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天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

EVの次は空飛ぶ車:モビリティの未来予測

2021年12月06日 | 車・交通

(記事の要点)

  • 目標とする未来の車

  • 電気自動車の次に来るもの

  • 現実の事故と倫理的課題

  • 目指すべき未来の車

車の未来を語るとき

交通事故による死者数は減少傾向にある。しかし、重度の後遺症障害を負う被害者は依然として多く、悲惨な現実は変わらない。医療技術の進歩で命は助かるようになったが、その後の人生に深刻な影響を及ぼす事故は後を絶たない。

筆者は、車の未来に対して明確な目標を掲げている。 それは「ぶつからない車」、そして「走れば走るほど環境を浄化する車」の実現である。

 

電気自動車の次に来るもの

内燃エンジンから電気自動車(EV)への移行は、すでに現実となった。筆者は10年以上前からEVの台頭を予測していたが、その予想は的中した。

しかし、EVの時代はそれほど長く続かないだろう。次に来るのは「空を飛ぶ車」だ。 地上での完全自動運転は、インフラ整備や安全面の課題が多く、実現には時間がかかる。だが、空ならどうか。道路も信号も不要。空中に交通管制基地を設ければ、緊急時には人間が介入できる。

空飛ぶ車は、社会の共有財産(社有車)となり、個人所有は時代遅れになる。車を製造する企業も、モノではなくサービスを提供する存在へと変化していくだろう。

 

現実の事故と倫理的課題

現実には、交通事故による重度障害者が毎年生まれている。 ながらスマホによる歩行者事故、飲酒運転による悲劇――八街市の事故では、植物状態となった子供もいる。

こうした現実を前にして、筆者は改めて「ぶつからない車」の必要性を強く感じている。 空を飛ぶ車が実用化されれば、事故の構造そのものが変わる可能性がある。 ただし、騒音対策や交通法、保険制度など、課題は山積している。

 

目指すべき未来の車

筆者が目指す車の未来は明確だ。

  • ぶつからないこと

  • 走ることで環境を浄化すること(CO₂を吸収・除去)

  • 社会全体で共有されること

  • 空を飛ぶことで、地上の制約を超えること

この理想は、単なる技術革新ではない。人間の安全、倫理、そして地球環境への責任を含んだ、未来社会のビジョンである。

車は単なる移動手段ではなく、社会の在り方そのものを映す鏡になる。 その鏡に、私たちは何を映すのか――それが今、問われている。

(資料)

最大のネックはバッテリー、Uberが目指す「空飛ぶタクシー」の課題 | WIRED.jp

 

 

 

 

 

交通事故死者数は過去最少を記録だが、重度後遺症障害者数は横ばい

 

交通事故が原因で死亡しないだけで、重度の後遺症障害に苦しむ被害者が多い現実を知ってもらいたい。毎年交通事故による後遺症障害者は発生し、介護料受給資格者数は増えている。


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