Whippet Tenny

犬なのに犬でない、不思議な犬との生活です。しかしフィールドでは、短距離最速を誇ります。

テニー闘う

2006-02-05 12:26:41 | Weblog
寒い日であったが、柏の葉ドッグランへ。
遅くなって行くと、霜が溶けてドロドロになるので、早い時間に行った。
行ってみると、アイリッシュセッター君が1頭だけ。臭いをかぎあい、挨拶が
終わると、互いに干渉せず、大人しく遊んでいた。

ところが、そのセッター君がテニーに近寄って来たので、テニーが追いかけた。
セッター君はビックリし、逃げ出し、何を思ったのか、私の足の間に潜り込もうと
した。予想もしない動きだったので、足元をキレイにすくわれ、達磨落しのように
足が宙に浮き、前のめりになって、したたかに地面に叩きつけられた。

すると突然テニーが怒ったのである。セッター君を追いまわし、彼がオーナー
さんの足元に蹲って、ゴメンナサイの姿勢をしても、許さず、その周りをグルグルと
周り、吠え掛かる。普通なら、相手がゴメンナサイの姿勢をすると、臭いをかいで
おしまいなのに、許さないのだ。

最初は、何故こんなに興奮するのか、わからなくて、慌ててしまった。
大好きなオヤツを見せても、見向きもしないで、攻撃の姿勢をとっている。
怪我でもさせたら、大変だと思い、必死に捕まえようとしたが、何しろすばしっこい。
なかなか捕まらない。

そのうち、私が倒されたのを見て、興奮しているのだと判った。
そこで「テニー大丈夫だよ。ホラおいで」と、走ってその場から遠ざかったら、
やっとこっちを振り向き、嬉しそうに付いて来た。

元はと言えば、テニーが追いかけたのが原因で起こったことなので、あんまり
大きな声では言えないが、主人のトラブルを見て、それに対応しようとしたテニー
お前は、いいヤツだよ。

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