高密度なサンゴ群衆を形成しています。
 という訳で、水族館に行ってきました。

 水族館の大水槽です。



 海から海水をそのまま引き入れ、循環することなく使い捨て、いわゆる「掛け流し」する事により、水槽内で生きたサンゴを飼育しています。
 さらに、水槽の上部から日光が射すように設計されており、より自然に近い状態を維持させようという工夫がなされています。
 “作り物”では無いサンゴの水槽は魚も生き生きして見えます。

 水槽のトンネルもありました。
 トンネル内で座って休憩する場所があり、そこから見上げた景色です。







 海のダイビングスポットには、「ブルーホール」と呼ばれる、光線が差し込む洞窟のような場所がありますが、まさにそれの再現のような画です。
 時間に限りが無ければ、いつまでも座って眺めていたい場所です。

  串本海中公園

アカエイ

2011-12-05 | 海 水 魚

 河口域の干潟の岸際で、何やら妙に波立っているので近寄ってみると...

 『アカエイ』です。

 全体像はこんな感じです。
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 河口部は河川水(淡水)と海水が混じる“汽水域”なので、海水魚が迷い込んだり、“汽水”に適応した生物が生息する場所になっています。
 『アカエイ』は、海水魚なのですが、エサを求めてかなり河口域の奥(上流)の方まで入ってくる場合があります。
 エサは何かといえば、アサリやハマグリ等の二枚貝や甲殻類、ゴカイなどを食べます。

 下画像のように底を掘り起しながらエサを探して捕食します。

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 『アカエイ』に驚いて、ハゼ科の小魚がジャンプしたり波紋を残しながら水面近くを逃げています。

 『アカエイ』は尾の付け根から強烈な毒を持ったトゲが生えています。
 川の中に入る時は十分注意が必要で、ウェーダーを履いていても、その棘は余裕で貫通する場合があります。

  汽水域