つうわけで伊藤清司『中国の神獣・悪鬼たち―山海経の世界』東方書店を読んで
菊池が気になった点、天外と関係がありそうだと思った点を書いていこうと思います。
・44ページ
長右(ちょうゆう?)という水神が紹介されています。
獣あり。その状(すがた)は禺(ぐう:猿)のごとくにして四つの耳あり。そのなは長右。
その音は吟ずるが如し。見(あらわ)るれば則ち郡県に大水あり。(南山経二の巻)
で、この「長右」は、夏王朝の王・禹(う)が洪水を治める際に退治した
「巫支キ」(ふしき。「キ」はしめすへんにおおざと。文献によっては無支キ(むしき))
と関連があるのではないか、なんでも「長右」と「巫支キ」には
「猿の姿」をした「水神・水怪」である、という共通点があり、
なにやら関連を感じさせる…というものです。
「禹」について。
yogaさんが「無禹(ムウ:多分旧天外3における敵)」と関係があるのではないか…
と言っていて興味を持つようになったのですが、調べてみると
・「史記」によると中国最初の世襲王朝「夏(か)」の創始者。
・夏王朝は遺跡などが発見されていないため、幻・伝説上の王朝と言われている。
・洪水を治めて夏の国を建て、中国全土を九つの境界に分け九州とした…という伝説が残っている。
こんな所のようです…。
確かに「無禹」とも関連があるような無いような…。
『研究序説』05ページにも「禹」は紹介されてますね。
『禹貢』も読んでみたい…。
菊池が気になった点、天外と関係がありそうだと思った点を書いていこうと思います。
・44ページ
長右(ちょうゆう?)という水神が紹介されています。
獣あり。その状(すがた)は禺(ぐう:猿)のごとくにして四つの耳あり。そのなは長右。
その音は吟ずるが如し。見(あらわ)るれば則ち郡県に大水あり。(南山経二の巻)
で、この「長右」は、夏王朝の王・禹(う)が洪水を治める際に退治した
「巫支キ」(ふしき。「キ」はしめすへんにおおざと。文献によっては無支キ(むしき))
と関連があるのではないか、なんでも「長右」と「巫支キ」には
「猿の姿」をした「水神・水怪」である、という共通点があり、
なにやら関連を感じさせる…というものです。
「禹」について。
yogaさんが「無禹(ムウ:多分旧天外3における敵)」と関係があるのではないか…
と言っていて興味を持つようになったのですが、調べてみると
・「史記」によると中国最初の世襲王朝「夏(か)」の創始者。
・夏王朝は遺跡などが発見されていないため、幻・伝説上の王朝と言われている。
・洪水を治めて夏の国を建て、中国全土を九つの境界に分け九州とした…という伝説が残っている。
こんな所のようです…。
確かに「無禹」とも関連があるような無いような…。
『研究序説』05ページにも「禹」は紹介されてますね。
『禹貢』も読んでみたい…。
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