朝、出船の支度をしていると、岸壁で釣りをしていた若者が
“船長さ～ん、エイが釣れちゃったんだけどタモを貸してもらえますか？”と言うので行ってみたら
90cm四方の座ブトンか？！と見紛う程の迷いエイでした。
これが波乱の幕開けの合図だったのかも知れません。
5人組のお客様と出船したのですが、久しぶりの超澄み潮、さらに潮は殆ど動かず船も止まったまま。
これは苦戦の予感が…。
しかし、9時過ぎになると少しずつ潮が動き始め、ポイントの中をちょっとづつ移動して探って行きます。
反応は有ってもエサ取りが少ないのが、良かったです。
その瞬間は10時過ぎに訪れました。
ミヨシでやってた少し柔らかめのショートロッドが根元からズコッ～～ン！と突き刺さりました。
周りのビシを2つ引き連れて、ドラグを出したり、巻いたりを繰り返して上がって来ました。
“うわっ！！デカい！デカいぞっ！！”
青物と思いきや、8.2kgの堂々たるマダイでした。
その余韻が少し残ってる1時間後、今度はトモの竿が突き刺さりました。
こっちもBic1かと期待したのですが、残念ながらフッキングが外れてしまいました。（＞＜）
そして、更にその１時間後、反対側のミヨシの方が目を離した時に
竿がキュンキュン引き込まれてます。
操舵席から“その竿、当たってるよぉ！”
見ていると、他の2本も同時にHit!!
みんな型揃いの2kgクラスの良型でした。
全員に顔を見ていただくまで行きませんでしたが、久々のBic1に対面させて戴きました。
先日『東京湾ではこれでやってるから！』と2号のハリスを持ち込んだお客さんがいましたが、上越の海をナメちゃいけませんね♪
