脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

誤飲に注意

2009-12-25 05:57:33 | Weblog
高齢になると、唾液の分泌が減少し、食べ物を飲み込む事が、難しくなりがちです。特に早食いの人は、充分注意が必要です。

年末年始は、喉の通りの悪い、蕎麦や、こんにゃく、餅など、特に注意が必要な食べ物が、並びます。良く噛んでいて、汁けが無く成り、そのまま飲み込もうとすると、喉に引っかかってしまいます。本人は、平気と思って居ますから、周りの人達が、口にいつまでも、食べ物が残ってる様な状態なら、お汁を飲む様に勧めたり、お茶を飲ませたり、少しつ”つ、口に運ぶ様に、声を掛けて上げて下さい。

誤飲は、肺炎を起こす原因に成ります。高齢者の死因の多くは、肺炎と言われます。誤飲をした時は、本院は苦しいでしょうが、時間を掛けて充分咳をさせて、気管支に入りかけてる物は、全部出すつもりで、手当をして上げて下さい。

その後、安静にして、鎖骨と鎖骨の間の気管支の部分に、保冷剤を当てて冷やして上げると、落ち着きます。慌てない様に、処置して上げて下さい。

誤飲は軽い時でも、気管支へのダメージは大きく、充分安静にするのが良いでしょう。食事の時、良くせき込む患者さんは、要注意です。こんな患者さんには、食べ物を飲み込む時は、「今から飲み込みますヨ~」と、脳に言い聞かせると、意外と効き目が有ります。

唾液の減少だけで無く、咽頭が、麻痺してる患者さんが居られますので、飲み込む事を、充分に自覚させる事で、誤飲を予防出来ます。私も同じ症状ですから、良く解ります。お母さんが幼い子供に「はいゴックン!」と、教えますヨネ。

あの、状態と同じなのです。誤飲で苦しまない様に、楽しく年末年始を迎えて、美味しい物を食べましょう!!