脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

筋肉を落とさない事

2009-12-01 06:55:16 | Weblog
脳梗塞患者は、活動範囲は狭いし、運動量が少ないので、どうしても、カロリーオーバーで、肥満に成り易いです。肥満になると、膝に負担がかかるので、体重を落とす様に医師から、注意されます。

脂肪を落とすべきなのに、筋肉が落ちてしまう事が多いです。筋肉を落とさず脂肪を落とすには、運動しか無いです。だからと言って、運動量は、増えないし、困ってる方も居られるでしょう。

以前にも書きましたが、お風呂の中運動が、とても効果的です。プールに行ければそれが最高ですが、プールは危険が多く、患者さん独りで行けません。そこで身近に在る、お風呂を、りようするのです。水圧を利用するのは、どちらも同じですから、効果の期待出来ます。

どんなお風呂かで少し、違いますが、内腿の筋肉は非常に落ち易く、尿漏れに繋がります。また、お風呂の中から立ち上がる行為は、最も大腿と大腰筋を使いますので、そのまますんなりお風呂から、出るのでは無く、2~3回立ち上がる行為をするだけでも大きく運動になります。

腹筋、背筋を鍛え無いと、脊椎が曲がって来ます。お風呂の中で、腹式呼吸を5回ゆっくりします。背筋をピンと伸ばして、座ったまま、背中を後ろに倒す行為を5回ゆっくりします。どの運動も、ゆっくりする事が大切な事です。

お風呂に入る前には、スポーツドリンクを、しっかり飲んで下さい。お湯は一寸ぬるめにする。これを怠ると、脱水症状になりますから、風呂の中で行う運動は、無理しない、ゆっくり行う、回数は、少な目になど、充分注意して行って下さい。

結構良い運動になりますヨ。