その夜の宿、ホテルプラハでは、クリスマスパーティの真っ最中だった。チェックイン前のわずかな時間だった。興味津々だったので、階段を降りて、写真を撮った。生演奏中だった。日本でいえば宴会場か?
翌日の朝、朝食会場では、メタリカの音楽が流れていた。ちょっと、場違いなBGMではないかと感じた。このバンドのCDを持っている。しかしながら、朝食の時間に聞くと・・・・・・。朝食時間に、ロックは、どうかな。
夜は大盛り上がりの会場だった。朝は、その、後始末を、清掃労働者がやっていた。若い男性数人が休憩中なのか、たむろしていた。大声をだしていたので、その階のトイレに近づかない女性旅行者が多かった。
旅行というものは、誰しもだが、出発までの、あれやこれやが、楽しい。今回の旅行の添乗員さんも、何度か、そう言っていた。個性豊かで、かつ、経験豊富な、女子添乗員さんだった。何度か、ビールやワインを飲む姿を目撃した。酒好きでもあった。
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映画(ミッションインポッシブル)が始まってすぐに、実際のプラハの光景が現れた。見慣れた中央駅が見えた。クレムリンの映像は、もちろん、別の場所でロケをしている。こういう、内容の撮影を、ロシアが許可をする訳がない。
映像を見ての直後、そう思った。どうやら、ごく最近、訪ねた街だと、すぐ、分かった。この街は、非常に、気に入った。
庶民的な空気が満ちていた。ひとひとりが歩けるような街路が枝分かれしていた。その両側には、カフェや雑貨屋さんの看板が見えた。次は、ここだ。
その場所は、プラハであった。早速、旅行会社のホームページを見たら、ございました。ウイーンとプラハを訪ねる、個人旅行商品が。
実は、ウイーンも劣らずに行きたい街である。
今回の旅行を成功に導いた立役者のひとり。バスドライバーの、カロリーさんだ。(ブタ)ベスト在住で、ハンガリー人だ。運転は丁寧で、安全運転だった。スマートフォンとラップトップパソコンを利用されていた。
入国のウイーン国際空港から、出国の同空港までの運転だった。もちろん、超過時間運転にならぬように、夜間は、別のドライバーが担当した。
帰宅してすぐに、荷ほどき。今回の目玉土産は、時計。天星の。理由不明だが、今回は、現地の時計を買う気、満々だった。デザインが気に入っていたので。値段も買い易いし。さらに、円高だった。
次回は、プラハを、ゆっくりと、訪ねたい。プラハで、そう、思った。周りから、次はどこ?と聞かれれば、プラハと答えていた。また、機内でお隣同志だった、フランスから帰国途中のピアノ奏者の福冨さんからは、ポーランドを強く勧められた。
ウイーンも候補。